03 天体写真 Feed

2017年10月12日 (木)

HEUIB-II・LPR-Nフィルターの比較

D7100をレス改造したことで、FFフィルターを購入したことは前に書きましたが、今回比較テストをしてみました。

  1. HEUIB-II FFフィルター
    可視光部分は全て透過し、これに赤外部分(Hα)を加えたもの
  2. フィルターレス
  3. LPR-N フィルター コマコレクタの前面
    全体的な透過特性はHEUIB-IIと同様ですが、光害対策として水銀灯、ナトリウム灯の輝線をカットしている

D7100側のWB設定はAutoのままとしましたが、結果はごらんのとおり。

Filter_2

赤被りが少なく、自然に近いのはHEUIB-II FFフィルターと言う結果になりました。

単にD7100側のAutoWBとの相性の問題なのかもしれませんが、これだと後処理も楽そうです。

ただし、このFFフィルター、今回、TC-16A(1.6倍テレコンバータ)を付けて接続したのですが、どうもTC-16Aの後端と干渉するのか、ミラーダウン時にわずかに抵抗があり、ライブビューでのエラーの発生が頻発しました。

この組合せは、BKP150での小さい天体(惑星状星雲や球状星団)を撮影するときの組合せですので、このときは、LPR-Nフィルターでの撮影が無難そうです。

2017年8月20日 (日)

拡大撮影もだいぶ様になってきた・・・土星編

今年のお盆休みは10~20日の10日と長期、しかしながら天候と月齢に恵まれず、天体写真撮影はほぼゼロ。

挙げ句には、車の調子が悪く、山道でオーバーヒートを連発、ディーラーの休み明けに車を持ち込んだら、ラジエターが詰まっているとのことで、ラジエター交換(保証期間内で無償交換)となり、遠出もできず、のらりくらりの長い休日でした。

唯一晴れた16日に調整し直したGPDとBKP150の確認作業をしました。

その際とった土星です。

20170816_203830_14mm

【撮影データ】
2017年8月16日 20時38分
BKP150+Or14mm拡大撮影
合成焦点距離=3400mm(推定値)

QHY5P-II 800×600 500フレーム
Registax6で250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

接眼レンズと撮像素子間を若干離したことで、合成焦点距離が伸び、大分よくなった感じです(気流もよかったのか)。

ちなみにOr5mmもトライして見ましたが、拡大率が大きすぎて導入困難な結果になり、その際の地上の画像でも解像度がよさそうに見えず、取りやめです。

今回の組み合わせがよさそうです。

2017年7月23日 (日)

木星/土星のニワトリ

月の巡り合わせも悪く、星雲などの撮影には向かない時期の帰省でしたので、木星/土星のニワトリです。
色々試した結果、安物Or14mm接眼レンズを使った拡大撮影に落ち着きました。
まずは木星。
予報で確認したときはだめかなと諦めていたのですが、やっと大赤斑入りの構図でとれました(ちょっと端のほうですが)。

2017_07_16_202304

【撮影データ】
2017年7月16日 20時23分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

次は同じ日に撮った土星。

210308435_2

【撮影データ】
2017年7月16日 21時03分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

同じくカメラをモノクロに替えたバージョン

211637374

【撮影データ】
2017年7月16日 21時16分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5L-IIM 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

両者を比較しても解像度にはそれほどの差はなさそうに見えます。

2017年6月 9日 (金)

木星の拡大撮影のつづきと近所の蛍

遠征明けの5月28日は、庭撮りで木星の拡大撮影をしました。

前回までの撮影でなんとか絵になった感じですが、大赤斑が写っていないのでなんかアクセントがありません。

なんとか、大赤斑を写したいと、予報サイトで調べ、大赤斑が見えているのが19時~21時頃だということで撮影に挑戦したのですが・・・。

撮影準備中に犬の散歩から帰って来た息子が、蛍が飛んでいるよ、結構多くて見物人が出でいるくらいだと言うので、準備を中断し、蛍見物へ。

家から数十mの農業用水路に結構な数の蛍が飛んでいるのを見て、慌ててカメラを取りに帰り、撮影もしました(写真データの転送忘れで、手元にないためアップできず)。

今の自宅は、30年以上前に開発された住宅団地なのですが、その外れで、家1戸先には田んぼが広がっているようなところです。

引っ越してきた頃(11年ほど前)には、たまに数匹が見れる程度だったのですが、今年は地元の方で幼虫の放流をされたみたいで、結構な数が神秘的な黄緑色の光を点滅させながら飛んでいるのを堪能できました。

