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2015年11月

2015年11月29日 (日)

紅葉を撮りに近場へ

この週末、あまりに天気がよかったので、久しぶりに新宿御苑へ紅葉を撮影に行ってきました。

20151128_2892 天体写真ではない写真を撮るのも、本当に久しぶりで、カメラをぶら下げ、数時間散策しただけで、手が疲れてしまいました。

肝心の紅葉には、まだ若干早く青葉が多くて、なかなか絵になるものが見つかりません。

20151128_2845 

20151128_2897

20151128_2927

前の写真を見返してみると、一昨年に新宿御苑で11/30に撮った写真は、ほぼ紅葉の盛りでしたので、今年はちょっと遅いのかもしれません。

2015年11月28日 (土)

クローズアップレンズを使ったBKP150用コマコレクタの作成(続編)

前回、クローズアップレンズNo.4を使って作成したコマコレクタでやめておけばいいものを、より簡単な接続方法に気づいてしまったので、試してみたく、クローズアップレンズNo.3を使って試してみました。

20151122_2597 

20151122_2601

接続方法は、クローズアップレンズNo.3(49mmオスネジ)-(49mmメスネジ)48-49mmステップアップリング(48mmオスネジ)-(48mmメスネジ)48mmカメラアダプタ(ニコン用)で接続するだけです。

ドローチューブへの挿入ですが、ちょうど文字入れで盛り上がっている分だけきつく、最初は入りにくかったのですが、二三度出し入れしていると文字が削れてぴったしサイズとなりました。

肝心の星像の状況ですが、前回分を含めて、比較してみました。

Photoコマコレクタ無し

No3 クローズアップレンズNo.3

No4 クローズアップレンズNo.4

感じとしては、コマ収差の大きさは、コマコレクタなし>No.3>No.4の感じです。
バックフォーカスを変えれば違う結果がでるのかもしれませんが、この件については、これで打ち止めにし、いずれは純正のコマコレクタを購入することになると思います。

今回はNo.3がだめでも、そのケースを利用してNo.4(以前にレンズを取るためケースを壊している)用のケースにするつもりもあったのですが、この止めリングが外しにくく、カニ目を使っても、びくともしません(前回も同様で、結局ヤスリですりきったのですが)。

2015年11月26日 (木)

BKP150 改造(4) 結露対策

改造とはいえませんが、BKP150の結露対策です。

ヒータを使った結露対策用品は既に4本持っていますが、反射望遠鏡へは適用できないので、新たに乾燥空気を使う装置を取付ました。

まず、乾燥空気を送り込むエアポンプについては、Webでの評判を参考に、ある程度吐出容量と運転時間に余裕を持たせるべく、乾電池式 Hapyson YH-735Cを選択しました。

Photoこのエアポンプは、吐出量が強1.3L/分、弱0.6L/分の二段切替で、単1乾電池2本を使用します。

単1乾電池は、前にナノトラッカーの電源用に買ったエネループがありますので、単3乾電池3本を入れて単1乾電池として使えるケースを購入して使用することにしました。

台所用品のシール付きタッパにシリカゲルを入れて乾燥空気製造ボトルとしています。

BKP150への送風は、外径φ6mm用クイック継手(PT1/8ネジ付きL型)を使用し、PT1/8ネジ(下穴はφ8.1mm)を主鏡セルの底の部分にタップでねじ切りして取り付けています。

20151123_2631_3

※PTネジ1/8とは、通常のボルトネジとは違い、所謂ガス管(SGP配管)の規格で、PTはテーパーネジを意味しています。1/8(一分と通称)は外径10.5mm(内径6mm)のガス管となります。

BKP150の主鏡セルは底の部分が大きく空いていますので、この部分からの光の進入防止も兼ねて低発泡ウレタンのシートで穴を塞いでいます。

ポンプに付属しているセラミックストーンは縦型で用意したシリカゲル容器(取扱やすいよう口広のものにしました)に収まりが悪いので、円形の平型に変更しています。

20151123_2632

今回の製作で気づいたことがひとつ。

水槽用品のエア配管部品にはホースを含め、径についての記載がありません。
別途アマゾンから買ったチューブは、0.6cm×5mの記載がありました。 すべて同径だと思っていたのですが、さにあらず。

