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2014年5月

2014年5月27日 (火)

わし星雲~干潟星雲

5月連休の清和天文台への遠征は、前にも書いたとおり散々な結果で、唯一のらしい写真は、夏の大三角を構図にした、下の写真です。 これも雲の流れの合間での5枚のみがなんとかなったものですが、非常にきれいな写真で、一晩快晴で機材が順調だったならと悔しいかぎりです。 この後の月齢や休みを考えると、夏星座の好条件での撮影も難しそうで、来年に持ち越しになりそうです。

037D600 Ai Nikkor 24mm F2.8 F5.6 ISO2000 60sec×5枚

この写真を見て今更ながら気づいたのですが、この24mmレンズ、FXサイズの撮像素子では、イメージサークルの不足が明らかで、四隅ではイメージサークルの縁がかかってしまっています。

ニコンの場合、FXサイズ、35mmフィルムのサイズ差は僅少ですが、フィルムの場合、焼き付け時のフィルムマスクやリバーサルフィルムのマウント等が若干小さくなっており、フィルム時代では問題なかったのかもしれません。

5/24に帰省した折は、土曜の朝だけ晴れましたので、自宅での撮影を行いました。 自作赤道儀を製作して、初めての本格的にいて座周辺の星雲を狙った撮影です。

36D5000 Ai Nikkor ED 180mm F2.8 F5.6 ISO2000 60sec×8~12枚のモザイク合成

干潟星雲、三裂星雲、オメガ星雲、わし星雲という夏の星雲の定番の3カット分でモザイク合成したものです。 本当は清和天文台への遠征でとりたかったショットだんたのですが。

自宅の光害の多い夜空では、これが精一杯でしょうか。 このモザイク合成には、Microsoft Image Composit Editorを使いましたが、これはパノラマ合成用ソフトで星の写真で使う場合のやり方等、危惧しましたが、通常にコンポジットした3カットのJpegファイルを選択しただけで、あっさりと合成してくれました。 継目の正確性などは検証していませんが、各カット毎の調子も揃えてくれてる見たいで、私的には充分です。

それと、連休前に、極軸合せ用ファインダを20mm(ノーブランド)から30mm(セレストロン)に変更しましたが、これが月とスッポンの差があり、北極星付近の6等星までらくらく見えるようになり、北極星と周辺の6~7等星がつくる三角形を利用して極軸調整する方法が使え、今での苦労はなんだったのというくらい、楽になり、正確性と迅速化が向上しました。

さそり座のアンタレス付近

038D5000 Ai Nikkor ED 180mm F2.8 F4 ISO2000 60sec×8枚

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2014年5月10日 (土)

清和高原天文台行

この連休を利用して、熊本県の清和高原天文台に行ってきました。

032D600 AF Nikkor 18-35mm 3.5-4.5D

正面玄関です。

この天文台は、阿蘇外輪山の南斜面の高原にあり、非常に見晴らしの良いところにあります。

033_2同上

敷地内にはごらんのようなロッジが10棟あって宿泊が可能な天文台となっています。

連休の谷間を利用して、天候をにらみながら直前に予約していったのですが、天候は回復傾向にあったものの、雲が多く、不安もありました。

035撮影は同上

夕刻となっても雲が多い状態が続いていましたが、55cm反射望遠鏡での天体観望の時間では、ほぼ雲が取れ、宿泊客が私たちを含めて2組みと、ほぼ貸し切り状態で色々な天体を観望でき、最高のスタートでした。

木星、火星、土星の他、M51、M3、M104などを自動導入なしで次々に見せてくれる所員の方の腕に感心したしだいです。

天体観望が終わって、本格的に写真撮影開始、ω星団がちょうど南中時期でしたので、これを皮切りに撮影をスタートしたのですが、これからが悪夢の連続です。

ω星団を撮った20枚ほどをパソコンで見てみると追尾できていないではないですか・・・・・?。

スタートボタンの押し忘れです。

次は、乙女座銀河団を狙って180mmで撮影・・・ピントがあわず、ピンボケの連続。

はては、経年劣化で大分へたっていたバッテリーが上がり、撮影中断して急速充電のはめに。

夜中過ぎには雲が出始め、せっかくの雲のような銀河が登る時期には雲で覆われてしまい万事休すです。

大分準備をしていったはずでしたが、バッテリーの劣化がこれほどとは思いの外でしたが、チャンとチェックしておくことの重要性を思い知らされた次第です。

結局、ここに載せれるような成果は皆無で、非常に残念な遠征になってしまいました。

でも、この天文台、広大な芝生で見晴らしがよく、西の熊本方面の光害がある程度あるほかは、非常に条件が良く、再度挑戦したいと思います。

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