2017年7月18日 (火)

5年前の星野村につづき今度は東峰村で

今月初めの九州北部集中豪雨では、遠征地の東峰村~朝倉市杷木で大きな被害が報じられ、5年前の星野村の集中豪雨被害に続き、星見に行く先での大きな災害の発生が続くことに心が痛みます。
年取った身としてはボランティアへともいかず、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに早い復興を祈念することしかできません。
現在、小石原焼伝統産業会館は、国道211号線の嘉麻峠越えでは入れるみたいですが、小石原地区の災害ボランティアセンターになっているみたいですので、当分の間は遠征はとりやめです。

さて、懸案だった遠征時の電源、少しずつ強化してきたのですが、容量不足解消には至らない内に28Ahの鉛バッテリーがへたり気味で、またまたバッテリーの選択を迫られていました。
そこで、今回、これらを一挙に解消すべく、新たに買ったのがこれ。

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ANKER PowerHouse 434Wh DC OUTPUT 12V/10A AC110V 120W

圧倒的な容量ですが、重量は4.2kg!!と体にやさしいです。・・・鉛バッテリー45Ahの半分以下。
これに狙いを付けていたのですが、5万円弱の値段に躊躇していました。
ところが、Amazonのセールでなんと12,000円引き・・・速攻でポチリです。
DC12V OUTがシガーソケットしかありませんので、分岐端子が必要です。

試しに、パソコン、赤道儀を繋いで約1時間土星/木星の撮影をしましたが、数%の消費量でした。

これをメインに手持ちの鉛バッテリー45Ahとの2台体制で、不安は解消できると期待しています。

2017年7月 2日 (日)

神代植物公園に行ってきました

調布へ引っ越してきて以降、あまり出歩かなくなっていたのですが、運動不足を意識するようになっていたので、近くにある「神代植物公園」へ行ってきました。

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以前良く行っていた新宿御苑に似た雰囲気のある公園で、武蔵野の森を切り取ったような散策路もあって、なかなか雰囲気のある公園でした。

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広いバラ園もあり、時期は過ぎていましたが、バラのシーズンは見応えのある場所だと思われます。

残念ながら、秋を含めいいシーズンに行く機会はもうないのが残念です。

2017年6月29日 (木)

引退後に備えて

今の予定では今年10月一杯で仕事を辞めて、引退後の生活に入る予定です。

そこで、その準備(?)の一環として、実家の畑で家庭菜園を始めました。

手始めは、まだ、引退していませんので、手間がかからない「じゃがいも」を3月に、「落花生・さつま芋・とうもろこし」を5月の連休に植えました。

約60坪の畑ですので、まだまだ自家消費には十分な広さがありますから、「毎日が日曜日状態」になったらレパートリーを増やしていきたいところです。

5月7日、「落花生・さつま芋・とうもろこし」の植え付け完了時の写真

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落花生・・・・・種
さつまいも・・・苗(茎)
とうもろこし・・苗
での植え付けです。

で、これがその後の経過。

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6月23日現在の畑です。

じゃがいもは失敗。

生育が思わしくなく、小さい芋しか採れませんでした。

原因として思いつくのは、
・植えた時期が遅かったこと。
・植える前の芽出しが不十分だったこと。
・種芋を小さく分けすぎたこと。
ではないかと思っています。

その他のとうもろこし、さつまいも、落花生は、5月~6月の雨がすくなかったですが、今のところ順調みたいです。

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トウモロコシは、もう実を付けています。

トウモロコシの実欠きをしました。
一番上の1つか2つを残して、それより下に付いた実はもぎ取ってしまいました。

早いものは穂先が枯れ始めていますので、収穫も近そうです。

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落花生は追肥と土寄せをしました。

それと、後から知ったのですが、落花生の種は湿気に弱く、発芽時に水分が多いと腐るそうです。

ですから、水分管理がやりやすいポットでの育苗の方が良いとのことでした(NHK教育 趣味の園芸 野菜の時間 から)。

2017年6月18日 (日)

いいものが売られていました(MCDC2用リモートケーブル)