この話を聞いて、次の日、孫達が見物に泊まりに来たときは、自宅の庭先にも1匹飛んできたそうです。

この中断で、結果的に木星の撮影を開始したのが21時頃となってしまい、ごらんのように大赤斑は写っていません。

それと、今回は接眼レンズをOr14mm(新たに調達したもの)→K20mm(SP赤道儀入手の際についていたビクセン100mm反射の付属品)に替えたのですが、どうもOr14mmの方が若干ですが解像度は良さそうです。

20170528_205115532

【撮影データ】
2017年5月28日 20時51分
BKP150+K20mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 1000フレーム
Registax6で250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

2017年6月 4日 (日)

5月27日遠征 干潟・三裂星雲

今回の遠征のメイン対象の干潟星雲・三裂星雲です。

実は、この画角を導入する際にも問題が発生。

アンタレスを基準星にして導入したのですが、移動量の表示がなにか変、赤緯移動量が異様に大きく計算されている。

案の定、導入動作では、まともな位置にとまりませんでした。

幸い、この対象は明るくφ30mmのファインダーでも導入できましたので、事なきを得ましたが。 どうも、コントローラの計算ルーチンにまだバグが有りそうです。

M820800

【撮影データ】
2017年05月28日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 + コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒×20枚(20/20枚)
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転、トリミング

【オリジナルの1/2画像はここ】

明るい干潟星雲ですが、なんとか白つぶれは少なく仕上げることが出来ているのでは、と思っています。

これもフルサイズ機D610の階調の大きさの恩恵ですかね。

前回、コントローラトラブルで不調だったガイドは順調で、5分露出の打率も20/20枚と好結果でした。

ただ、画像をチェックすると、周辺の収差が激しくV字型の星像になってしましていますし、光条が二重になってしまっています。

斜鏡スパイダー改造後の光軸調整がイマイチなのかもしれません。

要チェックです。

これでは斜鏡スパイダー改造の効果も判定できません。

ただ、フラット画像での等光度曲線をみると、偏芯は改善しているのではないかと思います。

1月2日撮影のフラット画像

3_01

5/28撮影のフラット画像

5_01

2017年6月 3日 (土)

QHY5P-IICでのPHD2ガイディングの試行錯誤

QHY5P-IIC + PHD2ガイディングがうまくいかない、安定動作しないと言う話を前にしていましたが、あらためて調べ直した結果をまとめてみました。

<PHD2 Ver. 2.6.3>
・QHY5P-IIドライバーはない。
・WDMドライバーを選択、画像の調整が難しい。
・ASCOM_USBIO経由で可。

<PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test>
・QHY製カメラを自動認識する。
・画像取得は問題なし
・on Cameraではガイド信号の極性が違いガイドできず。 ASCOM_USBIO経由で可

<天文ハウスTOMITAの付属マニュアルの組合せ>
・QHY5IIDriver ・QHYCCDASCOM-Capture-StarSenseSci-V0.1.50.1
・QHYCCDASCOM-Guide-StarSenseSci-V0.1.50.1 を導入。
・ガイドはonCamera 又は、ASCOM_USBIO経由

※もともとガイド用カメラではないので、ガイドに関するマニュアルはほとんど読んでいなかったのがいけなかったと反省しています。

と言うことで、5月27日の遠征では、付属マニュアルの組合せで試してみました。

カメラ・・・QHYCCDASCOM-Guide-StarSenseSci-V0.1.50.1
ガイド・・・on Camera

キャリブレーション、ガイドともうまくいって、300mmでの打率も20/20でなにも問題ないのですが、PHD2の星のプロファイルグラフが鋭いピーク型にならず、ガイド中もスターロスト警告が出るなど、なんかしっくりしません。

