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2018年8月

2018年8月31日 (金)

8月の撮影行(おまけ) 薄雲にはばまれたM45

8月も今日で終わり、来週末には新月期が始まりますが、またまた台風21号が来襲しそうです。

被害がなく、台風一過の青空を期待したいのですがどうなるでしょうか。

8月3回目の撮影行は、空の状態がすっきりせず、うす~い雲が掛かっていたみたいで、M45を一応処理してみましたが、ごらんのように星がにじんでしまってどうしようもありませんでした。

M4501_600
【撮影データ】
2018年8月19日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D7100(レス改) + HEUIB-II FFフィルター
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + PHD2 
ISO 3200 露出 + 360秒×16枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

この写真の唯一の収穫は、いままでゴーストがでていたのが見当たらないことです。

D7100のレス改造にFFフィルターだとでないみたいです。

輝星が入る構図には、この組み合わせがよさそうです。

8月29日、これ以降天気が悪そうでしたので、今接近の最後にあるかもと思い、火星を撮影しました。

201430308
撮影データ】
2018年8月29日
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5P-II 800×600 2000フレーム
Registax6でベスト30%をコンポジット、ウェーブレット処理

砂嵐も収まり、模様も大分はっきりしてきた感じですが、いかんせん大気の状態は相変わらず悪く、ぷよぷよの火星でした。

やはり、高度が低いといけません。

2018年8月29日 (水)

8月の連荘撮影行(9) NGC869/884 h-χ(二重星団)

連荘撮影行2日目のFSQ85EDP+D810Aで2対象目のクエスチョンマーク星雲の撮影が終わったのが3時すぎになってしまい3対象目の撮影は1時間程しかなくなってしまいました。

Db01_600
【撮影データ】
2018年8月11日 小石原焼伝統工芸館駐車場
FSQ-85EDP フラットナー1.01
Nikon D810A
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor200mm f4.0ガイド鏡 + QHY5P-II + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒 × 9枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/3画像はここ】

本当はハート星雲あたりを撮りたかったのですが、中途半端になりそうだったので、そんなに時間をかけなくても撮れそうな二重星団を撮ることにしました。

この対象、天体写真をはじめてから何度も撮っているのですが、こればっかりは、双眼鏡あたりでの眼視のはっとするような綺麗さ、写真でこの感じを表現することはできないみたいです。

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昨日、秋/冬野菜の先陣を切ってキャベツを植えてきました。

これまで、キャベツや白菜といった葉物は虫の害がいやで避けていたのですが、春キャベツで防虫ネットの効果を見て、栽培することにしました。

Dsc_0260

酷暑が続いていますのでうまく定着するかどうか心配です。

このあと、カリフラワー、白菜、高菜を育苗中です。

ところで、このキャベツ、私が小さいころは「かんらん」と言っていました。

てっきり方言だと思っていたのですが、大人になって調べてみると、かんらん=甘藍でちゃんとした名前だと知りびっくりしたのを覚えています。

2018年8月27日 (月)

8月の連荘撮影行(8) Sh2-171(クエスチョンマーク星雲の頭部)

連荘撮影行2日目のFSQ85EDP+D810Aでの2対象目は、クエスチョンマーク星雲、これも私にとって初物です。

Q01_600_2
【撮影データ】
2018年8月11日 小石原焼伝統工芸館駐車場
FSQ-85EDP フラットナー1.01
Nikon D810A
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor200mm f4.0ガイド鏡 + QHY5P-II + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒 × 25枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/3画像はここ】

が、点の部分Sh2-170が入っていません。

事前の構図設定をステラナビゲータ10でやったときにはギリギリ入るはずだったのですが(このときはステラナビゲータの輪郭表示をたよりに類推=「・」は表示されていない)、構図確認の試写では淡くてきっちりとは確認できませんでした。

帰宅後、処理をしてみるとクエスチョンマークが?で、まったくクエスチョンマークに見えません。

改めて、ステラナビゲータでDSS画像を取得してみると、「・」の位置が意外と離れていて、450mm+フルサイズでもギリギリアウトだったみたいです。

この星雲、「・」が入っていないとクエスチョンマークには見えません。

この星雲は300mmか180mmでの対象みたいです。

この対象を導入する際、自作のコントローラに再びバグが発覚、IC1396を撮影後、クエスチョンマーク星雲の座標を入力して、移動をスタートすると、赤経軸が反対側へ回転を続けて止まらず、架台とぶつかってしまいました。

いやな音がして、あせったのですが、取り敢えず損傷はなかったみたいです。

IC1396・・・21h22m26s:58°37′40″
Sh2-171・・ 00h03m00s:60°26′31″

春分点越えの計算が間違っていましたと言うか、まったく考慮していませんでした。

後日、修正を加えて、さらに修正の途中でも新たなバグを見つけて修正しました。

このプログラムは最初に作成して2年程経つのですが、なかなかバグが潰せきれません。

やはり、きちんと設計せずに、いきなり行き当たりばったりでコーディングしてしまったつけだと思います。

2018年8月25日 (土)

