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2017年3月

2017年3月21日 (火)

QHY5P-IIのその後

CCDカメラQHY5P-IIをオートガイド用兼月・惑星撮影用カメラとして購入した、その後です。



<オートガイドカメラとして>

先の記事のように焦点距離135mmのカメラレンズ + Cマウントアダプター + C/CSマウントリング + QHY5P-IIの組合せをSP赤道儀(2軸制御)に載せて、PHD2でのオートガイドを試してみました。

Dsc_3418

結果、135mm f2.8のガイドスコープ + QHY5P-IIで十分明るく、固定した状態でもガイド星に困ることはなさそうです。

※この135mm、とにかくパープルフリンジが酷く、天体写真には向かない感じでしたので、ガイド用へ転用です。

PHD2との組合せの通常のバージョンではQHY5P-II用のドライバーがなく、画像取得すらままなりません。

そこで見つけたのが、前回書いた"PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test"なるソフトです。

これだと、QHY Cameraを指定すれば、後は自動認識、QHY5P-IIも難なく動き、2×2ビニング等の設定も出来ますので、便利で使い勝手がよさそうでした。

ガイド星も前述のように視野内にいくつも見えていますので、早速PHD2でキャリブレーション開始。

ところが、West動作のあとEast動作に移ると、ナント北側へガイド星が移動???。

結局、いつものQHY5L-IIMも持ち出して、組合せを替え検証した結果、なんと、件のソフトのドライバーのガイドピンアサインが違うのか、とにかくまともに動きませんが、ASCOM経由だとうまく動く。

なんでこうなるのかは不明ですが、とにかく、本来のPHD2ではQHY5P-IIの画像を出すのも四苦八苦なので、PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test で、ASCOM USBI-Oの組合せで使うことにしました。

自宅・庭での試験で、空が明るく、撮れそうな素材もなかったので、実際に撮影試験まではできていませんが、±2秒以内でのガイドは可能みたいです。



<月・惑星撮影用カメラとして>

木星を撮影してみました。 セットは、BKP150 + 14mmアイピース + QHY5P-IIの拡大撮影です。

撮影では、ピントの山が掴みにくく、ピントが合っているのかどうか、心もとない状態での撮影です。

002009101

1000フレームを撮影、Regstacks6でbest25%の設定でコンポジット、ウェーブレット処理し、CaptureNX2でコントラスト等仕上げをしました。

BKP150クラスでどのくらい写るのが相場かわかりませんが、どうもレベル以下みたいです。

光学系が貧弱なのは当然としても、ピントが合っていない、シーイングが悪いなどなど有りそうです。


2017/03/26 追記

処理し直して、若干ましな画像になりましたので、アップしておきます。

上の画像とは別の画像です。

623

2017年3月 4日 (土)

QHY5P-IIを購入

またしても遠回りになった感じです。

SP赤道儀のオートガイド化を安く実現するため、手持ちのWebカメラを使ってみたのですが、試験の結果は、感度が低く、50mmの焦点距離のガイド鏡でも、ガイド星を探すのが大変でした。

カメラの設定がうまくないこともあったのかもしれませんが、とにかく感度がたりないことが最大の問題でした。

そこで、月や惑星の拡大撮影ができるカラーCCDカメラを導入して、ガイドカメラにも使うと言うことを考えてみました。

選択したのは値段が下がった、QHY5P-II 30,240円也。ガイドにも使える惑星撮影用CCDカメラです。

惑星や月の拡大撮影時は、付属のEZPlanetaryが使えますので、特に問題なく、画素ピッチ2.2μm、2,592×1,944picを使い分けることができるはずです。

懸念事項は、オートガイダーカメラとして使う場合で、PHD2側にドライバーがありませんので、基本的にはASCOM経由になるはずですし、まあ、そうなったとしても、USB-IOでASCOM経由は経験済ですので問題なしです。

でも、ネットで調べると、"PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test"と言う項目を見つけ、カメラ、マウントともASCOM経由でなくてもいけるようにするドライバー(試行版でPHD2のダウンロードには見当たらない代物で、ちょっと??ですが)の紹介をみつけました。

この辺のところを購入時に販売店で情報を得ようとしたのですが、店頭で対応された方は、この方面には詳しくないみたいで情報なし・・・でもなんとかなるかで、購入です。

ガイドカメラとしては、 Ai Nikkor 135mm f2.8s + Cマンウトアダプター + C/CSマウントリング + QHY5P-II と言う組合せで決定していましたので、あとはどうマウントするか迷ったまま工作開始です。

工作の最終段階まで、φ60mm鏡筒バンド2本で直接支える方式とし、φ60mm鏡筒バンドに対して、135mmレンズは若干径が小さいので、内側にアルミ板を貼り付けて調整の方向で進んだのですが・・・・。

最後の段階で、方針変更、プラスチックネジの三点支持に変更です。 こちらの方が工作が楽なこと、幾分かでもガイド星を探すための角度振りができることが決め手でした。

Dsc_3417

Dsc_3419

さて、実際の運用試験は、天候が悪く出来ずじまいでしたが、一応地上の風景で無限遠ピントチェック、PHD2での上記ドライバーでの動作確認(ON CAMERAでのガイドの成否は未確認)までの確認はできました。