2019年4月 9日 (火)

ブログの引っ越し

ちょっと前に、ヤフーブログがなくなるとの情報があったのですが、その時は他人事だと思っていました。

ところが、このBBIQブログの閉鎖通知、それも7月末とのこと。

このブログ、個人の備忘録とは言え、自分でも結構参照しているので、とにかく引っ越しすることにしました。

引っ越し先は、BBIQが推奨している Seesaa BLOG。

「趣味汲々Ver.2」です。

当面は、引っ越し作業などで、画像のリンクなど不都合があるかもしれません。

2019年4月 8日 (月)

ガイド精度の私的調整のまとめ

先日の小石原行きでは、事前の機材調整の効果か、機材はほぼ順調に動作しましたので、ステラショット+スカイエクスプローラSEⅡについてまとめてみることにしました。

ただし、ここで書くことは、あくまで私の機材組み合わせと調整能力、主観の混じったものです。

まずは「ガイドが暴れる、ガイド精度が満足できない」現象について。

現象としては、
非常にうまく制御できている期間(±0.5px)が長続きせず、周期的にばらつきだす(±1px)、たまに、突然ばらつきが大きくなる(±2px)と言うものです。

原因究明のため、PHD2でSEⅡのピリオディックエラーのグラフを取ってみました。

Pec_01
グラフは綺麗なサインカーブにはなっていません。

ウォームギアとモータの間には3個の平ギアが組み合わされていますので、それぞれの誤差が相乗されたり相殺されたりしている結果と思われます。

このグラフを見ながら上の症状と照らし合わせてみると、
「1」の区間(相殺)・・・・・・非常にうまく制御できている期間(±0.5px)
「2」の区間(小~中相乗)・・・周期的にばらつきだす(±1px)
「3」の区間(大相乗)・・・・・突然ばらつきが大きくなる(±2px)
と言えるのではと思っています(ちょっとこじつけすぎかも)。

この結果を元にガイドグラフを見ると、どうも赤経側の修正が追いついていない感じです。

そこで、赤経側のアグレッシブネスを90%にし、さらにSEⅡの修正速度を×1.0にしたところ、なんとか許容範囲に納まるようになってきました。

4月3/4日の撮影は、ここまでの調整結果を踏まえたもので、ほぼ満足のいくガイド精度になったと思っています。
※この他、設置時のバランス、特に赤経軸周りの東側荷重(西側荷重にしない)を慎重にやるようにしました。


ステラショットは国産の精度のいい赤道儀を前提にしているのか、どうも修正がおとなしいみたいです。

ステラショットのガイドパラメータの変更で改善できるのかもしれませんが、どれを変えたらいいのかわかりません。

これに対してPHD2のほうは、ほとんどデフォルト値で押さえ込んでくれる感じです。

SEⅡ赤道儀は、平ギア3枚とウォームギアの組み合わせですので、これらのエラーが相殺されている時は結構おとなしいのですが、重なり合うと結構暴れますので、これをガイドするのはPHD2の方が向いている感じです。

ちなみに調整後のガイド精度は(f=240mm + QHY5L-M)、
ステラショット・・・・±3秒
PHD2・・・・・・・・±2秒
といったところで、設定値(ほぼデフォルト値)をあまり気にせずとも安定したガイドをしてくれるPHD2のほうが安定感がある感じです。

こうゆうことを考えるときにはステラショットにもガイドログがあると助かるのですが・・・。


次は、PCの応答が遅い/ステラショットが突然終了する現象について

PCの応答が遅いのは、以前にWindowsのアップデートが影響しているのでは、と書きましたが、それ以外にもやはりスティックコンピュータの能力不足が根本にある見たいです。

そこで、リビングのTVに繋いでネット動画を見るために買っていた、ちょっと能力が上のミニPCに乗せ換えてみました。

ミニPCの諸元は、
CPU Intel Celeron J1900
メモリー 8GB
ストレージ SSD 240GB
重量 1kg
※スティックコンピュータとの乗せ換えも考えて機種選定したもので、COMポートがあり、赤道儀との通信にUSBシリアル変換器が不要。
※有線LAN(ミニPC→ルータ間、ルータ→タブレットパソコンはWifi)を使うことにしましたのでWifiは基盤から撤去。