まずエアポンプに付属してしたチューブは、ホームセンターで買った水槽用品のニップルに適合しています。
ただし、外径は6mmより若干大きいようです。

空気挿入口として使っているφ6mm用クイック継手にはエアポンプ付属のチューブは嵌まりません。
別途購入のチューブ外径6mmの表記どおり、当然ながらぴったりと適合し、抜き差しも簡便です。
ところが、ホームセンターで購入した水槽用品の継手(ニップル)は、逆にポンプ付属のチューブにはちょうど適合していますが、別途購入のチューブはきつく(内径が小さい)、抜き差しはできないくらいです。

どうも水槽用品のサイズは、エア工具類などの規格とはチョット違う見たいです。

さて、肝心の効果ですが、22~23日にかけてぶっつけ本番でやってみたところ、鏡筒を含めべったりと露がつく環境でしたが、一晩をとおして、主鏡、斜鏡とも結露はしませんでしたので、効果は十分ではないかと思っています。

あとは、フードを作成して万全を期したいと思います。

2015年11月25日 (水)

BKP150 改造(3) 光条対策(2)

以前のスパイダ隠しの方法は、簡単で見栄えも悪くなかったのですが、その効果は満足いくものではなかったので、構造を考え直してみました。

まず、低発泡ウレタンのシートを切り抜く方法を試してしましたが、不器用なためか直線切りがどうしてもうまくいかず、きれいに仕上がりませんでした。

そこで、やはりスパイダ隠しの棒の部分は直線がきれいになるよう既製品の直線を利用することにし、ホームセンターで色々と物色してみました。
目についたのは、工作用の細い角材です。
小さい方では3mm、4mm、5mm角があり、材質は檜と紫檀で、木製とはいいながら、カッターナイフで切り抜いたものより直線性はよさそうで、これを利用することにし、中央の固定部には同じく木製のφ48mmの円筒型部品がありましたので、これを利用することにしました。

また、スパイダー隠しの受けとしての役割の他、絞りとスパイダー部の鏡筒補強を兼ねてVU150塩ビ管ソケットを利用したリングを付けることにしました。

全体の構造図です。

Photo_2VPU150塩ビ管ソケットの寸法は外径178mm、内径165mmです。BKP150の鏡筒内径は実測で180mmですので、これに併せるためVPU150ソケットを長さ20mmに輪切りにした後、リングの1箇所を切断し、鏡筒内面に合わせて張り付けるようにしました。
ちなみに直径を1mm広げるためには、直径には関係なく、円周を1mm×π=3.14mm延ばすことが必要です(昔これを題材にした問題がありました)。
この切断部分を鏡筒の継目の出っ張りを避ける位置として、鏡筒内面に張り付けるようにしています。
鏡筒部の補強を兼ねていますので、鏡筒へは、タッピングビス8本で固定しました。

20151122_2617_3 艶消し黒の塗装をした塩ビ管リングです。大きい穴にスパイダーの固定ボルトをとおします。

スパイダー固定用ボルトはこの塩ビ管補強リングに開けた孔をとおして固定する構造としましたので、斜鏡スパイダーの取り外しは、この補強リングごと取り外す構造になっています。

工作は、中央の木製円筒に斜鏡調整用ボルト用に4箇所の孔をあけ、溝切りして3mm角の角材を押し込み、直交するよう下書きした十字線を目安に木工用ボンドで接着、全体を艶消しラッカー塗装して仕上げました。

20151122_2628_2装着後の写真です。 斜鏡金具へは両面テープで固定しています。

さて、肝心の実写による効果の検証ですが、毎度のことながら天候に恵まれず、連休最終日前の22日夜も夕方まで全天曇りで諦めかけていたので、夕方まで光軸調整に試行錯誤していました。

どうにか満足できる調整が終わったのが19時頃で、諦め半分、時間天気予報をみると夜中前から明け方まで晴れの予報、GPVでも同様の予報となっているではありませんか!!!。
それでも半信半疑で、用意をはじめたのですが、なかなか雲が取れそうにもない空模様がつづきます。

ところが、予報どおり夜半前から急速に雲がとれ始め22時過ぎには、ほぼ快晴の状態になりました。
ただし、にっくきは月で月齢の月が煌々と空を照らしています。
月没は03時前、明けて7時過ぎの新幹線で帰らなくてはならない状況で、もうこれは徹夜しかないと覚悟を決めて撮影に望みました。