先月の遠征で、リモートケーブルのコネクタを壊したことを書きましたが、このコネクタ、ニコン独特の形状で、今まではリモートスイッチを買って、ケーブルを切断し、Φ2.5mmミニステレオジャックを付けて自作していました。

今回、壊したので、新たに作ろうかと思ったのですが、スイッチ本体を無駄にしてしまうことを考えて躊躇していました。

ところが、何実にアマゾンのサイトで検索したところ、Φ2.5mmミニステレオジャック付きのケーブルだけ売っているではないですか。

Dscn0081

値段も600円と安く、予備を含めて2個買ってしましました。

以前、2.5mmミニステレオジャック付きのリモートスイッチ(1,700円)を買った時に、ケーブルだけ売ってくれればいいのにと書いた、まさにそのものの製品です。

最近は、リモートコントローラがミニステレオジャックでケーブルと接続する製品が増えてきているので、こんな製品が売られるようになったのでしょう。

2.5mmミニステレオジャックを接続に使っている私にとっては、待ってましたの製品です。

2017年6月 9日 (金)

木星の拡大撮影のつづきと近所の蛍

遠征明けの5月28日は、庭撮りで木星の拡大撮影をしました。

前回までの撮影でなんとか絵になった感じですが、大赤斑が写っていないのでなんかアクセントがありません。

なんとか、大赤斑を写したいと、予報サイトで調べ、大赤斑が見えているのが19時~21時頃だということで撮影に挑戦したのですが・・・。

撮影準備中に犬の散歩から帰って来た息子が、蛍が飛んでいるよ、結構多くて見物人が出でいるくらいだと言うので、準備を中断し、蛍見物へ。

家から数十mの農業用水路に結構な数の蛍が飛んでいるのを見て、慌ててカメラを取りに帰り、撮影もしました(写真データの転送忘れで、手元にないためアップできず)。

今の自宅は、30年以上前に開発された住宅団地なのですが、その外れで、家1戸先には田んぼが広がっているようなところです。

引っ越してきた頃(11年ほど前)には、たまに数匹が見れる程度だったのですが、今年は地元の方で幼虫の放流をされたみたいで、結構な数が神秘的な黄緑色の光を点滅させながら飛んでいるのを堪能できました。

この話を聞いて、次の日、孫達が見物に泊まりに来たときは、自宅の庭先にも1匹飛んできたそうです。

この中断で、結果的に木星の撮影を開始したのが21時頃となってしまい、ごらんのように大赤斑は写っていません。

それと、今回は接眼レンズをOr14mm(新たに調達したもの)→K20mm(SP赤道儀入手の際についていたビクセン100mm反射の付属品)に替えたのですが、どうもOr14mmの方が若干ですが解像度は良さそうです。

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【撮影データ】
2017年5月28日 20時51分
BKP150+K20mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 1000フレーム
Registax6で250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

2017年6月 4日 (日)

5月27日遠征 干潟・三裂星雲

今回の遠征のメイン対象の干潟星雲・三裂星雲です。

実は、この画角を導入する際にも問題が発生。

アンタレスを基準星にして導入したのですが、移動量の表示がなにか変、赤緯移動量が異様に大きく計算されている。

案の定、導入動作では、まともな位置にとまりませんでした。

幸い、この対象は明るくφ30mmのファインダーでも導入できましたので、事なきを得ましたが。 どうも、コントローラの計算ルーチンにまだバグが有りそうです。

M820800

【撮影データ】
2017年05月28日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 + コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒×20枚(20/20枚)
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転、トリミング

【オリジナルの1/2画像はここ】

明るい干潟星雲ですが、なんとか白つぶれは少なく仕上げることが出来ているのでは、と思っています。

これもフルサイズ機D610の階調の大きさの恩恵ですかね。

前回、コントローラトラブルで不調だったガイドは順調で、5分露出の打率も20/20枚と好結果でした。

ただ、画像をチェックすると、周辺の収差が激しくV字型の星像になってしましていますし、光条が二重になってしまっています。

斜鏡スパイダー改造後の光軸調整がイマイチなのかもしれません。

要チェックです。

これでは斜鏡スパイダー改造の効果も判定できません。

ただ、フラット画像での等光度曲線をみると、偏芯は改善しているのではないかと思います。

1月2日撮影のフラット画像

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5/28撮影のフラット画像

5_01

2017年6月 3日 (土)