スティックコンピュータに比べて結構重いのですが、なんとかガイド鏡横にマジックテープで張り付けています。

Dsc_0340

Dsc_0341
※COMポートがあることが選定の理由の一つ(USBシリアル変換アダプタなしですっきり)

やはりスティックコンピュータでは荷が重かったみたいで、結構キビキビ動くようになりましたし、TabletPCでは動かなかったPHD2+DigiCamControlも動くようになりました。

今度の撮影行でも、順調に動いてくれていましたので、ステラショットの突然死も解決かと期待したのですが、夜半すぎに発生、残念ながらこれは改善していません。


次回の撮影では、動くようになったPHD2+DigiCamControlを使ってみたいと思っています。


2019年4月 5日 (金)

4月の撮影行(1) はまだまだ寒かった・・・M63(ひまわり銀河)

4月3/4日は、GPV予報はまずまず、星空指数100ということで、いつもの小石原焼伝統工芸館駐車場へ。

この日は別の用事を済ませて、いつもより早く到着、余裕を持って設営開始です。

駐車場の周りには桜の木があるのですが、さすがに山の上、下界はほぼ満開なのにやっと7分咲きていどです。

設営を終了したころ、C14の常連さんが来場、このほか1組が遅めの来場されました。

私以外は夜半過ぎには撤収されましたので、薄明を迎えた時は私一人でした。

4月とはいえ、まだまだ寒く、夜半には氷点下、空気が乾燥していたので3月の時ほど霜が白くびっしりと凍りつくことはありませんでしたが、結構な寒さでした。

前回から使っている無線遠隔操作システムのおかげで、ほぼ車内にいましたし、ホッカイロと電熱線入りチョッキもあって凍えなくてすみました。

さて、肝心の撮影は、この時期、系外銀河が多く小さい対象ですので、前回と同様、FSQ85はお休み、BKP150+TC16A+D810A(DXモード)での撮影です。

まずは、この日、最後の撮影対象、M63(ひまわり銀河)です。

M6301_600
【撮影データ】
2019年4月4日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + TC16A(×1.6テレコンバーター)
Nikon D810A(DXモード)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 720秒×14枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット後、CaptureNX2で画像調整
画像をクリックで1/2縮小画

トリミング無しでの画像で、このくらいの大きさで写ります。

渦巻きの特徴や下半分にかかる暗黒帯も見えて、意外に写るものだと感心しています。

また、この銀河の特徴の一つ、右側輝星の右にある「ハ」の字もなんとか写ってします。

ただ、残念ながら周辺を強調するあまり、中心部は飛んでしまいました。

いつもの露出設定、ISO3200、露出480秒ではヒストグラムの真ん中よりやや左寄りでしたし、D810Aだとダークノイズが目立たないので、720秒まで露出を伸ばしてみたのもよかった見たいです(これでもヒストグラムは真ん中からほんのわずかに右側にくるだけですが)。

やはり、小さい対象をBKP150+TC16Aで撮るときは、D7100(改)よりD810AをDXモードで使った方が断然よさそうです。

中央部をトリミングしてものを載せてみました

M6301pa_600
画像をクリックすると、オリジナルサイズで見れます。

この日は、事前の調整がうまくいったみたいで、ガイドも比較的安定してあまりドタバタせずに予定した4対象の内3対象を撮影できました。

2019年3月22日 (金)

3月の撮影行は不完全燃焼(4) M81/82

3月8/9日の撮影、残り2対象を撮影したのですが、最後の対象は薄雲の通過やガイド不調でまともなフレームは1枚だけと言う残念な結果。

何とかなったのは2対象目のM81/82でした。

M818202_600
【撮影データ】
2019年3月8日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + TC16A(×1.6テレコンバーター)
Nikon D810A(DXモード)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 480秒×5枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット後、FlatAide Proでさらにフラット補正
CaptureNX2で画像調整
画像をクリックで1/2縮小画

