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2016年7月

2016年7月31日 (日)

D610改造機が到着

先週出していたD610の改造が出来上がりましたので、取りにいきました。

Dscn0025

D610Aなんてロゴをつけたいところですが、赤外フィルタの交換ですから、当然、外見はなんの変化もありません。

交換した赤外フィルタ

Dscn0016

元に戻すとき必要ですので大切にと言われたのですが、多分もとには戻さないでしょう・・・・。

まずは、普通の写真でどれぐらい撮れるのか試したいところですが、連日の暑さで億劫になってしまいました。

つくづく思うのですが、天体写真撮影の場合、

高速シャッターはいらない、バルブだけでいい。
AF/AEいらない、ミラーなしでいい。
画像処理いらない、RAWだけでいい。
ローパスフィルターいらない、Hα光透過赤外フィルタだけでいい。
ですよね。

Fマウントに撮像素子を付けた箱みたいなものでいいんですが、カメラメーカーが作るとD810Aみたいな高価で中途半端なカメラになってしまうんですよね。
でも、これって、天体写真撮影用CCDカメラそのものですね、冷却機能付きですがうん十万円になってしまいます。

改造してしまいましたので、いままでローバスフィルターの清掃はサービスセンターに依頼していましたが、これからはセンサーのゴミ取りは、サービスセンターに依頼することができませんので、自分でやるための練習が必要です。

なにはさておきフルサイズ機でどんな天体写真がとれるか楽しみです。

夏休みに何回撮影のチャンスがあるのか不安ですが・・・・・。

なにはともあれ、夏休み撮影への出陣の準備は、ほぼ完了です。

撮影対象をどうしようかとか、色々瞑想を楽しんでいます。

2016年7月22日 (金)

Webカメラをオートガイダーへ改造(3)

悪条件下でしたが、星空でのWebカメラの試験の結果、なんとかなりそうな感じがみえてきました。

機器製作の続きです。

Webカメラを改造してオートガイド用として使うためには、PHD2と赤道儀コントローラをつなぐ必要があります。

つなぐ方法として、先人の成果を利用させて戴きます(感謝感謝です)。 「iAG」と言うオートガイドソフトを作成、公開しておられるサイトにリレーボックスのASCOM版ドライバー(ASCOM USB-IO Telescpe Driver)が公開されていますので、これを利用させてもらうことにしました。

  1. ガイドリレーボックス
      USB-IO2.0(AKI) (1,000 by 秋月電子)
      フォトカプラ TLP627-4 (150円 by 秋月電子)
      抵抗、基板、スペーサ、RJ11端子は手持ち
        PHD2との連携をとるためのASCOM経由のリレーポートで、iAGオートガイドソフトの作者が公開tさているASCOM USB-IO Telescope Driverで動作します。
        PCのUSBポートと自作モータコントローラは別電源ですので、この間を絶縁するすることが必要なため、リレーにはフォトカプラをかませています。
        回路そのものは、USB-IO2.0のPort1の0~3ピンを電流制限抵抗(200Ω)を介してフォトカプラの入力側に接続し、出力側をRJ11端子に出すだけの簡単なもので、ピンの順番を間違えないように注意するだけです。

    Web2

    Web3

  2. カメラ取付具
      自由雲台  手持ち品   固定具    手持ちアルミ板端材で自作予定
        改造Webカメラでどの程度星が写るのか不安ですので、最悪1等星クラスでのガイドとなることを考え、カメラは自由雲台に載せて、ガイド星の選択自由度を確保することにしました。

 全体合計費用・・・6,776円

必要な機材は、固定具(工具類が必要ですので、自宅にもどってからの作業)を除き出来上がりました。

PHD2 + ガイドリレーボックスの組合せでの手動操作の動作確認まではOKです。

総合的なオートガイドの試験、もう一つの目的である望遠鏡を使った拡大撮影は自宅に戻らないとできませんので、盆休みまでお預けです。

それと、この改造で、CCDカメラを買う必要がなくなったことで、その分の費用が浮いたと自分に言い聞かせ、また、今後は普通の写真撮影への興味が戻ることはなく、もし撮ることを再開したときは、家内のD7100が使えると言い訳し、D610フルサイズ機を改造に出してしまいました。

こういう資金の使い方をしていると、いつまでたっても大きい買い物はできません・・・・・・・・。

2016年7月19日 (火)

Webカメラをオートガイダーへ改造(2)

改造が終わったWebカメラの試験ができました。

Test試写したときの画像です。

満月近くの月が煌々と輝く、首都圏の光害が激しい夜空で、肉眼では1等星以上しか見えない環境での試写です。

写っているのはアルタイルです。

この感じでは、ほぼ肉眼レベルと同程度かなと思います。

でも、これで目標の最低ラインである1等星以上であればガイド可は満足しそうです。

現在の環境では、赤道儀がありませんので、これ以上の試験盆休みまでお預けです。

2016年7月17日 (日)