QHY5P-IICでのPHD2ガイディングの試行錯誤

QHY5P-IIC + PHD2ガイディングがうまくいかない、安定動作しないと言う話を前にしていましたが、あらためて調べ直した結果をまとめてみました。

<PHD2 Ver. 2.6.3>
・QHY5P-IIドライバーはない。
・WDMドライバーを選択、画像の調整が難しい。
・ASCOM_USBIO経由で可。

<PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test>
・QHY製カメラを自動認識する。
・画像取得は問題なし
・on Cameraではガイド信号の極性が違いガイドできず。 ASCOM_USBIO経由で可

<天文ハウスTOMITAの付属マニュアルの組合せ>
・QHY5IIDriver ・QHYCCDASCOM-Capture-StarSenseSci-V0.1.50.1
・QHYCCDASCOM-Guide-StarSenseSci-V0.1.50.1 を導入。
・ガイドはonCamera 又は、ASCOM_USBIO経由

※もともとガイド用カメラではないので、ガイドに関するマニュアルはほとんど読んでいなかったのがいけなかったと反省しています。

と言うことで、5月27日の遠征では、付属マニュアルの組合せで試してみました。

カメラ・・・QHYCCDASCOM-Guide-StarSenseSci-V0.1.50.1
ガイド・・・on Camera

キャリブレーション、ガイドともうまくいって、300mmでの打率も20/20でなにも問題ないのですが、PHD2の星のプロファイルグラフが鋭いピーク型にならず、ガイド中もスターロスト警告が出るなど、なんかしっくりしません。

PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test + ASCOM USBIOの方が良さそうですが、さらに色々試す必要があると思っています。

取り敢えず、27日の遠征でカメラレンズ300mmで撮影したアンタレス付近です。

Sasori800

【撮影データ】
2017年05月27日 小石原焼伝統産業会館
Nikon D5000(改) + Ai Nikkor 300mm F4.5 
SP赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor 135mm F2.8 ガイド鏡 + QHY5P-IIC + PHD2 Guiding
F5.6 ISO 2000 露出300秒×20枚(20/20枚) 

SI7でダーク補正後コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転

D7100(改)で撮影したものとD5000(改)でのものとを画像処理していると、やはりD5000(改)の方が荒れが多そうです。
D7100(改)はレス改造ですのでカメラレンズでの撮影では、新たにフィルターが必要ですが、手に入れたらD5000(改)は予備機扱いとなりそうです。

2017年5月31日 (水)

5月27日の小石原行は申し分ない天気だったのですが・・・

先週末の帰省時は天候に恵まれ、いつもの小石原焼伝統産業会館へ遠征です。

新月期で帰省と合った上に金土日と連日の晴天と最近にはない幸運な週末でした。

また、この日は、珍しく奥様が同行するといったので、初めての夫婦揃っての小石原遠征となりました。

途中で食事を済ませ19時前に現地到着したのですが、既に4~5人が設営完了状態で、その後も続々と言う感じで結構な人数になりました。

でも夜半で帰られた方もあり、私の撤収(5時)が最後の一人でした。

20170528_235_2

今回の撮影目標は、BKP150でのM104ソンブレロ銀河 → M13球状星団 → M8,20干潟、三裂星雲 → M17わし星雲の4対象。

カメラレンズ180/300mmでのマルカリアンチェーン → アンタレス付近 → M8,20 → M16,17の4対象を計画していました。

いつものごとく、性懲りもなく、いくつもの「やらかし」の結果、撮影出来たのは半分以下となってしまいました。

やらかし - 1
薄暮時、北極星がよく見えていない頃に極軸を設定、撮影のためのPHD2のキャリブレーションを始めると、うまくいかない。
またまた、コントローラの動作不良かと、一瞬どきっとしたのですが、夜空を見あげてみれば、極軸はあさっての方向を向いています。
慣れた場所のはずが、思い込みによる勘違いで、初歩的なミス、なんとも恥ずかしいかぎりです。