PHD2 Directly support the QHYCCD Camera for test + ASCOM USBIOの方が良さそうですが、さらに色々試す必要があると思っています。

取り敢えず、27日の遠征でカメラレンズ300mmで撮影したアンタレス付近です。

Sasori800

【撮影データ】
2017年05月27日 小石原焼伝統産業会館
Nikon D5000(改) + Ai Nikkor 300mm F4.5 
SP赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor 135mm F2.8 ガイド鏡 + QHY5P-IIC + PHD2 Guiding
F5.6 ISO 2000 露出300秒×20枚(20/20枚) 

SI7でダーク補正後コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転

D7100(改)で撮影したものとD5000(改)でのものとを画像処理していると、やはりD5000(改)の方が荒れが多そうです。
D7100(改)はレス改造ですのでカメラレンズでの撮影では、新たにフィルターが必要ですが、手に入れたらD5000(改)は予備機扱いとなりそうです。

2017年5月31日 (水)

5月27日の小石原行は申し分ない天気だったのですが・・・

先週末の帰省時は天候に恵まれ、いつもの小石原焼伝統産業会館へ遠征です。

新月期で帰省と合った上に金土日と連日の晴天と最近にはない幸運な週末でした。

また、この日は、珍しく奥様が同行するといったので、初めての夫婦揃っての小石原遠征となりました。

途中で食事を済ませ19時前に現地到着したのですが、既に4~5人が設営完了状態で、その後も続々と言う感じで結構な人数になりました。

でも夜半で帰られた方もあり、私の撤収(5時)が最後の一人でした。

20170528_235_2

今回の撮影目標は、BKP150でのM104ソンブレロ銀河 → M13球状星団 → M8,20干潟、三裂星雲 → M17わし星雲の4対象。

カメラレンズ180/300mmでのマルカリアンチェーン → アンタレス付近 → M8,20 → M16,17の4対象を計画していました。

いつものごとく、性懲りもなく、いくつもの「やらかし」の結果、撮影出来たのは半分以下となってしまいました。

やらかし - 1
薄暮時、北極星がよく見えていない頃に極軸を設定、撮影のためのPHD2のキャリブレーションを始めると、うまくいかない。
またまた、コントローラの動作不良かと、一瞬どきっとしたのですが、夜空を見あげてみれば、極軸はあさっての方向を向いています。
慣れた場所のはずが、思い込みによる勘違いで、初歩的なミス、なんとも恥ずかしいかぎりです。

セットのやり直しに時間を取られ、カメラレンズの方はマルカリアンチェーンを飛ばして撮影開始です。

やらかし - 2
BKP150でのM104の撮影開始。
小さい対象向けに1.6倍テレコンバータ + D7100(改)と初めての組合せです。
D7100改造の際にいろいろあって、SDカードが挿入できなくなってしまいましたので、digiCamControlを使い、画像はパソコン保管です。
順調に撮影できたはずでずが、なにか違和感・・・・・・。
いくらパソコン内部を探しても撮影したはずのデータが見つかりません。
原因は、前回設定時(テスト)にパソコンのSDカードを保存先にしていたのですが、今回はSDカードを差していなかったので、保存先は継承されたものの保存エラーとなっていることに気づかなかったためでした。

これで、またまた、貴重な1時間を浪費してしまいました。

やらかし - 3
カメラレンズ(300mm)でのアンタレス付近の撮影を撮影を開始しようとしたら、カメラが無反応・・・・ バッテリー切れかと思いきや、なんとリモートケーブルの差し込み口が破損、幸いもう1本あったので、これと交換して撮影開始です。
多分、設定中に引っかけて無理な力がかかったためと思いますが、これで同様の破損は2本目です。

やらかし - 4
今回のメインのM8,20はBKP150+D610で画角一杯を使うつもりでしたので、M13撮影終了後、カメラのセットを変更したところで愕然。
リモートケーブルが1本になってしまっており、コントローラでのシャッターコントロールができません。
digiCamControlを使ってパソコンでと思ったのですが、D610用のUSBケーブルを持ってきていません。
さらには、こうしたトラブル用にとタイマーリモコンも用意していたのですが、久々の使用で設定のやり方を忘れてしましてあり何の役にも立ちませんでした。

