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2016年3月18日 (金)

SP赤道儀用一軸制御コントローラ8号機(3)~PEC機能の検証~

SP赤道儀用一軸制御コントローラ8号機についての続きです。

前回のテストでは、平均的速度は恒星追尾速度にほぼ一致させることができましたが、ピリオディックエラーキャンセラ機能(PEC)については、PICマイコンのプログラムミスがあったため検証できませんでした。

PEC機能の検証のまえに前回のデータを使い、数値シュミレーションをやってみました。
実装するPEC機能の原理もわかると思いますので、その結果を載せておきます。

Pec前回のデータでは下りカーブの部分(時間として0~300秒部分)がやや不規則なことを反映して、この部分の打ち消しが不充分なため、±8秒程度になることが予想されました。

さて、実際にPEC機能を働かせた結果が下図です。

Pec_2グラフでわかるとおり、予想以上にPEC機能の効果があり、1周期(600秒)で±5秒程度、後半の400~600秒を除けば、±2.5秒程度にピリオディックエラーを押さえ込むことができています。

私的には、上出来だと思います。
これで、180mmクラスだと長時間露出も可能になると思います。
あとは、実際に撮影して、再現性を確認することが必要です。

それとSP赤道儀の調整について気づいたこと。

SP赤道儀のウォームギアの取付・調整についてです。

20160318_3296ウォームギアボックスとモータを実装している部分の写真です。

この調整箇所はウォームギアボックスの両側の①イモねじ、正面の②押しねじ(イモねじ)、③引きねじ(キャップボルト)の3箇所で調整することになります。
私は、ウォームギアボックスを押し当て、①のイモねじをなるべく均等になるように軽く締め後、③の引きねじを調整し、その後②の押しねじで調整しています。

この調整中は、ウォームギアを回し、重くならないように調整するのですが、これらのねじを最終的に締めつけるとバックラッシュが相当ある状態(ウォームフォイルに強く押しつけていない状態)でも回転が非常に重くなってしまいます。
これは、各ねじをきつく締めつけるとウォームギアボックスが変形し、結果として重くなってしまうのではないかと思いいたりました。
そこで、今回は、バックラッシュが少なくなる位置に調整後は、ウォームギアの回転が軽いままとなるよう、各ねじの締め付けを軽くすることに心がけてみました。

結果として、この調整方法がよかったのかどうかわかりませんが、極軸後端の止リングを含めあまり強く締めつけない(と言うか、ガタつかない程度に緩く締める)のが良いのではないかと思っています。

また、私のモータ実装方法では、ウォームギア軸とモータ軸の中心が一致していることが重要となりますので、④モータ取付ねじ、⑤モータ架台取付ねじ、⑥赤道儀への取付ねじ部分も若干の調整ができるようにしています。
そこで、ウォームギアボックスの取付調整が終わったあと、モータを取付ても、ウォームギアの回転が重くならないようこれらの締め付け位置を調整して固定しています。

今回の調整では、これらの各部の調整を慎重に行いましたので、結構軽く回転できる状態でセットでき、自分的には満足できる調整だと思っています。

後は、8号機を小型化したケースに収容すべく、基板の小型化に取り組むことになります。

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