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2016年11月27日 (日)

オリオン大星雲(M42 NGC1976 SH2-281)

今回の遠征2日間の締めくくりは、メジャー中のメジャー、オリオン大星雲です。 30秒、60秒、120秒、480秒の多段階露出でやって見ました。

露出の段階についてはあまり深く考えずに薄明開始までの時間で割り振った枚数です。

M42800

【撮影データ】
2016年11月05日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D5000(改) GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Buiding
ISO 1600 露出30秒×5枚、60秒×6枚、120秒×5枚、480秒×6枚
SI7でフラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整
トリミングあり

【オリジナルの1/2画像はここ】

トラペジウム部分のつぶれは、当然として受入れました。 トラペジウムの左上の切れ込み部分の黒いもくもくは、短時間露出の画像では立体感があるのですが、合成結果ではなくなってしまっています。

内部のピンク部分の表現にも不満が残ります。

周辺を取り巻く淡い部分は、刷毛で掃いたような構造をもっと出したかったのですが、ここをあまり強調すると、内部がおかしくなりそうで、控えめにしてみました。

こうした明るい星雲で、明暗の差が大きい画像処理は、私のレベルでは到底太刀打ちでません(これに限ったことではないですが)。

この撮影後、薄明が始まってしばらく待ち、フラットフレームの撮影をして完了です。

全ての機材がびっしょりと夜露に濡れ、これを拭きながらの撤収作業で、現場を後にしたのは7時と遅くなりました。

さて、今回の遠征、SP赤道儀の方は、前にも書きましたように散々な結果でした。

50mmカメラレンズ+Webカメラでのオートガイドは、SP赤道儀の精度がそれほどでもないこともあってか精度、安定感とも今一歩の感じですし、とにかくガイド星がなかなかつかまえられません。

現地で、画角内にガイド星が入らず悪銭苦闘していると、「え~い、いっそのことQHY5L-IIのカラータイプを買うか」と思ってしまうくらいでした。

まだまだ調整の余地はあるのかもしれませんが、余っているカメラレンズ135mm F2.8とレンズを交換し、ガイド星導入のかめにファインダーを付けてみようかと思っています。

一方、BKP150+GPDの方は、機械的なトラブルはほとんどなくなり、スムースに撮影ができるようになりました。

残りは、懸案の斜鏡スパイダーの件です。

これについては、手頃なアルミ板が見つかりましたので、思い切ってスパイダーそのものを作り替えて見ようかと思ってします。

それと、撮影方法についての反省。

やはり、撮影対象を欲張るのではなく1対象をじっくりとることが基本だとつくづく思いました。

前回からLPR-Nフィルターを付けたときは、なんとなくISO1600、露出480sec×12枚を基本に撮影しているのですが、多枚数コンポジットの方が画像がよさそうに思えてきました。

そこで、次回はISO2000、露出360sec×20枚で、試写等を含め1対象2.5時間くらいの配分でやって見たいと思います。

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コメント

いっそくドラゴンさんこんばんは
綺麗な画像次々出てきますね素晴らしいです。私もオリオン座沢山撮ってますがここまでは
頑張って少しでも近づける様勉強いたします。

>夕焼け熊五郎さん、こんばんは。
お褒めいただき、恐縮ですが、天体写真の先輩方から見たら、まだまだだと思います。
なんとか、少しでも良くと試行錯誤ですが、歳のせいか"一歩進んで二歩下がる"状態です。

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