結局カメラレンズでの以後の撮影を断念する結果となってしまいました。

USBケーブルの組合せは
ガイドカメラ・・ USB B
D5000,D7100・・・USB mini 8ピン 平型 → Nikonが使っている一般的でない形状
D610・・・・・・ USB mini 5ピン → 一般的形状
スマホ・・・・・ USB micro
Nikon製品以外にはあまり使われていない、mini8ピン平型だけは忘れないように気をつけていたのですが、自宅には何本もある一般的なmini5ピンがどこを探しても入っていませんでした。

それ以外のケーブルはどれも2本以上入っていたのですが・・・・・・・。

20170528m1301_2

【撮影データ】
2017年05月27日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 + TC-16A コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D7100(自作レス改造)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2000 露出300秒×10枚 (打率10/15)
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転、トリミング

【6000→2445へのトリミング画像はここ】

球状星団の粒立ち感に注意したつもりです。

昼間は30度近い気温でしたが、小石原はさすがに山の中、夜中には8度まで低下し、心配したD7100の暗ノイズも気になるほどではありませんでした。

星雲等を撮るまでは評価できませんが、この画像を見る限り、D5000よりはだいぶ良さそうです。

2017年5月12日 (金)

ゴールデンウィークは"どたばた"

4/29~5/7の9日間の休みを取得、天候に恵まれることを願って心待ちにしていたのですが、結果は・・・・・。

タイトルどおりの残念な結果となってしまいました。

ことのはじまりは、 29日午前中に用事をすませ、午後からは光軸調整等を行い、万全を期していつもの場所へ出撃です。

ところが、D7100用のUSBケーブルを忘れたことがケチのつきはじめで、早々に設営を終わって、月没までの時間に試写を始めると、PHDガイディングのキャリブレーションでRA-E側への修正が全く動作していません。

原因不明で、GPD+BKPでの撮影を諦め、SP+望遠レンズだけでの撮影でもと思ったのですが、ガイドカメラで星が撮影できません。

なえた心では、なかなかうまくいきません。

結局あきらめて、雲一つない星空のもと、遠征を始めて、初の無収穫撤収となってしまいました。

整理できた症状は、
赤経、赤緯とも手動ボタンでは正常に動作するが、PHDガイディングでは、ON-Camera、USB-IO経由とも東側への修正ができない。
と言うものです。

帰宅後、コントローラ本体の内部配線をチェックした結果、ガイド端子への接続ピンがうまく固定されていなことが判明、固定をやり直したところ、一時は復旧したものの、再度同じ症状が発生。

念のためと接続ケーブル(カメラ付属品)を取り替えたところ、正常に動作、結局最大の原因はケーブルだったみたいです。

その後、月/木星だけでも撮影しようと庭に設置すると、またまた不調。

赤経側が動きません→追尾しないのです。

でも手動ボタンではチャント動くきます。 原因が思い至らず、暗澹たる思いでコントローラ内部を点検すると、追尾駆動時に駆動パルスを発生しているPIC12F629がソケットから浮いた状態でした。

念のためと思ってソケットに押し込みなおして判明しました。

このコントローラを完成後は、動作不良がなかったので慌てましたが、いずれも単純な接触不良が原因でした。

そうこうする内に、月は満ち、天気には恵まれず、結局3日/6日に月と木星の拡大撮影でお茶を濁したしだいです。

001_stitch【撮影データ】
2017/05/03 月齢 7.0
BKP150 750mm TC-16A(1.6倍テレコン)
QHY5P-II(カラー) 500フレーム(1600×1200)
Registax6でコンポジット、ウェーブレット処理した10枚をMS-ICEでモザイク結合

【オリジナルの画像はここ】

2017年1月20日 (金)

BKP150とD610の組合せ

新年最初の遠征撮影は、BKP150とD610の組合せをためしてみました。

昨年夏に同様の組合せでの撮影では、光軸調整、ピントとも甘い撮影だったこともあり、星像の流れや変形が酷く、BPK150+コマコレクター(F5用)でのフルサイズ機での撮影は無理かと諦めかけていました。

