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2018年4月 1日 (日)

満月期の作業(3) SP赤道儀のベルトドライブ化

SEⅡ赤道儀とFSQ85望遠鏡を導入したことで、通常はSEⅡ+BKP150、GPD+FSQ85の2台出しでの撮影になりました。でも、モータードライブ化したSP赤道儀が余っています。

これを活用して、3台出しを欲張ってみました。それにD810Aをポチッたことで、カメラも古くなったD5000を引っ張りださなくても3台出せます。

ところが、SP赤道儀の方は、平ギアを入れて、オリジナルと同じようなモータ搭載位置にしたにもかかわらず、モータとウォームギアシャフト間の間隔の都合上大きな径のギアが必要となり、このギアがクランプと干渉して、GPDより向ける角度に制約が生じてしまっていました。

これでは非常に使い勝手が悪いので、なんとかしようと考えた結果、新しい赤道儀選定の際には避けたベルトドライブで解決することにしました。

というのも、平ギアで必要な間隔を確保し、かつ、ウォームギアシャフト側のギア径をクランプと干渉しないようなサイズにする場合、やはり、SEⅡと同じように平ギアを3枚組にするしかなさそうだからです。

使ったタイミングプーリ、ベルトは、2GT-6 ベルト幅6mmの規格で、
モータ側プーリ・・・歯数20(下と同じメーカのものがないため、これは安物、下のプーリの1/10以下の値段)
ウォーム側プーリ・・歯数40
ベルト長・・・歯数154
とし、これでいままでと同じ減速比でシャフト間隔36mmに対して約44mmの間隔がとれ、ウォーム側径もφ50mmからφ25.5mmと大幅に小さくすることができました。

Dsc_0172

Dsc_0178
下の写真はケースまで付けた様子です。ケースを付けても、なんとかクランプとの干渉はなくなり、赤緯側は360度回転できるよになりました。

問題のベルトですが、結構しっかりした作りで、そう簡単には伸びたり、切れたりしそうにはない品物で当面耐久性の心配はなさそうです。

ところが、組み立ててテストしてみると、追尾がうまくいかず、星が流れてしまいます。コントローラ内部を疑って色々とためしてみたのですが、うまくいきません。

いままでちゃんと動いていたのに、ベルトドライブに換えただけでなんで動かないんだと、すっかり意気消沈していたところで、はたと気づきました。

ギアではモータ軸とウォーム軸の回転方向は反対になるが、プーリ+ベルトでは同方向で回る!!。

なんとも間の抜けた話です。

当然のことながらモーターの回転方向を変えただけで、みごとに追尾するようになりました。

これで、SP赤道儀には、180mmf2.8+D7100(フルサイズでは周辺星像にやや難)の組み合わせを乗せて撮影したいと思っています。

残る問題は3台出しが「三兎を追うもの一兎も得ず」にならないかどうかです。

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