8月の連荘撮影行(7) IC1396

連荘1日目はカメラバッテリー忘れでとれなかったFSQ85EDP+D810Aでの1対象目です。

IC1396、思った以上に淡く、構図確認のための試写では、ほとんど全体がわからず、構図がよいのかどうか不安なまま撮影を開始しました。

結果は、ちょっと左(西側)にずれてしまっていましたので、若干トリミングしてごまかしています。

Ic139601_600
【撮影データ】
2018年8月10日 小石原焼伝統工芸館駐車場
FSQ-85EDP フラットナー1.01
Nikon D810A
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor200mm f4.0ガイド鏡 + QHY5P-II + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒 × 25枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

今回の撮影からガイド鏡をNikkor 200mm f4.0へ変更しています。

135mmでも特に問題なかったのですが、M-GENの方へ135mmを廻すための変更です。

この星雲、とにかくでかいです。450mm+フルサイズでもいっぱいいっぱいです。

画像処理でも淡く、私のなんちゃって画像処理では手に余ります。

無理して浮き上がらせていますので、結構荒れが目立ってしまっています。

ただ、同じ日にBKP150+D610(改)で撮った網状星雲(西)でも、コントラストがいまいちでしたので、空の状態も悪かったのかもしれません。

もう一度(来年?)挑戦です。

2018年8月23日 (木)

8月の連荘撮影行(6) M33(さんかく座銀河)

連荘2日目のBKP150+D610の3対象目はM33(さんかく座銀河)です。

M3302_600

【撮影データ】
2018年8月11日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D610(改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 + 360秒×19枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

3年前にはカメラレンズで、2年前にはBKP150+D5000で撮っていて、BKP150+D5000はそれなりに写っていると感じていたので、次はじっくりと撮りたいと思っていました。

昨年の夏~秋は撮影機会に恵まれず、2年越しの撮影となりましたが、今回は、フルサイズの余裕からか像のシャープさや階調が豊かになった感じがします(赤い星雲は目立たなく仕上がってしまいましたが)。

この撮影地で一番条件がよい時間帯(天頂付近で南中前)の撮影でしたので、前のらせん星雲と同じ露光でも荒れも目立っていません。

撮影開始時で高度50度、終了時で高度80度(ほぼ天頂付近)、2時間の撮影時間だとここらあたりが一番好条件です。

まだ、8月夏の終盤ですが、この撮影場所、西側は光害の影響があり、おいしいところは東側、南中前3時間から南中すぎまでですので、どうしても季節先取りになってしまいます。

2018年8月22日 (水)

8月の連荘撮影行(5) NGC7293(らせん星雲)

9/10日の遠征がバッテリ忘れで消化不良に終わった次の日の2対象目は、南天に低いNGC7293(らせん星雲)です。

N729301_600【撮影データ】
2018年8月10日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D610(改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 + 360秒×10枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

前に一度狙ったことがあったかもしれないのですが、実質的に初物です。

BKP150+D610だとちょっと小さい対象ですが、どの程度写るのか試しのつもりで撮ってみました。

やはり、小さいのですが、さすがに惑星状星雲としては最も近いと言うことで、M27よりは大きく写っています。

M27と同様、強拡大してみました。

N729301_up

荒れが目立ちますし、もうちょっと外側のアーク状の構造が出てくれるとよかったのですが、まあ初物としては上々でしょうか。

この撮影から、前日の撮影テスト結果からISO3200、360秒露出と露光を増やしてみました。

南天に低いのでやや露出過多気味なことも影響しているのかもしれません。

この日は、夏休み中の金曜日ということもあって常連の星撮り屋さんが3名の他、親子づれの天体観望会の一行やキャップの団体さんと夜半すぎまでにぎやかな夜でした。

2018年8月21日 (火)

8月3回目の出撃は不発

8/18日は朝から良く晴れていて、前日も予報と違い晴れていたので、予報と首っ引きで撮影に行くかどうか迷っていました。

予報はGPVは曇り、AccuWeatherも曇り、日本気象協会は晴れ(星空指数は90)とバラバラでしたが昼過ぎまでは快晴に近かったので、出かけることにしました(ここ数日は、予報が一致しません)。

現地に到着して設営を始めるころは雲がかかっていますが、半天ぐらいは写真がとれそうな空でした。

この日の月没は24時近く、それまでは、この場所では撮ったことのない惑星撮影で時間待ちです。

200858143_2202131347

233327104

7月頃から撮っている3惑星です。

木星は、赤斑もあり、ガニメデも写っています。

空気の状態はそれほど良くなく、火星はあいかわらずユラユラです。

月沈む頃になっても薄い雲が流れており、晴れているのかどうか微妙などんよりした空模様はかわりません。

惑星を撮影しながら、FSQ85の設営を始めたのですが、ここで、またまた大ちょんぼ!!。

ガイド鏡にしているカメラレンズにQHY5Pを接続するアダプタがありません。

いつもつけっぱなしなので、とくに注意することなくレンズはもってきていたのですが、機材組み合わせの変更を考えて、他のレンズにつけていたのをうっかり忘れてしまっていました。

