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2016年9月

2016年9月28日 (水)

久々に入ったラーメン屋さん

先週末の飛び石連休に休みを取って帰省したのですが、4日間とも天気が悪く、1度も望遠鏡を空に向けることがなくボーズとなってしまいました。

今回は、そのとき用事があって、実家に行った帰りに立ち寄ったラーメン屋さんの話です。

2_01

実家の近くにあるこのラーメン屋さん、「丸星ラーメン」と言うのですが、それなりに有名なラーメン屋さんで、休日の昼食時には行列ができてしまっています。

ラーメンに限らず、食事で待ってまで食べようとは思わない私ですが、今回は、お昼ちょっと前でしたので、待たずに入れました。

このラーメン屋さん、私が物心付いた時には既にあった店ですので、50年以上はたっていると思いますが、昔から店の構え、店内ともほとんど変わっていません。

土間にテーブルと椅子を並べて20~30人が入れる、お世辞にもきれいとは言えず、メニューも「ラーメン」、「めし」、「焼き豚」、「替え玉」、「おでん」だけのあっさりしたものです。

ラーメンの味は、久留米豚骨ラーメンの一つの典型と言えるものですが、おいしくてやみつきになると言うほどのものではないと思っています。

でも、久々の久留米ラーメン、しっかり堪能してきました(ラーメン400円、めし120円 計520円)。

めんの茹で具合、スープの温度ともちょうど好みで、ものの5分間もかからず完食です。

いつも、東京方面での博多ラーメンのめんの茹で具合は硬すぎで、スープの温度は高すぎと思っているのですが、なにが良くて、完全に芯が残った麺や熱いスープが好まれるのか、芯が残った麺は、胃腸に悪そうですし、脂っこい豚骨スープが熱いと火傷してしまいます(決して猫舌ではありません)。

こうゆう私には、ちょうどいい加減のラーメンでした。 今度、行ったときも、行列がなかったら寄って行こうと思います。

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ついでにもう一枚の写真、地方都市によくある「違和感のある立派な市庁舎」の20階から撮った鳥栖方面を眺望する写真。  緑豊かな地方都市の雰囲気です。

Dsc_0017_01

人口30万の地方都市、久留米市庁舎もご多分にもれず、高層ビルなぞほとんどない場所に忽然と建つ20階建てのビルで、筑後平野のどこらかでも見えます(30km離れた私の遠征地の一つの大手山200年公園からでもはっきり見えるほどです)。

2016年9月18日 (日)

夏休みの忘れ物、M57(惑星状星雲)

前回の記事で書いたようにSteraImage7を導入して、今までに撮影したものを再処理していたら、今年の夏休みで撮影したものにM57があるのを見つけました。

自宅での撮影ですので、空が明るく、露出がかけれないのですが、対象が明るいのでなんとか絵になっています。

M5702【撮影データ】
2016年8月10日 自宅庭
BKP150 + 純正コマコレクター(F5用) + LPR-N
Nikon D610(改)
ビクセンGPD赤道儀(自作2軸モータドライブ化)
D60mm L=240mmガイドスコープ + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding ISO1600 露出240秒×13枚
IS7でフラット処理、コンポジット、Capture NX2で画質調整

対象が小さい上に、フルサイズでとりましたので、ノートリミングでは小さいこと、やっとリングであることが分かる程度です。

下は等倍に拡大したものです。

M5701_2

なんとからしい絵になっていますが、小さいです。 真ん中の星は15等級ですが、写っているのか、いないのか微妙です。

今度は、1.6倍テレコンバータ + D7100でトライしてみます。

D610とD5000は画素ピッチがほぼ同一ですが、D7100だと、1/2に細かくなるので、未改造機ですが、より鮮明になるのではとの期待です。

この画像、翌日の遠征のときのBKP150+D610よりはピントは合っている感じなのですが、四隅の画像は収差がおおきくなっています。

これでも、D5000の写角ならば、ほとんど目立たずに済みそうですが、やはりフルサイズだと目立ってしまいます。

さて、今週末に帰省の予定で、新月期にはちょっと早いですが、台風通過後の晴れを期待しています。

2016年9月16日 (金)

北アメリカ星雲の再処理

Stera Image 7での画像処理を色々やって見ています。

今回は、北アメリカ星雲です。

New6

SI7での処理は、フラット補正とコンポジット後のスターシャープフィルター処理だけにし、以後をCapture NX2で処理しています。

ダーク補正は、ダークフレームによる補正の方が、ボツボツ感がでるのでやめています。

以前のものより、赤くなっていますが、星色も残り、こちらの方がよさそうです。

Capture NX2での処理も、選択コントールポイントでの画面全体を対象とした処理を中心とし、カラーコントールポイントでの部分処理はなしに変更してみました。

こうした星雲が画面の大半を占めるものでは、この処理の方がよさそうです。

ダーク補正をしていないので、画面の端の方がかぶったようになってしまいましたので、若干トリミングしています。

なんとなく、SI7+Capture NX2 での処理方法が掴めてきたように思えてきました。

2016年9月11日 (日)