Webカメラをオートガイダーへ改造(1)

拡大撮影がうまくいきそうなので、にわかにカラーCCDカメラが欲しくなってしまいました。

これは、SP赤道儀のオートガイダーカメラとしても利用でき、SP赤道儀のガイド精度の問題も解決できるので、一石二鳥の効果があると自己言い訳も成り立つしと・・・・。

そこで候補に挙げたのが、ToupCam(17,800円=アマゾン)、QHY5L-IIカラー(28,600円=TOMITA)です。

どちらも、高感度カラーCCDを謳っており、オートガイド機能もあり、私の要求を満たすものですが、他に比べれば安いものの、これにガイドスコープの費用もかかりますのでメインで使用するものではないことを考えると逡巡してしまう値段です。

そこで考えついたのが、オートガイド用CCDカメラが高かった時代にはよくやられていたWebカメラを改造して使う方法です。

いまさら、新規にWebカメラを調達してまで改造することはないのですが、単身赴任の身、ご多分に洩れずSkypeをやっていた時期があったのでロジクールQCAM130Eと言うWebカメラが使われなくなって、寂しく埃を被っているではないですか。

これが使えるのでないかと、色々Webで調べてみたのですが、このカメラを改造した例としては、QCAM130Xで1例が見つかっただけでした。

ガイドスコープも本格的なものだと結構な値段がしますし、300mmカメラレンズまでの撮影を考えていますので、手持ちのカメラレンズを流用することも考えていました。 これでいけると言う目算がつかないまま、あれこれと悩んでいたのですが、案ずるよりまずは実行と決断し、いまさらながらのWebカメラ改造です。

できるだけ費用をかけないことを最優先として取り組むこととしました。

組合せとその狙いは次のとおりです。

  1. Webカメラ
    ロジクールQCAM130E 130万画素  手持ち品

    Qcam130e    感度不足はPHD2の画像スタッキング機能に期待です。
        ※PHD2は露出時間が短いWebカメラなどを使用した場合、PHD2側で設定した露出時間分の画像をスタッキング合成して使う機能があるみたいです。

  2. ガイドスコープ  
    サインソニックCCTV Cマウントレンズ 50mm F1.4  (3,850円 by Amason)    

    50mm
        手持ちカメラレンズ50mm、135mmの使用も考えたのですが、C→Nikon Fマンウトアダプタが3,780円と高い(安いケンコー製はなくなった)のと、全体が大きくなってしまうので却下。
        75mm程度を考えたのですが、1万円以上するのでこれも却下。
        このレンズとの組合せで、まずは星が写るのか、ガイド精度がでるのか目算は全くありません。
        ちなみに、カメラの撮像素子の諸元が不明ですが、撮像素子の大きさが1/4インチクラスで130万画素から私なりの推測です。
        1ピクセルはQHY5L-IIMと同程度(3.75μm)ではないかと仮定すると、50mmのレンズとの組合せでは、
        1ピクセル・・・16秒、画角5度×4度程度と考えられます。
        PHD2で1/3ピクセル以内のガイド精度が得られれば、±3秒となりますので、D610+300mmの時の2.7秒/ピクセルではなんとかなるのではないかとの目算です。

  3. カメラ躯体  
    サインソニック Cマウント-Micro4/3アダプタ (750円 by Amason) 

    C    カメラケースにCマウントレンズを取り付けるためのものです。
        これを付けることで、拡大撮影時はQHY5L-IIに付属の31.7mm接眼スリーブを接続して撮影することができるようにしました。
    uxcellアダプタリング CS-Cマウント(536円 by Amason)

    Photo
        バックフォーカス調整用に用意しました。
    アルミケース(410円 by 千石電子)
        5cm×4.5cm×3cmとギリギリのサイズとしました。  
    ミニカードスペーサ MPS-04-0 (80円 by 秋月電子)

    Web4
        Webカメラの基板をケース内に固定するためのもの。
        Webカメラの基板には固定用のビス穴がないので、どうやって固定しようか悩んでいてのですが、このスペーサを見つけました。
        上の部分の隙間が基板の厚みとぴったりですので、通常のM3スペーサ(L=10mm)の一方を拡径して差し込み、基板固定に使いました(ぴったりです)。

ここまでの費用合計 5,626円です。

Webカメラの改造は完成しました。 ケース内部は艶消し黒で塗って、動作中に点灯するLEDはニッパで切り取りました。 自分では上出来だと思っています。

Photo_2

Web1

Web5検証については、
ピント位置・・・アダプタリングなしで・・OK。
PHD2での画像取得・・・・・・・・・・・・・・OK。
までは確認できました。

すぐにでも星空で試験してみたいのですが、あいにくの梅雨空で実写での確認はできていません。

2016年7月15日 (金)