今回の改造(接眼部の改造、光条対策、クローズアップレンズを利用したコマコレクタ、乾燥空気による結露対策)の効果確認が主な撮影目的です。

光条はどうなったかというと、比較のために、前回分も改めて掲げてみると、

123org無対策(撮影D5000、コマコレクタ無し)

1235mm前回の5mm対策版(撮影D7100、クローズアップレンズNo.4コマコレクタ使用)

123wood3mm今回の3mm対策版(撮影D7100、クローズアップレンズNo.4コマコレクタ使用)

今回は光軸調整は自分自身では、それなりにうまくいっていると思っているんですが、光条についてはひいき目で見ても若干の改善があるのかなーー、の程度で、まだ満足できていません。

画面中心部は、結構鋭くなっていますが、周辺では光条2つに割れたりもしていますので、コマ収差の影響もあるのかもしれません。

もう少し、なんとかならないかやって見たいと思います(まずは、今回の構造のまま、材質をアルミに代えて全体の精度を高めてみたいと思っています)。

2015年11月24日 (火)

BKP150 改造(2) 接眼部

この連休、帰省し、BKP150の改造を集中的に行いました。

まずは接眼部の改造です。

(1) ドローチューブの切断

まず接眼部のデュアルスピードフォーカサーを取り外します。

Photo_2ここの部分の構造は上図のとおりで、取付ねじ①~④を取り外せば、ユニット全体が取り外せます。

※モータフォーカサー化する際には、この取付ネジ部分を利用して、モータマウントステーを取付けることができますが、ねじが短いので、取付けるステーの厚み分だけ長いねじ(M3)に交換することが必要です。

20151122_2612_2

クレイフォード部分を正面から見たところ(上のビスは、固定用のねじで、ゴム製のOリングが噛ませてあります)

これだけで、ドローチューブを引き抜くことができるようになります。

20151122_2604 フォーカサー部、ドローチューブを取り外したところ(四角い切欠き部分にピント固定ねじがとおります)

ドローチューブの材質が不明でしたのでディスクサンダーで切断しましたが、切り口が汚くなくなってしまいました。
切断してみると、材質はアルミでしたので、改めて切断面がきれいになるようアルミ対応歯を付けた丸鋸(自作丸鋸テーブルに取り付けたもの)で切り直しました。
最終的には約20mm程度短くしています。

20151122_2596先端部は、艶消しラッカー塗装をしています。

このドローチューブは、4つのローラで受けていて、ここまで短くすると、ドローチューブを引き出したとき先端がこのローラ(鏡筒側)から外れてしまいますが、わりと簡単に戻せますので、ストッパーとかの処理はしていません。

20151122_2606 4つのガイドローラの内の片方です。

Webでの情報では、このローラの位置を変更されている方もいらっしゃいましたが、私のDIYレベルでは精度の自信がありませんので、やめました。

(2) デュアルスピードフォーカサーの逆配置

デュアルスピードフォーカサーは、微動ノブが主鏡側の配置になっており、カメラ等を付けた場合のバランスを取る際、ガイドスコープやアリガタなどと干渉する場合がありますし、ピント固定にキャップを付けるとさらに狭くなりますので、少しでも余裕を作ろうと、逆配置(微動ノブを鏡筒先端側へ配置)にしました。

これは、前掲の取付構造をみても簡単で、逆転させた後、フォーカサーユニットの調整をする押しねじとピント固定ねじの取付を上下逆にするだけで済みます。

ところで、このピント固定ねじですが、最初に使ってみると、固定のためにねじ込むと、ドローチューブが大きく動いてしまいうまく固定出来ず、どうしたものかと悩んでいました。

今回の取り外してみると、クレイフォード式のシャフトを支えている金具が斜めに取り付けてあり、今回の逆配置で調整しなおし、当初よりやや強く(ノブの動きを若干重く)してみると、ピント固定ねじも正常に機能するように(固定時にドローチューブが動かない)なりました。

20151122_2611_6

クレイフォード部分を横から見たところ(調整後の写真)。

Webでは、接眼部全体を取り外し、逆配置にされている事例が紹介されていましたが、接眼部のベースを外してしまうと、スケアリングに狂いがでるのではないかと心配で、この方法にしました。

