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2016年10月 7日 (金)

私的反射望遠鏡の光軸調整方法・・・用具編

BKP150の光軸調整について試行錯誤した結果、好結果が出たと自己満足している私なりの方法です。

BKP150を手に入れて以来、ちょこちょことと改造しながら光軸調整もやってきた結果、ニュートン式反射望遠鏡の光軸調整は、斜鏡の調整が重要で、その中でも斜鏡の回転方向の調整が肝であると思い至りました。

斜鏡の傾きや主鏡の傾きは、レーザーコリメータ等で合わせれますが、基本となる斜鏡の調整、特に回転方向については、「ドローチューブの円を基準にして、斜鏡が円形となるよう」といった漠然とした見え方で調整するのが一般的で曖昧さが残りますし、普通の説明書のやり方では、斜鏡と主鏡が同時に見えていますので、非常に分かりにくいです。

それに加えて、斜鏡の回転方向が狂っていると、スパイダーの光条割れの原因ともなるみたいで、とにかく、斜鏡の回転方向を含め、いかに正確に斜鏡の位置を調整できるかに焦点をおいて工夫してみました。

そこで、私的光軸調整方法では、なるべく道具を使い、調整に曖昧さがでないことを心がけることにしました。 まずは使用する器具類についてです。

(1) 斜鏡中心設定用プレート

20160925_0386右がこのプレートです。

斜鏡が鏡筒の中心にくるようセットするためのプレートです。
透明プラスチックシートを鏡筒にぴったりはまるよう、円形カッターでくり抜き、十字線を書いています。

(2) 斜鏡ターゲット

20160815_0276同心だ円と十字を印刷して、斜鏡にぴったり被せれるようにしたもの。

カメラでこの同心円を見ながら、上下左右が同じようになるよう調整できるようになっています。
斜鏡のオフセット位置に小穴をあけて、レーザー光が通るようにしています。
主鏡からの反射像を避け、斜鏡そのものを見やすくする目的もあります。

(3) カメラ接続装置

20160815_027848mmカメラアダプタ +  48mm/52mmステップダウンリング + 35mmレンズ + D5000    
フィルター径が52mmで、20~30cmの近接撮影が可能なレンズ、廉価ズーム系は鏡筒にあそびがあり、光軸がずれるので不可。
手持ちのレンズでこの条件を満たすのが、AF Nikkor 35mm F2.0D。
これで、接眼部センター位置を固定するとともに、パソコン画面でライブビューを見ながら調整することができるようになります。

パソコン画面をみながら調整するので、調整ネジの出し入れなどが両手でできるのも利点です。   

(4) レーザーコリメータ

20160925_0391

左がレーザーコリメータ、右がコリメーションアイピースです。

普通の安物バージョンです。

(5) コリメーションアイピース    

これも安物ものですが、ロングバージョンです。

また、調整用の3本の押しねじは、手で回せるよう付属のイモネジをキャップボルトに付け替えていますが、市販のねじの先端はいびつですので、当りにむらがあり調整中の動きがスムースでない他、ちょっとした衝撃でもずれてしまいそうでしたので先端をヤスリで削り、尖らせました。

20160925_0389

ただ単に削ると、とがった先端がねじの中心からずれて、回転中に当りがずれてしまうことが心配でしたので、どうしたら中心を尖らせれるか考えた結果、電動ドリルのチャックではさみ、ドリルを回転させながらヤスリを当てて削ることで、ねじのセンターが尖るできました。

以上を使って、私流の光軸調整です。

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