夏休み前の機材準備・・・結露防止ヒータの作り直し

梅雨時期でしたかないのですが帰省しても天候が悪かったり、都合がつかなかったりと昨年の12月以来、まともに撮影できていません。
欲求不満が溜まりまくりです。

今年の夏休み(盆休)は月齢の都合にあわせ前半型の10日間にしましたが、九州北部は梅雨明けから8月上旬にかけては天候が不安定なことが多く心配ですが、まあ10日間の内に1日や2日は撮影できる日があると期待しています。

そこで、暇を囲っている間の機材準備として、まず結露防止ヒータを作り直しました。

結露防止ヒータは2種類を作成していたのですが、そのうち秋月電子で買ったシートヒータは、幅が10cmもあり、かつ、ごわごわで、レンズ類への巻き付けがうまくいかず、1枚300円と安いのですが使い勝手がイマイチでした。

もう一つのフィルムヒータを使ったものも、幅が6cmあり、広角系レンズへ巻き付けると、前方へ飛び出してしまい、うまくありません。

そこで、幅の狭い結露防止ヒータ(幅4cm)を改めて作成することにしました。

今回は、幅を狭くするため結露防止ヒータで一般的に使われているニクロム線を使うことにしました。

使用したニクロム線はφ0.26mm(27Ω/m程度 196円/5m)で、極細の熱収縮チューブにとおして、1mを4つ折にしています。

Photo

これで、外径90mmクラスのレンズでも一周させることができる長さです(約30cm)。

12Vで使用すると、電流 = 12V / 27Ω = 0.44A (5.3W)で、いろんなサイトを参照すると、これくらいが相場かなと言う感じです。

ちなみにシートヒータは80Ωを2枚並列で接続してしようしていますので、電流 = 12V / 40Ω = 0.3A(3.6W)となっています。

黒地のネルに両面テープを貼り、その上にニクロム線を這わせて固定し、その上にアルミテープで覆って、幅4cmの袋状に縫い合わせています。

本当は、ニクロム線を貼った後、袋状に縫った布を折り返して、縫い目が内側にくるようにしたかったのですが、実際に作ってみると、ニクロム線を貼った後からの折り返しは不可能で、やむなく縫い目が外側となってしまいました。

レンズ/望遠鏡への巻き付けは従来どおりマジックバンドを使用しています。

Dscn0012

温度制御は従来から使っている自作のコントローラを使い、温度センサー(サーミスタ)を取付、Arduinoで温度値をモニタしながら設定温度でPWM制御を行っています。

製作完了後、コントローラと接続して試験したところ温度データがうまく取れず、四苦八苦したのですが、原因は基板端子部にイモハンダ状態が一カ所あり、それが原因でした。

イモハンダは鬼門です。結構注意しているはずですが、老眼の身、なかなか目視検査ではなかなか見つけることができません。

25°Cの室温で+10°を維持するのに3~5V程度とほぼ予定通りの結果です。

これで、結露防止ヒータは幅6cmのフィルムヒータ(40Ω)が2つ、幅4cmのニクロム線ヒータ(27Ω)が2つとなりました。

通常の使用では
BKP150のガイドスコープ用(フィルムヒータ)・・・・・・・1個
BKP150そのものは、乾燥空気による結露防止
ポータブル赤道儀カメラレンズ用(ニクロム線ヒータ)・・・1個
が常用で、予備2個は、固定撮影などカメラを増やしたとき、BKP150のファインダー用と考えています。

2016年7月 1日 (金)

電源部の強化

なかなか、撮影の機会がなく、本格的な遠征撮影は盆休になりそうです。
今日は、遠征時の電源まわりについて書きます。

今まで、ずっと自動車用シールドバッテリー(28Ah)を使用してきましたが、GPDとSP赤道儀の2台体制、オートガイドのためのパソコン使用で、遠征時の電源は綱渡り的状態になってしましたので、電源の強化を行うこととしました。

従来のバッテリーボックスです。

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アナログ式の電流/電圧計を付けて、1個で2台体制をでまかなうため、多くの電源端子を装備していました。

今回追加したバッテリーは、LONG WP45-12と言う45Ah(20時間率)のバッテリーです。
追加するバッテリーについては、ACDelco M27MFとだいぶ迷ったのですが、重量と価格(M27MFは23.5kgで13,295円 → WP45-12は14kgで8,890円)で、容量は半分になりますがこちら(WP45-12)にしました。

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バッテリーボックスを新たに製作、デジタル式のパネルメータを取付、電流/電圧が見れるようにしています。

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こちらの方をGPD赤道儀用とし、GPDコントローラ電源(モータ2台と結露防止ヒータ)と、DC/ACインバータを介しての結露防止用エアポンプ、PC用電源とすることとしました。

ただ、通常で4A、PCが充電モードに入ると10A近くが必要となるので、PCは満充電状態での使用が前提になり、それほど余裕がある電源構成とはなりませんでしたが、重量(=体力?)とのトレードオフですので、しかたありません。