とは言っても、この対象の撮影を始めて5枚目くらいにD810AのDXモードを使うことにしたので、もともと枚数が少なくなったうえに、ガイドエラーもあり、何とか使えたのが5枚だけでした。

ちょうど1年前に同じ対象を撮っているのですが、その時はISO2500、360秒露出での撮影でした。

D7100ではISO3200や480秒露出ではダークノイズが多くて使い物にならない感じでしたので、D810Aの方がやはり有利みたいです。

この対象は3回目になりますが、まだまだです。

2019年3月17日 (日)

3月の撮影行は不完全燃焼(3) NGC2359(トールの兜星雲)

3月8/9日の撮影では、前に書いたように機材がイマイチで、中途半端な撮影ばかりだったのですが、なんとか画像処理してみたのの1つが、NGC2359(トールの兜星雲)です。

Ngc235902_600
【撮影データ】
2019年3月8日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + TC16A(×1.6テレコンバーター)
Nikon D810A(FXモード)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 480秒×15枚
SI8でダーク補正+コンポジット後、FlatAide Proでフラット補正
CaptureNX2で画像調整(3/4トリミングあり)
画像をクリックで1/2縮小画

この日最初に撮った対象で、この時はD810Aをフルサイズモード(FXモード)で使いましたので、通常のフラット処理をせず、先にコンポジットした後、トリミングした後、新たに導入したFlatAide Proでフラット処理しました。

画像はガイド精度が悪くて、星像が太ってしまい、なおかつ天の川の微光星が多い場所てすので雑然としたものになってしまいトールの兜星雲が目立たなくなってしまいました。

ちょっと神秘的な色なんで好きな対象なんですが、なかなかうまく撮れません。

2019年3月14日 (木)

3月の撮影行は不完全燃焼(2) M101(回転花火銀河)

3月8/9日の小石原行きは、予想に反して天候には恵まれたものの、機材の調子がイマイチで満足した成果は上げられませんでした。

今回の撮影では、対象が銀河中心で小さいものばかりでしたので、BKP150にTC16A(1.6倍テレコンバーター)をつけ、f=1,200mmにD7100(改)で撮影することにしていました。

でも、直前になって、D810Aがお休みになるのはもったいないと思い、D810Aで撮影してトリミングすれば、ダークノイズ的には有利だしと思いつきました。

現地で、撮影を始めてみると、BKP150+TC16Aではイメージサークル的に全く不足で(下の写真)

20190308_16558

これだとフラット補正もままならない感じです。

そこで、思い出したのが、D810Aの撮像範囲をDXモードで使うこと。

これだとAPS-Cサイズで4,800×3,200ピクセルのカメラになります。

D7100の6,000×4,000に比べるとチョット画素数が少ないですが、ダークノイズは格段に少なくなるはずです。

これはうまくいきました。

この日なんとかまともに撮れたM101です。

M101_02_600


【撮影データ】
2019年3月9日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + TC16A(×1.6テレコンバーター)
Nikon D810A
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 480秒×13枚
SI8でダーク/ラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整(3/4トリミングあり)

比較に以前D7100(改)で撮ったのを載せておきます。

M101_01c_600
ISO2500 360sec×15枚

縮小画で分かりにくいですが、D7100(改)の方はダークノイズが補正しきれず、色むらが激しいのに対して、D810Aはほとんど目立ちません。

解像感もD810Aの方が良く、これからの小さい対象はこの組み合わせでやりたいと思っています。

2019年3月10日 (日)

2カ月ぶりの小石原行きは不完全燃焼

2月の新月期はお休みとなり、3月8/9に2カ月ぶりにいつもの小石原焼伝統産業会館駐車場へ行ってきました。

事前のGVP予報では夜半過ぎから曇りだったので、遠隔操作機材のテストができればと、夜半過ぎに撤収となることも覚悟して出かけました。

結果は、途中薄雲が流れることはありましたが、ほぼ明け方まで撮影できました。

遠隔操作機材は、前回書いたように望遠鏡側にスティックコンピュータ、無線LANでWindowsTabletと繋ぎ、リモートディスクトップ接続で動かすものです。

スティックコンピュータは100円ショップで買ったケースに入れて、ガイド鏡の横っ腹にマジックテープで固定しました。

Dsc_0330

Dsc_0331
ちょっとコード類がごちゃごちゃしている感じですが、ガイド鏡に固定した部分が多く、BKP150とFSQ85どちらにも付くので、以前に比べてコード類の取りまわしは楽になっています。

