« 夏休み前の機材準備・・・結露防止ヒータの作り直し | メイン | Webカメラをオートガイダーへ改造(2) »

2016年7月17日 (日)

Webカメラをオートガイダーへ改造(1)

拡大撮影がうまくいきそうなので、にわかにカラーCCDカメラが欲しくなってしまいました。

これは、SP赤道儀のオートガイダーカメラとしても利用でき、SP赤道儀のガイド精度の問題も解決できるので、一石二鳥の効果があると自己言い訳も成り立つしと・・・・。

そこで候補に挙げたのが、ToupCam(17,800円=アマゾン)、QHY5L-IIカラー(28,600円=TOMITA)です。

どちらも、高感度カラーCCDを謳っており、オートガイド機能もあり、私の要求を満たすものですが、他に比べれば安いものの、これにガイドスコープの費用もかかりますのでメインで使用するものではないことを考えると逡巡してしまう値段です。

そこで考えついたのが、オートガイド用CCDカメラが高かった時代にはよくやられていたWebカメラを改造して使う方法です。

いまさら、新規にWebカメラを調達してまで改造することはないのですが、単身赴任の身、ご多分に洩れずSkypeをやっていた時期があったのでロジクールQCAM130Eと言うWebカメラが使われなくなって、寂しく埃を被っているではないですか。

これが使えるのでないかと、色々Webで調べてみたのですが、このカメラを改造した例としては、QCAM130Xで1例が見つかっただけでした。

ガイドスコープも本格的なものだと結構な値段がしますし、300mmカメラレンズまでの撮影を考えていますので、手持ちのカメラレンズを流用することも考えていました。 これでいけると言う目算がつかないまま、あれこれと悩んでいたのですが、案ずるよりまずは実行と決断し、いまさらながらのWebカメラ改造です。

できるだけ費用をかけないことを最優先として取り組むこととしました。

組合せとその狙いは次のとおりです。

  1. Webカメラ
    ロジクールQCAM130E 130万画素  手持ち品

    Qcam130e    感度不足はPHD2の画像スタッキング機能に期待です。
        ※PHD2は露出時間が短いWebカメラなどを使用した場合、PHD2側で設定した露出時間分の画像をスタッキング合成して使う機能があるみたいです。

  2. ガイドスコープ  
    サインソニックCCTV Cマウントレンズ 50mm F1.4  (3,850円 by Amason)    

    50mm
        手持ちカメラレンズ50mm、135mmの使用も考えたのですが、C→Nikon Fマンウトアダプタが3,780円と高い(安いケンコー製はなくなった)のと、全体が大きくなってしまうので却下。
        75mm程度を考えたのですが、1万円以上するのでこれも却下。
        このレンズとの組合せで、まずは星が写るのか、ガイド精度がでるのか目算は全くありません。
        ちなみに、カメラの撮像素子の諸元が不明ですが、撮像素子の大きさが1/4インチクラスで130万画素から私なりの推測です。
        1ピクセルはQHY5L-IIMと同程度(3.75μm)ではないかと仮定すると、50mmのレンズとの組合せでは、
        1ピクセル・・・16秒、画角5度×4度程度と考えられます。
        PHD2で1/3ピクセル以内のガイド精度が得られれば、±3秒となりますので、D610+300mmの時の2.7秒/ピクセルではなんとかなるのではないかとの目算です。

  3. カメラ躯体  
    サインソニック Cマウント-Micro4/3アダプタ (750円 by Amason) 

    C    カメラケースにCマウントレンズを取り付けるためのものです。
        これを付けることで、拡大撮影時はQHY5L-IIに付属の31.7mm接眼スリーブを接続して撮影することができるようにしました。
    uxcellアダプタリング CS-Cマウント(536円 by Amason)

    Photo
        バックフォーカス調整用に用意しました。
    アルミケース(410円 by 千石電子)
        5cm×4.5cm×3cmとギリギリのサイズとしました。  
    ミニカードスペーサ MPS-04-0 (80円 by 秋月電子)

    Web4
        Webカメラの基板をケース内に固定するためのもの。
        Webカメラの基板には固定用のビス穴がないので、どうやって固定しようか悩んでいてのですが、このスペーサを見つけました。
        上の部分の隙間が基板の厚みとぴったりですので、通常のM3スペーサ(L=10mm)の一方を拡径して差し込み、基板固定に使いました(ぴったりです)。

ここまでの費用合計 5,626円です。

Webカメラの改造は完成しました。 ケース内部は艶消し黒で塗って、動作中に点灯するLEDはニッパで切り取りました。 自分では上出来だと思っています。

Photo_2

Web1

Web5検証については、
ピント位置・・・アダプタリングなしで・・OK。
PHD2での画像取得・・・・・・・・・・・・・・OK。
までは確認できました。

すぐにでも星空で試験してみたいのですが、あいにくの梅雨空で実写での確認はできていません。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/562191/33885671

Webカメラをオートガイダーへ改造(1)を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。