今回の撮影は、光軸調整、ピントともそこそこにはできており、結果、四隅の星像の若干の流れを除けば、ほぼ許容範囲と言える撮影ができる目処がたったと思っています。

星像の状況を示すため、6000pic×4000picの画像の1枚ものの中央部800pic×500picを切り出した絵に、縁の部分の四隅と上下端、左右端中央の250pic×150picを切り取って張り付けたものです。

<昨年夏時点>

610_non

調整不良時画像は目も当てられませんでした。

<今回遠征時>

610_yes

今回の画像は、四隅端を除けば、私の評価基準では許容範囲内の収差像です。

※四隅部の収差星像が若干非対称になっており、まだ調整を詰めれそうな感じです。

D610の高感度ノイズはD5000に比べれば、比較にならないほど少ないですから、この組合せを積極的に使っていこうと思います。

BKP150+コマコレクター(F5用)=6万円弱であることを考えれば、まだ調整余地は有りそうですし、十分元はとれる水準じゃないかと。

それと、D5000とD610は、画素ピッチが同じですので、この組合せで、ASP-Cサイズを基準にすれば、500mm/750mm(フルサイズ換算で750mm/1200mm)の2つの焦点距離を対象によって使い分けることができるのです(高感度ノイズの差は相当ありますが)。

2017年1月17日 (火)

新年の遠征行(5) 撃沈編

新年最初の遠征撮影では、BKP150+フルサイズ機(D610)でも十分鑑賞可能な写真がとれそうだと分かったことが最大の収穫だったのですが、相変わらずの撃沈作(失敗作)のオンパレードでした。

いつものように、自戒(次回?)を込めて、載せておきます。 失敗作ですので、オリジナル1/2画像はなしです。

まずは「かたつむり星雲」。

勾玉星雲を撮ったあと、D610のバッテリーが予備を含めて消耗してしまいましたので、カメラをD5000に替えて撮影を続けました。

クリスマスツリー星団とかたつむり星雲のどちらにしようか迷ったのですが、クリスマスツリー星団は暮れに庭撮りで撮っていたので、こちらにしました。

でも、出ません、かたつむりの格好が。 もっと1枚当りの露出時間を多くすべきだったのでしょう。 次回以降の宿題としておきます。

Katatsumuri001

【撮影データ】
2017年01月02日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D5000(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出240秒×12枚
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット
CaptureNX2で画像調整

次は、子持ち銀河。

撮り始めて間もなく、雲が来襲、あっと言う間に全天雲となってしまい、4枚だけの撮影となってしまいました。

このM51、トライ1回目は、自作コントローラの導入補助機能のバグで視野にも入らず。

2回目のトライは、時期が悪く、確認だけ。

今回が3回目のトライでしたが、またまたあえなく撃沈です。

M51_20170101_line_01

【撮影データ】
2017年01月02日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D5000(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出240秒×4枚
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット
CaptureNX2で画像調整

せめてものなぐさめに、視野内に写っている銀河を同定してみました。


次は、BKP150+D610でのスバル。

BKP150で以前に撮ったとき、ゴーストが激しく、二度と撮らないと思っていたのに、またまた筒先を向けました。

以前よりは、出来が良いとは思いますが、いかんせん、ゴースト、光条割れが目立ちすぎです。

現在は、スパイダー隠しは外した状態ですので、当然なのですが。

M45_2017_01_01_d610dss

【撮影データ】
2017年01月01日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Buiding
ISO 2500 露出240秒×12枚
SI7でフラット補正+コンポジット
CaptureNX2で画像調整、トリミングあり



最後は、同じ組み合わせでの馬頭星雲。

Batou_01_800

【撮影データ】
2016年01月010日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Buiding
ISO 1600 露出180秒×19枚
SI7でフラット補正+コンポジット
CaptureNX2で画像調整、トリミングあり

迷光の影響部分を切り離してトリミングしてみました。

ゴーストは諦めましたが、光条割れを含めた光条の汚さは早くなんとかしなければなりません。