クレイフォード式のシャフト受けの調整はそれほどシビアではなく、この方法で良かったと思っています。

ちなみにモータフォーカサー化の準備はできているのですが、現状でピント調整にそれほど不便さを感じていませんので当面は見送りです。

20151122_2614 完成後の接眼部を筒先からみた状況です。

ドローチューブを一番押し込んだ状態で筒内への出っ張りはこの程度です。

わずかに未塗装部分が見えていますが、実際ピントを合わせた状況では、隠れてしまいます。

2015年11月15日 (日)

さようなら ラルゴ

我が愛車の日産ラルゴ、平成4年に新車で購入して以来、5年前にただで譲り受けた2代目に換わりましたが、実に23年間我が家の足となってきてくれましたが、とうとうお別れすることになりました。

 02 

思えば、川崎市在住の時にわが家の初代愛車の日産シルビアの後継として来て以来、私の転勤に従い宝塚へ、福岡へと移動し、その間色々とトラブルもありましたが、よく走ってくれました。

2代目は、車歴13年で譲り受けたのですが、走行距離は6万kmと少なく快調とはいえないまでも、この5年間よく走ってくれました。
最近は、さすがに各部の劣化が目立ち、また燃費の悪さ(6km/㍑)を含めた維持費もかかるので、愛着はあるのですが、とうとう替えることを決心した次第です。

そこで、この記事を書こうと昔の写真を探してみたのですが、全く車の写真がありません。
唯一去年春の清和高原天文台へ遠征の時撮ったものがあっただけです。
なんかラルゴに悪いとは思いますが、今度帰省した時にはもう我が家からはいなくなってしまっていますから、改めて撮ってやることもできません。

我が愛車の日産ラルゴ、ほんとうにありがとう。

次は、コンパクトカーへ一気にダウンサイジングです。

2015年11月14日 (土)

Nikkor ED 180mm f2.8sとD610での天体写真

単身赴任の身ですので、新しい遊び道具(BKP150)を手に入れても、帰省毎にしか遊べず、帰省日を新月期に合わせることはできても、天候はままなりません。

こんな状態で欲求不満を抱えながら過ごしている毎日ですが、改めて在庫を眺めていたら、結構いい写真になるんじゃないかなと思える組み合わせが見つかりました。

それが、タイトルのNikkor ED 180mmとフルサイズD610の組み合わせです。

2015_09_22d610_180_562500_90sec2_2 【撮影データ】
2015年9月21日 大手山2000年公園
Nikkor ED 180mm f2.8 + Nikon D610
SP赤道儀(1軸モータドライブ化) ノータッチガイド
F5.6 ISO2500 90秒 × 13枚 DSS(フラット補正有り)でコンポジット後、Capcture NX2で調整

2015_09_21d610_180_56_90sec_2500  【撮影データ】
2015年9月21日 大手山2000年公園
Nikkor ED 180mm f2.8 + Nikon D610
SP赤道儀(1軸モータドライブ化) ノータッチガイド
F5.6 ISO2500 90秒 × 11枚 DSS(フラット補正有り)でコンポジット後、Capcture NX2で調整

2枚ともまだまだ露出をかけれる空でしたが、赤道儀の設定が甘く、これ以上の露出がかけれていません。

また、こんな対象では、この組み合わせのよさは出ていませんが、普通の写真でも結構いけてるレンズで、いい組み合わせですが、天体写真でもシャープさを含め、300mmよりははるかに良い絵になると思います。

前にアップした二重星団などでは、その片鱗があらわれているのではないかと思います。


このレンズの画角で対象を選べば結構いけるのではないかと思うようになりました。


遠征の際のサブ機として、色々と撮ってみたい気がしてきています。
そのためには、SP赤道儀のノータッチガイドで3~5分程度の露出に耐えるようになればいいのですが、うまく調整できるか・・・・・・。

2015年11月 8日 (日)

GPD赤道儀の再調整(続き)

GPD赤道儀の赤経側を再度調整してみました。

赤経側ウォームギアボックスを外して点検してみると、やはり回転が渋い部分があり、下写真の中空締付ボルトの締付をウォームギアに遊びがない程度に若干ゆるめて再設定して回転の渋さがなくなるよう調整しました。