Stera Image 7 と DeepSkyStacker の私的比較

ステライメージ7(以下SI7)を導入したのを機に、いままで使ってきたDeepSkyStacker(以下DSS)との処理ついて、私なりの使い方での比較をしてみました。

対象は、D610 + 50mmで撮影した北アメリカ星雲を中心にした、赤い星雲の多い領域の写真です。
この組合せでのダークフレームがぴったりのがありませんでしたので、フラット処理のみを行っています。

処理過程は、15枚のRAWファイルを読み込み、自動位置合わせ、コンポジット後、トーンカーブで調整して、tiff(16bit)で保存、Capture NX2で最終調整をして、私なりにこれかなと言う状態に仕上げています。

SI7とDSSでのダーク/フラット補正からコンポジット完了までの標準的作業手順は次のとおりです。

<SI7>  

  • フラット画像を読み込み  
  • 加算平均でコンポジット→フラットフレームとして保存  
  • ダーク画像を読み込み  
  • 加算平均でコンポジット→ダークフレームとして保存  
  • 撮影画像の読み込み  
  • 共通フラット/ダークフレームによる補正(バッチ処理)  
  • 撮影画像のベイヤー・RGB変換(個別)  
  • 位置合わせ(バッチ処理)  
  • コンポジット(バッチ処理)

<DSS>  

  • フラット画像、ダーク画像、撮影画像読み込み  
  • フラットフレーム、ダークフレームの作成パラメータ、位置合わせパラメータ、コンポジットパラメータの指定  
  • コンポジット(フラット/ダークフレームの作成・保存、位置合わせ、コンポジットは一連で動作するので、ただ処理完了を待つだけ)

コンポジットだけなのに、SI7の手順の多さ、それに対して、いかにDSSが操作が簡単か。
さらにSI7では、RAWファイルの読み込みで15枚で6~7分を要しますので、フラット、ダーク、撮影画像のそれぞれの読み込みで多くの時間がかかってしまいまい、「かったるさ」感が半端ではありません。

DSSでは、RAWファイルの読み込みは、コンポジット作業の中で行っており、最初の処理ファイルリスト作成では、読み込みを伴わないので時間はかかりません(瞬時)。

コンポジット(位置合わせ+コンポジット)に要する時間は、処理方式により変化しますが、SI7で10分程度、DSSで6~14分と大同小異です。

※SI7で、ファイル選択の画面をアンコン表示でやると、そのフォルダにRAWファイルが2、30枚でもあろうものなら固まったかと勘違いするくらいの時間がかかってしまいます(=ほとんど実用性ゼロ)。

コンポジット後に、それぞれのソフトで階調調整をした画像(tiff→縮小jpeg変換)の比較と、Capture NX2で最終調整をしたものを比較してみました。

DSSでコンポジットしただけの画像

Dss001_2

Capture NX2で画像調整後の画像

Dss002

SI7でコンポジット(+現像)した画像

Si7001

Capture NX2で画像調整した画像

Si7002 

ブログの制約上、縮小jpegになっていますので、比較しようがないかもしれませんが、DSSではSI7と比較して「色が消える」ことは確かですが、それ以外の差はなさそうです。

とは言え、これだけで、SI7をお蔵入りするのは、もったいないので、網状星雲(西)をSI7で、何度も処理をトライしてみた結果が、下の写真です。

Ami_last_01

これもちょっとやりすぎ感はありますが、DSSで消えた色、特に星の色はCapture NX2では私の力量では戻りませんが、SI7だと星色がなんとか残っていて、感じがよさげです。

DSSとSI7、対象(とそのときの気分)によって使い分けて行こうかと思っています。

2016年9月10日 (土)

何度間違えば、気が済むのか

今日は、予定外の秋葉原行きです。

Dsc_0001

人、人、人・・・、老若男女、アジア系、中東系、西洋系、???系が入り交じった中を歩くだけで疲れてしまいます。

それと言うのも、原因はこれ。

P029191SP赤道儀の2軸化のため、そのコントローラを作っていたのですが、キャラクタディスプレイを壊してしまったからです。

GPD赤道儀コントローラと同じ手元操作ボックスを作っていたのですが、使うキャラクタディスプレイと電源の+5VとGNDのピン配置が違うことをすっかりわすれていました。

