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2015年1月

2015年1月31日 (土)

D610用電源の製作

またまた、どうでもよさそうな小物を作ってしまいました。

D610にパワーコネクタ(EP-5B)を使って、私が天体写真撮影用のメイン電源にしている12Vバッテリーから、カメラ電源をとるためのアダプタです。

タイマー撮影をしていると、いつのまにかバッテリーがからになってしまい、途中で撮影されていない場面が往々にしてあります。

そこで、パワーコネクタ(EP-5B)を使えば何とかなりそうな感じでしたので、調べてみると、

パワーコネクタ用純正ACアダプターの電源は出力9V、4A程度。

パワーコネクタ(EP-5B)の端子は4ピンの特殊なものですが、実際は電源の2ピンのみの接続(コードも2芯)。

ということがわかりました。

20150131_36668パワーコネクタ(EP-5B)の接続端子を2.1mmジャックに変更したもの

これなら簡単!!と、3端子レギュレターを使い、端子を2.1mmジャックに代えて製作、但し9Vの3端子レギュレタが1.5Aのものしか手に入らなかったので、とりあえず、これで作りました。

製作そのものは、いたって簡単にでき、慎重にチェックしながら、D610に接続、シャッタを押すと、全く快調に動作しました。

しかし、連写すると3枚目でERR表示でそれ以上動きません。

一瞬、壊したかとひやりとしたのですが、いろいろ試してみた結果、結局電流不足が原因のようです。

まあ、これでも、通常の撮影(インターバル撮影等を含め)は正常に動作するので、これでも良かったのですが、どうもイマイチ感が残ってしまいました。

そこで、あらためて電流を増やしたものを作成することにしました。

いくつかの候補のなかから、SI-8008HFEを使ったスイッチング電源キット(秋月電子製)を使うことにしました。

最大5.5Aを流せるとのことです。

ただし、オリジナルは、高さが50mm以上となって、ケースが大きくなりそうなので、放熱板を背が1/2のものにし、電解コンデンサも背の低いものに載せ換えてスリム化をはかりました。

放熱板を1/2しても、定格ギリギリでの使用ではないので、特に問題にはならないと判断しました。

20150131_36663組立完了後の写真

これで、連写も含めすべてうまく動作するようになりました。

連写は結構な電流を食うんですね。

でも、ニコンのコネクタはなんでこんなに特殊なものを使うんでしょうか、それなりの理由があるんでしょうか。

でも、私の場合、ほとんどを2.1mmジャックにしていますので、差し間違えないよう十分注意しなければなりません。

 

 

2015年1月24日 (土)

都会からのラブジョイ彗星(C/2014 Q2)

ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の撮影の続きです。

70【撮影データ】

2015/01/20 D610 Ai ED Nikkor 180mm F2.8 F5.6 60sec ISO800 ×14枚 彗星基準コンポジット

前回(1/12)の撮影よりわずかに尾が写っています。

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【撮影データ】

2015/01/23 D610 Ai Nikkor 50mm F1.4 F4.0 60sec ISO1000 ×23枚 彗星+恒星基準コンポジット

 プレアデス星団を入れた構図です。比較的透明度が良く、淡く尾も見えています。

1/12の撮影に比べると本体はわずかに暗くなっている感じです。

空には三日月の月が近づき、しばらくは条件が悪い期間が続いてしまいます。

それと、私の部屋からの撮影では、そろそろ見えなくなってしまいます(天頂~南側しか望めません)。

都会の空でも楽しめました彗星でした(本当は、暗い空の場所に遠征したかった)。

ナノトラッカーについては、200mmクラスで安定的に60秒程度の撮影ができるようになって満足な状態です。

 

 

2015年1月13日 (火)

ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)

ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)が明るくなっているとのことでしたが、月齢の巡り合わせが悪く、正月休みには撮影できず、この連休に横浜の市街地という悪条件下でどのくらい写るのか撮影してみました。

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撮影データ

2015/01/12 D610 Ai Nikkor 50mm F1.4 F4.0 ISO 1250 30sec×10枚 DeepSkyStackerでコンポジット後、FLAT AIDでフラット補正、CaptureNX2でトーンカーブ補正等の画像処理(トリミング)

町明かりが激しい中、肉眼では確認出来ませんので、大体の位置に狙いをつけて試写し、構図を修正しながら最終的な位置決めをしました。

意外によく写り、写真上では、アルデバランと同等の映像となってします。

065

撮影データ

2015/01/12 D610 Ai ED Nikkor 180mm F2.8 F4.0 ISO 1250 30sec×10枚 DeepSkyStackerで彗星+星基準コンポジット後、CaptureNX2でトーンカーブ補正等の画像処理(トリミング)

ファインダではもとより、肉眼でも確認できなかったので、位置合わせは苦労しました。

取った手順は・・・・

・180mmを付けてピント合わせて、ピントリングをテープで固定。

・50mmに付け替えて、上記のように試写を繰り返して視野の中央に捉える。

・180mmに付け替えて、再度試写し、位置を微調整して撮影。

です。

EDレンズでは、無限遠の位置が右まわしいっぱいではないので手間がかかります。

こうした、肉眼で確認できない撮影対象の位置合わせ用に安物の単眼鏡を購入して、アクセサリシューに取り付けて使用する案をもっていて、とっくに単眼鏡は調達済なのですが、赤道儀の改造の方に手を取られてしまってほっぽらかしの状態です。

そこそこ写すことができました。

DeepSkyStackerの彗星+星基準でのコンポジットも使ってみました。

彗星基準でのコンポジットで、かつ星も点状にできるので、仕上がりの絵は非常にすっきりしたものになりますが、DeepSkyStackerの特性で、色が淡くなり、彗星独特の青い色が消えてしまってチョット減点です。

画像処理中は、うっすらと尾状のものが確認できましたが、かぶりに埋もれてしまって、処理で強調することはできませんでした。