セットのやり直しに時間を取られ、カメラレンズの方はマルカリアンチェーンを飛ばして撮影開始です。

やらかし - 2
BKP150でのM104の撮影開始。
小さい対象向けに1.6倍テレコンバータ + D7100(改)と初めての組合せです。
D7100改造の際にいろいろあって、SDカードが挿入できなくなってしまいましたので、digiCamControlを使い、画像はパソコン保管です。
順調に撮影できたはずでずが、なにか違和感・・・・・・。
いくらパソコン内部を探しても撮影したはずのデータが見つかりません。
原因は、前回設定時(テスト)にパソコンのSDカードを保存先にしていたのですが、今回はSDカードを差していなかったので、保存先は継承されたものの保存エラーとなっていることに気づかなかったためでした。

これで、またまた、貴重な1時間を浪費してしまいました。

やらかし - 3
カメラレンズ(300mm)でのアンタレス付近の撮影を撮影を開始しようとしたら、カメラが無反応・・・・ バッテリー切れかと思いきや、なんとリモートケーブルの差し込み口が破損、幸いもう1本あったので、これと交換して撮影開始です。
多分、設定中に引っかけて無理な力がかかったためと思いますが、これで同様の破損は2本目です。

やらかし - 4
今回のメインのM8,20はBKP150+D610で画角一杯を使うつもりでしたので、M13撮影終了後、カメラのセットを変更したところで愕然。
リモートケーブルが1本になってしまっており、コントローラでのシャッターコントロールができません。
digiCamControlを使ってパソコンでと思ったのですが、D610用のUSBケーブルを持ってきていません。
さらには、こうしたトラブル用にとタイマーリモコンも用意していたのですが、久々の使用で設定のやり方を忘れてしましてあり何の役にも立ちませんでした。

結局カメラレンズでの以後の撮影を断念する結果となってしまいました。

USBケーブルの組合せは
ガイドカメラ・・ USB B
D5000,D7100・・・USB mini 8ピン 平型 → Nikonが使っている一般的でない形状
D610・・・・・・ USB mini 5ピン → 一般的形状
スマホ・・・・・ USB micro
Nikon製品以外にはあまり使われていない、mini8ピン平型だけは忘れないように気をつけていたのですが、自宅には何本もある一般的なmini5ピンがどこを探しても入っていませんでした。

それ以外のケーブルはどれも2本以上入っていたのですが・・・・・・・。

20170528m1301_2

【撮影データ】
2017年05月27日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 + TC-16A コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D7100(自作レス改造)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2000 露出300秒×10枚 (打率10/15)
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転、トリミング

【6000→2445へのトリミング画像はここ】

球状星団の粒立ち感に注意したつもりです。

昼間は30度近い気温でしたが、小石原はさすがに山の中、夜中には8度まで低下し、心配したD7100の暗ノイズも気になるほどではありませんでした。

星雲等を撮るまでは評価できませんが、この画像を見る限り、D5000よりはだいぶ良さそうです。

2017年5月12日 (金)

ゴールデンウィークは"どたばた"

4/29~5/7の9日間の休みを取得、天候に恵まれることを願って心待ちにしていたのですが、結果は・・・・・。

タイトルどおりの残念な結果となってしまいました。

ことのはじまりは、 29日午前中に用事をすませ、午後からは光軸調整等を行い、万全を期していつもの場所へ出撃です。

ところが、D7100用のUSBケーブルを忘れたことがケチのつきはじめで、早々に設営を終わって、月没までの時間に試写を始めると、PHDガイディングのキャリブレーションでRA-E側への修正が全く動作していません。