配線を終わり、接続、プログラムを入れて・・・・、表示しません。

これで気づけば、まだよかったのですが、他の機器で使っているのが簡単に転用できたので、確認のため別のキャラクタディスプレイを繋いでしまいました。

これでも表示しないので、やっと、電源ピン配置が逆だったことにきづきましたが、後の祭りです。

電源ピンの逆接続は、確実にアウトなことは、何度も経験していたのですが・・・・。

交通費まで含めると約2,000円もの無駄遣いをしてしまいました。

失敗は恐れず、同じ失敗をしなければ良いとは言いますが、私の場合、何度も同じ失敗を繰り返しています。

この失敗を、今後しないよう、戒めの記事としてかきました。

2016年9月 8日 (木)

2016年夏の遠征の総括(反省を含め)

SP赤道儀用1軸コントローラについては、前に書きましたように2軸化することにしましたので、それ以外の機材についての総括です。

【フルサイズ改造機D610】

やはりと言うか、BKP150とフルサイズ機の組合せは、周辺の光量低下が激しいです。

D5000とD610は、ピクセルサイズは同じなので、D610で撮ってAPS-CサイズにトリミングすればD5000と同等なのですが、フラット補正がよりシビアとなってしまうので、常用するには無理がありそうです。

BKP150にセットした時のFLAT画像の等光度曲線です。
どちらも同じ8段階表示です。

D610(フルサイズ) 

D610_flat

D5000(APS-C)

D5000_flat

また、周辺部の画質低下もありますので、BKP150とフルサイズ機を組み合わせるときは、特に入念な光軸調整とピント合わせが必須でしょう。

D610改造機は撮影対象にもよりますが、180mm/300mmと組み合わせての撮影をメインにしようと考えています。

【BKP150】

8~9日の遠征の前に、鏡筒とフードに植毛紙を貼り付けました。その効果は検証しようがありませんが見た目は良さげです。

D5000の画角内画像は、BKP150+コマコレクター(F5用)の組合せでほぼ満足が行く程度にきれいだと思っています。

これで、再度光軸調整をやり直し、ばっちり決まって、8~9日の撮影は上々だったのですが、2回目の遠征で現地で確認したところ少し狂っていましたので、現地でレーザーコリメータを使って調整しなおしました。

ところが、これが中途半端だったみたいで、結果は、すでに書いたとおりです。

車に載せている間に狂ってしましたみたいで、これについては、新たな対策を講じるとともに、現地での光軸調整方法を含めてスキルアップを図らなければ成りません。

【GPD2軸制御コントローラ】

夏休み中にニワトリを含め、5夜ほど動かした結果、目標天体導入補助機能を含め、若干の取り扱い上の不便さはあるものの、ほぼ満足できるところまで来たと思っています。

今後の課題

  • 南中付近への望遠鏡の指向ができない  
    駆動モータをウォームギア軸上にダイレクト接続している関係から、赤緯側モータと赤経側モータあるいはコントローラ本体ボックスが干渉してしまい、目標天体が南中前後だと望遠鏡を向けれません。  
    このレイアウトを採用した時点で覚悟をしていたのですが、南中前から撮影を開始して、南中後に撮影を終わると言う一番おいしい時期が使えないのは痛いです。  
    モータレイアウトそのものの問題ですので、当面は我慢するしかありません。
  • 導入補助機能の基準天体が足りない  
    基準天体として1等星を選択しましたので、南中前後の制約もあって、秋の天体、M33等を撮影する際の基準天体に困る結果となりました。  
    アンドロメダ座 α等を基準天体に追加しました。  
    AT-Mega326のEEP-ROMは1000byteで、1基準天体で20byteを使っていますので、50個までは増やせるのですが、あまり多いと却って使い勝手が悪くなりそうですので20天体にしています。
  • 鏡筒回転時のコード類の取扱が煩雑  
    接眼部にカメラを接続すると、鏡筒の中心を軸とした回転方向に大きくバランスが崩れた形になってしまい、鏡筒の前後バランスを取っていても、指向方向によっては、赤緯軸のバランスが大きく狂うことになり、鏡筒の回転モーメントが最小になるよう鏡筒回転が不可避ですが、その都度コード類の取り回しや乾燥空気ホースの付けなおしが必要になってしまいます。
    カメラと反対方向にカンウターウェイトを付けるなどの対策もありますが、これ以上の搭載重量増加は御法度ですので、コード類の取り回し方法の改善で対応するしかありません。
  • 撮影最後での赤経側制御不調   2回目の遠征の最後に赤経側制御が不調になったことについての原因は不明ですが、制御信号用RJ11端子の取付方は、同じ問題を起こしたSP赤道儀用コントローラと同じですので、これと同じ端子の断線が疑われます。  
    現在の実装方法の弱点と考えられますので、実装方法の再検討が必要です。