肝心の遠隔操作機材の現地テストの方は、比較的スムースに動き出したのですが、途中からガイド信号に反応しない状態が時々現れるようになり、うまくいかなくなってしまいました。

今までになかったような現象で原因がわかりません。ガイドケーブルの指し直しやクランプ類の締め直しなどやってみましたが状況は改善しません。

ふと思いついて、スマートフォン+Bluetoothイアフォンで音楽を聞いていたので、ひょっとするとこれが干渉?、でBluetoothを切ってみました。

すると、その後は前記の症状が発生しませんでした。

時間がなかったので、ほんとうにそうなのかBluetoothを入れての再現実験はしていませんので、なんとも言えませんが、無線LAN、無線マウス、Bluetoothとみな2.5GHz付近の電波を使っていますので、なにか影響があるのかもしれません。

今回は、BKP150のみでしたので、星景タイムラスプ撮影に挑戦してみました。

 
昇る天の川

Nikon D610+AF-S Nikkor 14-24mm f2.8G(16mm/f3.5)
露出15sec 撮影間隔60sec 180枚をSiriusComp64で動画化
明け方は氷点下5度までさがりましたが、さそり座を先頭に夏の星座、天の川が登ってきます。

2019年2月19日 (火)

撮影の無線遠隔操作計画(リモートディスクトップ版)

2月の新月期は予想どおり遠征にはいけず、モチベーションもさがりっぱなしで、こうゆう時には色々と考えて無駄な出費をしてしまいがちなのです。

案の定、前回のブログで無線遠隔操作を実現するためUSBデバイスサーバーを使ってやってみたのですが、試験中に感じた画像転送の遅さの他にガイド応答が遅れぎみなのが気になって、一度も実践投入しないままシステムの変更です。

やはり応答速度を維持するためには、リモートディスクトップの方が有利ではないかと言うことで、小型パソコンを物色、スティックPCなるものを見つけ、その小ささに気をとられて購入です。

Compute Stick M1S
Intel Atom x5-Z8350
メモリ 4BG
ストレージ 64GB
OS Windows 10 Home
124×37×12mm
重量 63g
Amasonで20,000円のものです。

性能的には今使っているWindows Tabletと同じ仕様なので、なんとか使える感じです。

一つ引っかかったのがWindows10 Homeではリモートディスクトップのホストにはなれないと言うこと。

ただ、フリーソフトのRDP Wrapperを使えば可能と一応は下調べてはいました。

届いたものを手にとってみると頼りないくらい小さく、軽いPCです。

まずは、LAN環境の設定です。

現地では、ポケットルータを介して2台のパソコンを繋げるだけですから、設定を気にする必要もないのですが、自宅でPCの調整やなんかをするとなるとインターネットと繋いだ環境も必要です。

そこで、ポケットルータをアクセスポイントモードでの動作にし、ポケットルータとこれに繋ぐPCは固定IPとしました。

これで、自宅LANに有線コードでポケットルータを接続すればインターネットへ接続でき、現地でもそのままリモートディスクトップが繋がる環境が設定できました。

次は、RDP Wrapperをインストールして、リモートディスクトップ接続です。

これもあっさり繋がって、めでたしめでたしだったのですが、しばらくしてWindows10の更新が終わると繋がらなくなってしまいました。

RDP Wrapperが動かない。

調べてみると、Windows10のアップデートで度々動かなくなるとのこと、OSのビルド番号に対応して設定ファイルに追加情報を入れなければならないことが判明、一件落着かと思ったら、これをやっても一向に繋がりません。