20150430_0741 ウォームギアボックス(GPD赤道儀ではなくSP赤道儀のものですが、基本構造は一緒です)

20150430_0742_01 部品構成
中空締付ボルトでウォームギアの締付量を調整し、固定ナットでその位置を固定する構造です。

結果は、

Gpd3 前回のPHD追尾グラフ

Gpd3_2 再々調整後のPHD追尾グラフ

わずかですが、追尾精度に向上がみられ、これなら±1秒程度と言えるところのグラフになっています。

グリスにリチウムグリスでも固いのを使用していますので、モリブデングリスより固く、動きも重いので、モリブデングリスに変えれば、さらにスムースになるのかもしれません。

でも、このGPD赤道儀はベアリングを使用せず、グリスを介した擦動で動いていますので、流動性の高いグリスを使用した場合に、荷重のかかる位置でのグリス切れでの磨滅の方が心配ですので、当面はこのままで運用したいと思います。

回転の重さでモータ側が損傷してもモータの交換は1,900円で済みますから、赤道儀側を痛めるよりはと考えています。

20151012_2327 赤経側モータ部分(アクリル製カバーを付けてかっこよくなったと思っています)。
赤経側モータは、コントローラの電源ON時は常に恒星追尾でうごいていますので、手動で動かすことはできません。
電源をOFFにすれば、モータは減速ギアなしですので、若干重いですが手動で動かすことはできます。

20151012_2328 赤緯側モータ部分
赤緯側モータは、赤道儀駆動中もPHDGuodingの修正信号が送信されたとき以外は、モータはハイインピーダンス状態(電源OFFと同じ)ですので、手動で動かすことが出来ます(減速ギアのないモータのおかげです)。

使用しているバイポーラ型ステッピングモータST-42BYH1004(静止トルク4.4kgf・cm(=0.43N・m)は、減速ギアを使わなくても、よほどバランスを外さない限り、正常に運転できますので、今の状態でいけると思います(厳冬期は体験していませんが)。
これ以上の精度向上については(特に細かい波)、使っているドライバーのマイクロステップが正常に動作しているのかの検証が必要になってきますが、この検証手段が思いつきませんので、この程度で、良しとします。

GPD赤道儀のモータドライブ化は、自作のコントローラの導入補助機能を含め、ほぼ満足できる状態に仕上がったと思っています。

2015年11月 7日 (土)

BKP150のお色直し

さて、クローズアップレンズをコマコレクタの代用については、一応の目処が立ちました。

次は、BKP150鏡筒のお色直しです。

まずは、角隠しならぬ爪隠しです。

ファイルの表紙を利用して、円切りカッターで比較的簡単に切り取ることができました。

寸法は外径150mm、内径142mに仕上がっています。
生来の貧乏性が出て、ギリギリの内径144mmで作りましたが、爪を隠すことができず、作り直しました。
なんか、1mmでも少なくといじましさがでてしまいました。

20151101_2458

これでもギリギリで、なんか完全には隠せていない雰囲気です。

20151101_2460 こんな感じで挟み込みました。
ファイルの表紙はグレーでしたので、艶消し黒のスプレーラッカーで塗装しています。

次は、斜鏡側面の塗装です。

20151101_2452 塗装前

20151101_2454 自動車用のタッチペンで塗りましたので、ちょっとフチが凸凹になってしまいました。

最後は、スパイダーマスクです。

20151012_2320 せっかくの超薄型スパイダーもこれほど曲がっていては、メーカーのうたい文句のようにはいきません。

色々と方法を考えたのですが、ホームセンターで見つけた角防護用モールを使ってみることにしました。

20151101_2466 艶消し黒スプレーラッカーで塗装した後、必要な長さで切断して、溝部にゴムシートを挟んで、スパイダーを挟み込んで固定するようにしました。

20151101_2463 結構かっこよく仕上がったつもりでしたが、試写してみると失敗です。

122_3 対策前の写真
光条がぶれており、汚い光条です。

20151103_2547 あまり改善していません。

使用したモールの幅が5mmと幅広だったこと、スパイダーに固定したため、各棒が直角ではなく斜めにとりついてしまっていることが原因だと思います。

このスパイダーマスク、できる限り薄く、かつ正確に直角に仕上げることがミソ見たいです。

見た目もよく、丈夫に仕上がったと思ったのですが、もう少し工夫してみます。

 