これで、この日はBKP150のみの体制です。

それでも、月没後2対象を撮影して、すっきりしない空模様と忘れ物で中途半端な気持ちで帰宅しました。

撮影した2対象の処理を始めてみると、案の定、寝ぼけた画像でボツです。

やはり、晴れていたように見えた空もうす~い雲邪魔していたみたいで、残念な結果になってしまいました。

例年にない暑さが続いていますが、いつもの撮影場所、小石原焼伝統工芸館駐車場はやはり秋の気配で、明方には17度にまで下がりました。

9月の撮影には防寒装備が必要になりそうです。

2018年8月20日 (月)

8月の連荘撮影行(4) アンドロメダ銀河(M31)

8月9/10日の遠征は、最初の網状星雲(東)を撮り始めてすぐに、カメラ用のバッテリーを忘れたことに気がつきましたので、次の対象を撮り始めても途中でバッテリー切れになってしまい、中途半端になることが心配でした。

そこで、この際と構図や露出を試してみることにしました。

まずは、超メジャーなM31、これをBKP150+フルサイズで撮って、全体が入るかどうかを試してみました。

M3102_600
【撮影データ】
2018年8月9日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D610(改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 2500 露出 + 300秒×10枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

結果は、ごらんのように、ちょうどぴったりです。

この対象の場合、BKP150+F5用コマコレクタは焦点距離が700mm程度に短くなっているのが幸いしています。

銀河中心部は白トビしてしまっていますが、今までで一番よく撮れています。

このあとは、M33を対象にして、感度と露出時間を変えて撮ってみました。

<ISO3200 300sec>

300_01

<ISO3200 360sec>

360_01

<ISO3200 480sec>

480_01

いままでは、何となくISO2500 240か300secで撮っていたのですが、やはり、フルサイズはノイズも少ないので、もうちょっと露出もかけてもよさそうです。

480secでもいけそうですが、とりあえずはISO3200、360secで行こうかと思っています。

2018年8月18日 (土)

8月の連荘撮影行(3) 網状星雲(西 NGC6960)

8月9/10日で網状星雲(東)の後に撮るつもりだった網状星雲(西)、翌日に撮ったものです。

Ami04_600
【撮影データ】
2018年8月10日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D610(改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 3200 露出 + 360秒×21枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

前日色々な露出で試した結果を踏まえて、感度、露出とも多めにして撮ったのですが、前日の(西)に比べて、全体に淡い感じとなってしまいました(空の条件が悪かった?)。

それと、構図の失敗、網状星雲をもっと右に寄せるべきでした。

右半分が間の抜けた構図になってしまいました。

この日は他の対象をふくめ、どうも構図がイマイチのものばかりになってしまいました。

でも、やはりこの対象、別々に撮るのならBKP150の場合はフルサイズよりAPS-Cの方がよさそうです。

この網状星雲、ちょうど2年前にBKP150+D5000(改)で撮っていましたので、ちょっと比較してみました。

2016/08/09 BKP150+D5000(改)

Ngc6952

Koujyou02

2018/08/09 BKP150+D610(改)

2018_08_09_bkp150d610

Koujyou01

こうして比べると、やはり少しは進歩しているのではと思ってしまいます。

カメラの差、2年前のBKP150は、光軸調整もイマイチで、スパイダーの光条対策をしていないものですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、細部の表現や光条がすっきりしていることなど、調整の効果が見られることがうれしいです。

2018年8月16日 (木)

8月の連荘撮影行(2) 網状星雲(東 NGC6992-5)

9/10日、雲取れ待ちで撮影したM27の後は、前回FSQ85で撮った網状星雲を東西別々にBKPで撮ることにしました。

まずは、東側のNGC6992-5です。

Ami03_600
【撮影データ】
2018年8月9日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D610(改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5 
ISO 2500 露出 + 300秒×18枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

出だしは薄い雲がちらほらとかかっていたのですが、すぐに全天快晴になり、透明度もよくなってきました。

結構よく撮れていると思っています。

やっぱり、ピンクと青の織りなすフィラメント状の構造、ベールを被ったような感じ、とても写り映えがして、大のお気に入りの星雲です。

前に撮った時は画像処理で結構いじり回したのですが、今回はそれほどいじらずにさくっと仕上がりました。

BKP150用のコマコレクターは、若干焦点距離が短くなるみたいで(750→700mm?)、フルサイズだとチョットあまり気味の構図です。

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昨日は、近所の花火大会に行ってきました。

昨年も行ったところなのですが、小さな花火大会ですので、写り映えがしません。

去年と同じように禁じ手の比較明合成(3枚)ではなやかにしてみました。

New31
今年は、台風がとおった後で空模様が怪しく小雨模様でしたが、都合よく微風があり、煙には邪魔されずに綺麗な花火がみれました。

小さな花火大会ですが、車で寄りつき易く、駐車場は無料、終了後も15分ほど待てば、すいすいで帰れますので、お手軽です。