【結露防止対策】

BKP150の乾燥空気、ガイド鏡の熱線ヒータとも効果は十分のようで、この撮影地(小石原焼伝統産業会館=これが正しい名称で、いままで間違っていました)は夜露が多いことが有名みたいで、特に8~9日は、湿度が高く、鏡筒表面にはびっしりと露が付きましたが、BKP150、ガイド鏡とも一晩中結露しませんでした。

【電源】

今回は新たに買い足した45Ahバッテリーと従来の28Ahの2台体制でのぞみました。

  1. 45Ahバッテリー    
    GPD赤道儀2軸ドライブコントローラ    
    D5000用電源    
    BKP150乾燥空気ポンプ    
    ガイド鏡熱線ヒータ    
    オートガイド用パソコン
  2. 28Ahバッテリー    
    SP赤道儀(改)1軸ドライブコントローラ    
    カメラレンズ用熱線ヒータ    
    オートガイド用パソコン

機材準備完了後の20時頃から翌日4時過ぎまで動かして、負荷状態で12Vを切ることはなく、現況の機材構成であれば、電源の心配はなさそうです(冬期の効率低下の影響は不明ですが)。

【その他】

今回の夏休みの遠征を含め、何度も機材の出し入れをしたことで、段々設置・撤去の手順にも慣れてきて、機材ごとの収納もやっと整理出来てきました(格段に時間短縮です)。

次に本格的撮影ができるのは、11月初旬の連休になると思いますので、それに向けて機材の改善をやっていきます。

 

2016年9月 5日 (月)

方針をあっさり変更、ステライメージ 7の導入

ステライメージ 6を購入して、使い方もよく分からず試行錯誤していた2012年の冬、突然ステライメージ7へのバージョンアップとVer.6のサポート終了の案内、購入して3カ月で旧版と化してしまったことに憤慨し、またそのころ見つけたフリーソフトDSSの使い勝手の良さから、もう二度とStera Imageには戻らないと心に誓っていました。

ところが、本格的に天体写真撮影ができる機材が揃ってくると、皆さんが使っているステライメージ7が気になって仕方ありません。

再度、ステライメージを使ってみると(私の手持ちカメラではD5000のデータしか読み込めません)、全然判らなかった使い方が、少しは分かるようになって、それなりの画像も出てくるようになってきました。

そこで、あっさり方針を改め、ちょっとした臨時収入があったのを機会に、D610やD7100も読めるSI7をポチッてしまいました。

ひととおり使ってみたところでは、やはりDSSのUIの方が格段に勝っていることは確かですが、DSSの最大の欠点、「色が消える」は解消できますし、各種フィルターを使った効果はあると思えます。

でも、コンポジット作業(ダーク、フラット補正を含む)のUIは、DSSの方が格段に使いやすいと思います。

と言うか、Stera ImageがなんでこんなUIとしているのか理解できません。きっと私には理解できない理由があるのでしょう。

まあ~天文関係を商売にしている会社の製品で「周辺光量低下」を「周辺減光」と平気で表記している程度ですから・・・・・・・・・(そんなら使わなきゃ言いといわれそうなのでこの辺で)。

今回SI7で処理し直したものと今までの方法のものを掲げておきます。

【DSS + Capture NX2】

Amie_2

【SI7 + Capture NX2】

Amie2_2 

色調がケバくなってしまい、また、ブログ用に800×500へ縮小していますので、見た目の差はわかりません。
でもなんとなく、星像は締まった感じがしているのですが。

まあ、処理ソフトを替えただけで、見違えるほどきれいな画像が出来上がるはずはありませんね。

それと、このアップのために過去記事を見直していたら、網状星雲の表記が東西南北入り乱れていました(東西に統一修正しました)。

処理手順は、SI7でフラット、ダーク処理後コンポジット→スターシャープ→星マスク作成→マルチバンドシャープ等のフィルター処理をした後、tiff(16bit)でCapture NX2に渡し、彩度調整などの最終調整をしたものです。

SI7を使っても、やはり最終調整ではCapture NX2の出番です。

ブラックコントールポイントで背景色を含む全体のカラーバランスを再調整し、カラーコントロールポイントを使って星雲などを強調する調整を行って仕上げています。

この、Capture NX2のコントールポイントの使い勝手の良さ(簡単さ)になれてしまったので、もうアップデートサポートのないソフト(まだ販売していますから、正確には旧ソフトではないですが)になってしまいましたが、手放せないソフトです。