2015年11月 6日 (金)

クローズアップレンズを使ったBKP150用コマコレクタの作成

前回に書いたようにケンコーのACクローズアップレンズをコマコレクタの代用にする件ですが、ニコン用のT2リングでは、適用出来ないことに気づいて唖然としたわけですが、今回なんとかなりましたので、それについて書いておきます。

用意したのは、天文ハウストミタの48mmカメラマウントとM48-2インチスリーブ(短)と言うものです。

20151101_2477 これがM48-2インチスリーブ(短)ですが、すでに途中で切断した後の写真です。

これには、主鏡側にM48のネジが切ってあり、ここにギリギリACクローズアップレンズが入ります。

最初は、ここにクローズアップレンズを取り付けてみたのですが、バックフォーカスが長すぎて、全くピントが合いません。

そこで、途中で切断し、方向を逆転させて取り付けることを試してみました。

このままでは、48mmカメラマウントへの取付はゆるゆるとなるので、レンズの固定を兼ねて、52mm→48mmステップダウンリング48mm→52mmステップヲップリングを噛ませ、48mmカメラマウントへ取付けました。

使った部品です。

20151101_2482※写真中の文字は48mm→52mmステップアップリングの間違いでした。 

構造は、下図のとおりです。

1

※図中の文字は48mm→52mmステップアップリングの間違いでした。 

組み付けが終わった姿です。

20151101_2490 固定は、写真のようにイモネジをM3ネジに取り替えました。
52mmのリングでも若干あそびがありますので、できるだけセンターになるよう3点のネジで調整しながら取り付けています。

さて、実際に望遠鏡に取り付けてみると、わずかにピント位置が主鏡側すぎて、合焦しません。
そこで、主鏡を5mm程度前へ移動したところ、5mm程度の余裕を残し、めでたく合焦しました。

早速、試写したのですが、唯一のチャンスであった11/3日の夜半までの空の状態は最悪で、晴れているにも関わらず霞がかかったように透明度が悪く、満足な写真が撮れませんでした。

一応前回のコマコレクタなしと今回のコマコレクタ有りの写真を比較しておきます。

Photo コマコレクタなし(撮影D5000)

Photo_2 コマコレクタ有り(撮影D7100)

撮影カメラが違うなど、全くの同一条件ではありませんが、コマコレクタの効果は確かに認められます。

ただし、左上の部分だけはコマ収差が目立っており、光軸の狂い、あるいはスケアリングの狂いがあるものと思われ、さらに調整が必要みたいですが、とりあえずはこれでよしとします。

費用は、
・ACクローズアップレンズNo.4(49mm)・・・ 1,745円 
・T2リング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1,709円
・48mmカメラマウント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,500円
・M48-2インチスリーブ(短)・・・・・・・・・・・・・・・2,500円
52mm-48mmステップダウンリング・・・・・・   390円
・48mm-52mmステップアップリング・・・・・・・  390円
合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,844円

内、T2リングは使用しなかったので、7,135円の製品価格ですか? 。 

結果的には48mmカメラマウントを利用することで、T2リングでのケラレの心配はなくなりましたが、当初の目論見より2倍の費用がかかってしまいました。

<追記>

記事中で52mm→48mmステップダウンリングの記載はすべて48mm→52mmステップアップリングの間違いでした。
要するに、48mmオスねじ、52mmメスねじがついたリングが正しいものです。

52mm→48mmステップダウンリングは別の目的で両方を購入したので、勘違いしてしまいました。

<追記-2>

その後、口径変換リングについて調べてみました。
すると、今回私がやった方法は回り道だったみたいです。

48mmカメラアダプタは48mmメスネジが切ってあります。ACクローズアップレンズ49mmは、カメラ側が49mmオスネジです。
これを繋ぐ48→49mmステップアップリングがありました。
ですから、48mmカメラアダプタ、48→49mmステップアップリング、ACクローズアップレンズとつなげばいいことになります。

ACクローズアップレンズの外径が2インチドローチューブに入るかどうかギリギリみたいですが。

私の場合、よく点検せずACクローズアップレンズを外す際に、外枠を削って壊してしまっていましたから、この方法に気づいていてもつかえませんでした。

【教訓】
やはり、事前によく調べ、検討することが重要です。