10月8/9日、久々にいつもの小石原焼伝統産業会館駐車場へいってきました。
9月は遠征できなかったので、2カ月ぶりです。
GPVは晴れ予報、星空指数も100だったのですが、実際の空はと言うと昼間は雲が多くすっきりしません。
出かける時刻になっても雲が多くて不安、でも、これを逃すと10月もボウズになりそうでしたので、とにかくGoです。
現地に着いて設定が終わるころ、何回かご一緒している方が来場、昨日は良い空だったとのこと(どうしても外せない用事があってパスしていました)。
薄明終了の19時になっても、雲が多く、20時をすぎても撮影を開始できません。
ところが、21時前頃から雲がとれ始め、急速に空の状態がよくなり、薄明開始まで晴天となり、まずはめでたしめでたしだったのですが・・・・。
久々の遠征で、忘れ物、機械不調、挙げ句の果ては結露とドタバタばかりで成果の少ない遠征になってしまいました。
まずは、3台出しの予定の3台目のカメラを架台に取り付けるアルカスイスプレートを忘れており、3台目は稼働せず。
BKP150+スカイエクスプローラSEⅡを動かしているステラショットが不調で、何度も止まっててしまうというか、突然画面からいなくなってしまう現象が繰り返して、イライラ。
なんとか、安定してFSQ85EDPでも撮影を開始して順調になったかと思ったら、なんかFSQ85EDPの画像が変な感じ、レンズを確認するとびっしりと結露、原因はフードの止めねじが緩くて、フードが格納状態になっていました。
結局、FSQ85も、2対象目でリタイア、以後はBKP150のみの撮影になってしまいました。
KP150の1対象目は、バブル星雲(NGC7635 sh2-162)です。

【撮影データ】
2018年10月8日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + F5コマコレクター
Nikon D7100(レス改)
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + ステラショット1.5
ISO 2500 露出 + 360秒×17枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整
【オリジナルの1/2画像はここ】
これまで、2度ほど撮影したことのあるものです。
構図はステラショットの助けもあって、M52(NGC7654)、NGC7538(sh2-158)と一緒に入って、決まっています。
肝心のバブル星雲は、もう一つ立体感に欠ける感じ、背景の星雲がベターとした感じに仕上がってしまった結果です。もうちょっとなんとかしたいもので、次回以降の課題としておきます。
夜中すぎには、オリオンが上がってくる季節になりました。
この日、昼間は暖かたったのですが、小石原はやはり冷え込みます。
夜半には10度まで下がりました。

こんなこともあろうかと防寒装備を用意しておいて正解です(さすがにホッカイロはついかませんでしたが)。