原因不明で、GPD+BKPでの撮影を諦め、SP+望遠レンズだけでの撮影でもと思ったのですが、ガイドカメラで星が撮影できません。

なえた心では、なかなかうまくいきません。

結局あきらめて、雲一つない星空のもと、遠征を始めて、初の無収穫撤収となってしまいました。

整理できた症状は、
赤経、赤緯とも手動ボタンでは正常に動作するが、PHDガイディングでは、ON-Camera、USB-IO経由とも東側への修正ができない。
と言うものです。

帰宅後、コントローラ本体の内部配線をチェックした結果、ガイド端子への接続ピンがうまく固定されていなことが判明、固定をやり直したところ、一時は復旧したものの、再度同じ症状が発生。

念のためと接続ケーブル(カメラ付属品)を取り替えたところ、正常に動作、結局最大の原因はケーブルだったみたいです。

その後、月/木星だけでも撮影しようと庭に設置すると、またまた不調。

赤経側が動きません→追尾しないのです。

でも手動ボタンではチャント動くきます。 原因が思い至らず、暗澹たる思いでコントローラ内部を点検すると、追尾駆動時に駆動パルスを発生しているPIC12F629がソケットから浮いた状態でした。

念のためと思ってソケットに押し込みなおして判明しました。

このコントローラを完成後は、動作不良がなかったので慌てましたが、いずれも単純な接触不良が原因でした。

そうこうする内に、月は満ち、天気には恵まれず、結局3日/6日に月と木星の拡大撮影でお茶を濁したしだいです。

001_stitch【撮影データ】
2017/05/03 月齢 7.0
BKP150 750mm TC-16A(1.6倍テレコン)
QHY5P-II(カラー) 500フレーム(1600×1200)
Registax6でコンポジット、ウェーブレット処理した10枚をMS-ICEでモザイク結合

【オリジナルの画像はここ】

2017年4月 2日 (日)

ついにデジ一の天体写真用改造に手を染める

昨年の記事にも書いたのですが、手持ちの撮影機材の製作と改良が一段落してしまうと、"なにもすることがないと、つい病"を発症してしまいます。

今回は、とうとうデジタル一眼レフカメラの天体写真用改造に手を染めてしまいました。

と言うのも、ちょっと前に、 >D5000とD610は、画素ピッチが同じですので、この組合せで、ASP-Cサイズを基準にすれば、500mm/750mm(フルサイズ換算で750mm/1200mm)の2つの焦点距離を対象によって使い分けることができる。
と書いたのですが、よくよく考えてみれば、D610と同じ画素ピッチのD5000(高感度耐性は低い)を使うメリットはなく、D610のトリミングで対応した方が良いことは自明です。

その他にも、天体写真撮影に使うにはD5000は色々と不便がありました。

そこで、D5000を画素ピッチのより小さい機種へ更新することを考え始めたのですが、中古機を入手しても改造に出せば、その費用が同じくらいかかるので二の足を踏んでいました。

そんな考えを持ちながら、暇に任せてネット徘徊をしていると、D7000の分解(レス改造)の動画を見つけました。

これを見ると、なんか簡単そうで、自分でもできるのではと思ってしまいました。

また、別サイトで見つけたD7100の分解写真と併せてみると、D7100の方がさらに簡単そうですし、ローパスフィルターレスですので、レス改造もやりやすそうと、D7100(画素ピッチはD610の2/3)をターゲットにすることにしました。

D7100、妻用に買ったものがあるのですが、当初の目論見がはずれ、それなりに写真撮影を継続中ですので、これを改造するわけにもいかず、改造用に中古機(\43,800-)を手に入れました。

結果から言うと、分解・組立とも特別な技術/技能/小道具を要する部分は少なく、道具は小型のプラスドライバー1本とピンセット1本で可能でした。

分解の際に外すのはほぼ同ピッチのねじで、
外側周り(同一径の長さ違い)・・・短2本、中15本、長1本、視度調整ねじ部1本
EXPEED3基板・・・・・・・・・・・ 7本
撮像素子基板・・・・・・・・・・  3本
フィルター抑え枠・・・・・・・・  4本
を外すことになりますが、同サイズのドライバーは1本で済みます。