試行錯誤、Webでの検索をやっていたら、「設定ファイル」の記述の最後に空行が必要との記述を英語のサイトで発見、設定ファイルの最終行に空行を入れたら、あっさり接続できました。

元来英語が苦手な私としては英語の記述を当たりながらで、ほとほと疲れました。

Windowsのアップデートの度に設定ファイルのパッチが必要では、今後のことを考えると頼りない感じです。

そこで、いっそのことWindows10ProへアップグレードしようかとAmasonなんかを調べていたら、超格安でプロダクトキーが入手可能なことを発見、半信半疑ながら安かったのでだまされ覚悟で入手、結果は拍子抜けするほど簡単にProへのアップグレードが完了、ライセンス認証も通ってしまいました。

次はこれら実装です。

PCなど夜露にさらしたくない、でも起動中は結構熱を持つので結露の心配はしなくてもいいとは思うのですが、一応ケースに入れておくことにしました(横には排気穴とケーブル用穴を空けているのでスカスカですが)。

これをガイド鏡の横っ腹にマジックテープで固定しています。

これで、SEIIに乗せる鏡筒、FSQ85、BKP150のどちらにも対応できるようになっています。

Dsc_0328

Dsc_0329
これで、カメラ、赤道儀、ガイドカメラ、ヒータをつないでテストしてみたところ、バッテリーについている電力表示によれば全体の消費電力は20W以下ですので、500Whのバッテリーで一晩十分にもちそうです。

テストの結果も画像保存などWindows Tabletで直接操作しているときと同程度で、ストレスなくやれそうです。

このあと3月の新月期前に庭先で最終テストをやって実戦投入するつもりです。

2019年1月30日 (水)

撮影の無線遠隔操作計画

もうすぐ2月の新月期ですが、いつもの小石原は、嘉麻峠が雪規制になる日も出てきて、でかけれるかどうか微妙な状況です。

それでと言うわけでもないですが、こういった時期になると機材の改造とか、追加とか色々とやってみたくなるものです。

今回は・・・。

ステラショットでの導入、撮影をやってみると、他の方がやっている無線LANによる遠隔操作をやってみたくなりました。

冬場の撮影は結構寒さがつらいですから車の中から操作できるのもよさそうです。

遠隔操作の方法としては、Windowsのリモートディスクトップを使う方法やUSBデバイスサーバーによる方法があるみたいですが、USBデバイスサーバーを使うやり方を選んでみました。

キーになるのは、USBデバイスサーバーで、昔はいくつかのメーカーから出てみたいですが、今はSILEXというメーカーの製品だけみたいです。

いくつかの機種がありますが選択したのはDS-520AN、無線LAN対応のものとしました。

Dsc_0320_2
左がデバイスサーバー(DS-520AN)、右は組み合わせる無線ルーター

※無線ルーター
このルーターの選択にも結構迷いました。
と言うのもこうした小さいサイズの所謂ポケットルーターは、ホテルなんかの有線LANしかないところで使うため、ルーターとしての機能が省略されて、DHCPサーバー機能がないものもあるみたいだからです。
幸い、この超小型無線ルーターは、DHCPサーバー機能があったので、固定IP設定とかせずに済みました。

このデバイスサーバー、USB機器をLAN経由で操作できますので、USBハブを介して、赤道儀、ガイドカメラ、撮影カメラの3台を接続、無線LAN接続で無線ルーターを経由して、パソコンと接続しました。

USB機器の接続にはSX Virtual Linkと言う専用のソフトを使います。

そのソフトの画面です。

Sxlink

このソフト、良くできていて、この画面で接続すれば、操作しているパソコンにUSBを繋いでいるのと全く同様にUSB機器を使えます。

実際にステラショットで使って見ました。

ほとんど支障なく動きます(唯一、赤道儀のデバイスサーバー上での切断がうまくいきませんが、実用上問題なしです)。

ただ、カメラの画像転送に結構な時間がかかってしまうみたいで、その間、次の撮影に入れませんので、撮影間隔が1分程度開いてしまうのが玉にキズですが、撮影間隔を開けて、ダークノイズ対策と考えれば許容範囲でしょう(この問題もステラショットでデータ転送の有無が指定できればなくなるのですが)。

