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2015年3月11日 (水)

DigiCamControl + WU-1b

今回はDigiComControlの無線化に挑戦です。

D610に接続できるWT-1bを使えば、WiFi接続でき、かつDigiCamControlもVer1.2.50.0からWT-1a/bをサポートするとのことで、せっかく5mのUSB延長コードを買ったのですが、無線になれば格段に取りまわしが楽になると思い、挑戦しました。

この組み合わせについては、Webで検索しても日本語サイトはほとんどヒットせず、

  • DigiCamControlは、Ver.1.2.50.0以降でWT-1a/bをサポートすること。
  • 画像の転送が非常に遅くRAWでは10秒程度かかり、実用的ではないこと。
  • WT-1a/bの接続が不安定かつ電池消費量が大きいこと。 くらいしか、情報がつかめません。

不安いっぱいですが、WT-1b自身がそんなに高くないこともあって、目算のないままの挑戦です。

WT-1a/bとの接続時の初期設定等がわからない状態での導入となりました。

使用したバージョンはVer.1.2.67.0 最初にインストールしたVer1.2からさらに進化している感じです。

天体写真撮影用のメニューは変化がありませんが、LVでは、Focus Stackingが進化し、より使いやすい感じです。

従来のFocus Stackingは「FOCUS STACKING SIMPLE」となり、「FOCUS STACKING ADVANCED」なるメニューが追加されています。

新しい「FOCUS STACKING ADVANCED」では、遠近の両端をロックすると撮影枚数又はフォーカス送り量のどちらかを選択すると、もう一方を設定してくれる仕組みになっており、以前より便利になりました。

反対に従来と同じメニューの「FOCUS STACKING SIMPLE」は、前のように遠近の両端をロックするとエラーになってしまい、使い方がわかりません。

001DigiCamControlのスクリーンショットです。

カメラの操作は、撮影モードダイヤル(A,S,M等)、レリーズモードダイヤル(連写等)で設定する事項などの操作はできませんが、撮影時の操作は大方出来てしまいます。

さて、肝心のWU-1bとの組み合わせですが、その接続手順は、

  1. パソコンとWU-1bとの接続を行う・・・Windowsのネットワーク接続からの接続で可。
  2. 接続した状態で、DigiCamControlを起動して、WifiのメニューにあるWU-1a/bとの接続を使って接続

以上で接続設定はWPSを使用し、WU1-1b本体のボタン操作で簡単に接続できました。

※DigiCamControlの接続機能では、PC←→WU-1b間の接続はやってくれないみたいです。

撮影のメニュー、操作ともUSBケーブル経由と全く変わらなく操作可能です(全てを試した訳ではありませんが)。

ニコン純正のスマートフォンアプリのWireless Mobile Utilityでは、ほとんど操作を事前にカメラ側で行っておく必要があり、お遊びレベルのアプリで、私にとっては、なんら実用的ではありません。

早速、Focus Stackingで撮影を試みました。

LVを選択すると、Focus Stackingが選択可能となり、「FOCUS STACKING ADVANCED」を使う場合、遠近の両端をロックし(近→遠の順序)、設定したフォーカス刻みでの撮影枚数が自動セットされ、撮影が開始できます。

003但し、2~3枚撮影したところでTransferエラーとなり、その後の撮影が出来なくなってしまいます。

案の上、データ転送時に接続が切れやすいみたいで、ほとんど実用になりませんでした。

これは、Web上でもWU-1a/bの問題として、いろんなところで報告されており、DigiCamContorolの方の問題ではなさそうです。

ちなみに、天体写真撮影メニューを使って、Bulbモードで長時間繰り返し撮影する場合は、データ転送をしなければ、接続エラーは発生せず、順調に作動します(データの保存を「カメラ本体のみ」とし、データ転送しない場合)。

Focus Stacking はLV上の動作であり、LVの場合、「カメラのみにデータ保存」を選択しても、表示のためのデータ転送が行われるため、「データ転送なし」として、エラー回避をすることができません。

ただし、短い時間(3~5分)ですが、LVでのピント合わせ等の操作中では、接続が切れる等の問題は発生しませんでした。

あくまで、画像データ転送中に切れやすいみたいです。

天体写真では、あえてデータ転送する必要はないし、ましてピント合わせ時を除きLVで撮影する必要はないですから、私の主な使用目的である天体写真撮影時では、致命的問題とはなりませんが、なんとか安定したデータ転送が可能になってほしいものです。

WU-1b本体の設定で、スリープとなる時間を初期値の300秒からスリープしないに設定しても、若干安定したかとも思いましたが、途中でエラーとなることには変わりありませんでした(WU-1bの設定を変更するにはスマートフォンからwireless Mobile Utilityを使う必要があります)。

確かに、データ転送ができれば、1枚毎に写真の評価(構図や追尾精度等)が可能で、1連の撮影後(30分~1時間後)に確認したら失敗でした、とならないためには、各コマ毎にデータ転送ができた方よいのは当然で、現況では、多くの場面でUSB有線を選択することとなると思います。

※純正のCamera Control Pro2について 現在試用版ダウンロードページにある取扱説明書で見る限り、Bulbモードでのインターバル撮影はできないとのことです(まして、WU-1bはサポートされていません)。

これは、Camera Control Pro2でのインターバル撮影は、スケジュールやレリーズがCamera Control Pro2によって動作するのではなく、カメラ側の動作に依存しているため、カメラ側の動作では、Bulbモードにするとインターバル撮影は選択できないからだと思われます。

天体写真撮影用としては、DigiCamControlの方がはるかに使いやすいと思います。

DigiCamControlでの天体写真撮影時の注意点としては、

  1. 撮影間隔を2秒以下にすると、タイミングによっては、1枚分が動作せず、抜けてしまうことがある。
  2. ミラーアップ撮影はできない(外部トリガーでの撮影で可)。
  3. WU-1b経由ではデータ転送をすると転送エラーとなり、その後の撮影を失敗する可能性が高い。
  4. USB経由(有線)でもデータ転送を行うと、撮影間隔が延びてしまう(5秒程度)。

くらいで、前にも書きましたが、スクリプトにより露出時間や感度を変更する制御が可能で、充分実用的だと思います。

004天体写真撮影用メニュー「☆」マークを選択した場合の、スクリーンショットです。

必要にして充分な機能が盛り込まれており、外部シャッターでの制御も選択でき、スクリプトによる制御など至れり尽くせりの感があります。

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