あと、フィルムケーブルの抜き差しのためにピンセットがあったほうが作業がやりやすかったです。

<分解時の写真>

D710001

裏蓋部
ファインダーの視度調整ねじのシール下にねじがありシールを剥がして、ねじを外す。 グリップラバーを剥いだ位置にもねじが1本ある。

D710004
外部接続端子側
端子カバーを開いた位置の2本のねじは、外さなくても分解可。

D710002_2

D710003
SDカード差し込み口側
外側の他、カバーを開けたところにある2本(他の箇所に比べて短い)のねじも外す。

D710005

D710006
底蓋部
マンウト下の1本は他のねじに比べて長い。 バッテリーボックスのカバーを開けたところにある3本のねじも外す。 これで底蓋は外れる。

D710007
底蓋部の内側
底蓋を外して、さらに2本のねじをはずす。 これで、裏蓋が外れる。 やや固いので、割れないように、SDカードスロットの入り口にある金属部品(特に「1」側はEXPEED3基板を挟むようになっている)が変形しないように慎重に。

D710008

裏蓋部とEXPEED3基板とは2本のフィルムケーブルで繋がっているので、これを外す

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フィルムケーブルのコネクターからの外し方 ロックが付いているので、これを起こす(あるいは寝かせる)ことではずれるんですが、このロックの仕方がコネクター毎に違っているので慎重に見極める。

D710009EXPEED3基板の取り外し
基板を取り付けているねじ(銀色7本)を外し、フィルムケーブルを外す。 青□のコネクタの外し方が分からず苦戦・・・外さなくても下の撮像素子基板へのアクセスは可(と言うか外さないのが吉)と判明。

結局このコネクターの正しい外し方は不明のまま。

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撮像素子基板 3本のねじを外すと、本体から外れる。

撮像素子基板をつなぐフィルムケーブルは、本体側コネクターを外した方が再接続が簡単。

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撮像素子全面のフィルター枠 撮像素子フィルター枠は4本のねじ止め 枠を外すと、フィルムケーブルと繋がったガラス(保護ガラス?)とその下にIRカットフィルターがある。

ピンセットで慎重にIRカットフィルターを外し(接着はされていない)、上部の保護ガラス?は残してフィルター枠を元に戻した。

S710012
写真の左の青っぽいのがIRカットフィルター。

右の枠上にあるのは保護ガラス?(バイブレータ付き) 予測どおり、ローパスフィルターが無いD7100は、この部分の構造はシンプルです。

さて、このバイブレータ付き保護ガラスを外すかどうかで悩みました。

撮像素子を素で曝すよりは、保護ガラスがあった方が良いと思い、またメーカーの製品だから反射防止コーティングは万全だろうと根拠なく信頼。

ローパスフィルターレスを謳ったD7100ですので、この黒褐色のガラスはただの保護ガラスで、IRカット性能はないと勝手に決めつけました。

これだと、ダストクリーニングのバイブレータは生きていると思いますが、念のため、設定メニューで「ローパスフィルタークリーニング」はOFFにしました。

以上で、組立直せば完了なんですが、いざ組み立ててみると最初は正常に動作せず、冷や汗。

EXPEED3基板とのフィルムケーブルのコネクターへの差し込み不良が原因ではと当りを付け、再度組立直し、何とか無事完了です。

とにかく要点は、フィルムケーブルの差し込み、ロックを確実にすることです。

撮影動作、保存、呼び出しの一連の動作確認も正常でした。

感想 なんか、意外とあっけなかった感じです。

分解してみると、とにかく、生産時の組立が簡単なように作られている感じで、プラモデルか自作パソコンを組んでいる感じで、高級精密機械の感じはありませんでした。

後は、今回残した保護ガラスの影響がどの程度か見極めることが必要で、場合によっては、保護ガラスの除去が必要かもしれません。

D710000

使った工具はこれだけで済みました。

最後に、決まり文句ですが、もしこの記事を参考にされる方は、間違った手順、方法かもしれませんので、自己責任でお願いします。

どなたか、私がわからなかった2箇所のコネクターの外し方を含めて、情報をお持ちの方がいらっしゃったらぜひご教授願えるとありがたいです。