デバイスサーバーを望遠鏡に乗せ、コード類の引き出しが減らせましたので、併せて電源コードの集約もしました。
赤道儀・・・・・・・・・・・12V
ガイドスコープヒーター・・・5V
デバイスサーバー・・・・・・5V
撮影カメラ・・・・・・・・・9V
これらをまかなうため、12Vの分岐プラグボックスを作成、5V、9VのDC-DC降圧変換器を付けて供給することにしました。

これらのDC-DC変換器、2~3A電流であれば中華製で小さく、安いのが手に入るようになったので、使わせてもらっています。

これで、ニワトリならこたつでぬくぬくと操作できるのですが、如何せん光害バリバリで、撮影にならないのが残念です。

Dsc_0324

磁石付きフックなどを利用して載せてみましたが、すっきりせず、まだ工夫が必要みたいです。

2019年1月13日 (日)

1月の撮影行(3) トラブル編

新年開けて最初の小石原行きは、願ってもない良い空だったのですが、トラブルやミスでほとんど撮影できなかったのは前に書いたとおりですが、その実態を書いて置きます。

(1)Windows Tabletの不調

機材をセットし、SEII赤道儀のアライメントも完了、撮影に向けてピント調整のためWindowsTabletを起動したところ、更新を構成していますのメッセージが出て、中々進まず、挙げ句は更新の構成に失敗しましたとの表示、元に戻しますとのメッセージが出たまま、結構な時間がかかってやっと起動できましたが、いやな予感です。

案の定、ステラショットを起動すると中々画面が出ず、やっと出てきても動きがとても遅くて操作できません。

前回と同じ症状です。

ここで、 前回の経験からWindowsTabletをあきらめ、予備と言うかFSQ85用のLet's Noteへ切り換えました。

ところが、補正導入の時の画像読み込みでバングアップを繰り返します。

結局、ステラショットで導入、修正は星図上で当たりを付けて導入を繰り返すことで対処。

もう一台のLet's Noteは持ってきていませんでしたので、使えるパソコンが1台となり、FSQ85はおやすみとなってしまいました。

<WindowsTabletのOS更新についての問題>

ネットワーク環境の無い遠征地で電源を入れて更新の構成が実行されるときになんらかの不都合が発生しているのではないかと疑っています。

OSの更新を止めれればいいのですが、Windows10 Homeでは更新を止める手段がないので(関連するサービスを止めることで可能ですが)どうしたものかと思案したのですが、次の方法で対処して見ることにしました。

・遠征前に自宅で即時更新を「最新です」との表示が出るまで実行。
・その後、Wifiを切断(自動接続をしないように設定)、電源を落として状態で遠征に持っていく。

と言うものです。これでうまくいくかどうかわかりませんが、試してみたいと思います。

Windows10 Proだと35日間更新を止めることができるみたいですが、Windows10になっていつも更新しているみたいで、パソコンが自分が使う時間より、更新のために動いている時間の方が長い感じがして変な感じです。

(2)保存形式のミス

RAWで保存すべきところJpeg形式になってしまった撮影対象が2つ、一応コンポジットしてみましたが、なんとも残念な結果です。

New2トールの兜

New2_01M81/82

Jpeg保存でしたので、ダーク補正ができず、D7100の変な位置に(画面左下)ノイズが出ているのがそのままになっています。

構図はバッチリ決まり、空の状態もよかったのに・・・・。

原因は、ステラショットでjpegだけの設定になっていたので、ステラショットで導入して、カメラを接続、補正導入ができず、DigiCamControlに切り換えたのですが、ステラショットでカメラ側の保存形式が変更になっていることに気づかずそのまま撮影したためです。

やはり、ひとつひとつ確実に確認して撮影することが大事だとつくづく感じています。

Let's Noteでステラショットの補正導入ができなかった件は、ステラショットを再インストールしてみたのですが、まだ実機での試験ができておらす未解決です。