03 天体写真 Feed

2017年12月31日 (日)

月齢7.1と9.2の月

年末のニワトリでの月です。

25日、27日と天気がよく、特に27日は晴天で透明度も高く絶好の撮影日和だったのですが、月齢が9.2とまたっくままなりません。

月齢7.1の月

1225_800
【撮影データ】
2017年12月25日
BKP150 直焦点(750mm)
QHY5P-II 1280×1024 500フレーム
Registax6でbest250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理
9ショットをMSICEでモザイク合成

【オリジナルの画像はここ】

月齢9.2の月

1227_800_2
【撮影データ】
2017年12月27日
BKP150 直焦点(750mm)
QHY5P-II 1280×1024 500フレーム
Registax6でbest250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理
12ショットをMSICEでモザイク合成

【オリジナルの画像はここ】

まったく同じ処理をしていますが、27日のほうが断然解像感がよいです。

透明度、ゆらぎともよかったのです。新月期にとっておきたい残念な(?)天気でした。

年末は、奥様からの指令で家具を追加すべく木工に勤しんだのでおり、途中は良い出来上がりになりそうと思っていたのですが、最後になんとも無様な結果となり、年明けに手直しが必要となりました。

手直しがすんだらここにアップします。

2017年12月30日 (土)

かたつむり星雲は、またも敗退

12月21~22日の遠征のBKP150+D610での3対象目はかたつむり星雲、今年の正月に挑戦してあえなく敗れ去った対象です。

Katatumuri_800
【撮影データ】
2017年12月22日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出360秒 × 17枚
SI7でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

D610とは思えないほど荒ればかりが目立ち、まったくだめです。

6分×23枚を撮影したのですが、後半の6枚は西側に傾いて久留米方面の光害の影響を受けてか、かぶりがひどくボツとしました。

でも、前回は枚数が少なかったのを言い訳にできたのですが、今回の撃沈で、これは私の簡易処理方法での限界かなと感じています。

それと、この日のBKP150+D610の撮影はノートラブルで順調だったのですが、この対象の導入の時、バラ星雲→かたつむり星雲で赤緯方向の移動時にギッギーと異音がして動かず、導入が失敗してしまいました。

2度ほど試したのですが、同じ症状で、手動で導入してなんとかなりましたが、この原因はどうも固いグリスを使っていて、回転が渋くなっていること見たいです。

せっかくGPD赤道儀の調整がうまくいっているのにグリス交換が必要かと躊躇しています。

2017年12月28日 (木)

なかなか決まらないバラ星雲

12月21~22日の遠征でのBKP150+D610の2枚目の対象はバラ星雲。

ガイドはほぼうまく行って、6分露出×23枚138分と2時間越えの枚数を使って処理できたのですが・・・・。

Rose03_800
【撮影データ】
2017年12月21日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出360秒 × 23枚
SI7でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

周辺星像がイマイチなのと、なぜか荒れが目立ちます。

BKP150+フルサイズでちょうどいい構図になっていますが、残念な結果です。

周辺星像については、後日ニワトリで確認したところ、最大の要因はやはり光軸調整がうまくいっていなかったことが原因みたいです。

これまで、調整が分かりやすいレーザーコリメータでの調整を主にしていたのですが、コリメーションアイピースでの調整でやってみたところ、格段に周辺星像が改善、星像の左右での非対象も解消しました。

原因はレーザーコリメータそのものが光軸が出ていないと言ういかにもまぬけな結論みたいです。

おかげて、やっとコリメーションアイピースでの光軸調整の方法が理解できたようです。

2017年12月23日 (土)

12月遠征の成果(その2)・・・クラゲ星雲(IC433/Sh2-248)

今回の遠征でのBKP150の最初の対象は「クラゲ星雲」。

昨年も撮った対象ですが、前回はD5000で撮影、結構撮れたのですが、構図がイマイチでした。

今回は、事前に構図をステラナビゲータで決めた上での撮影です。

Kurage2017_800
【撮影データ】
2017年12月21日 小石原焼伝統産業会館
BKP150 コマコレクター(F5用) LPR-Nフィルター
Nikon D610(改)
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
D60mm L240mmガイド鏡 + QHY5L-IIM + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出360秒 × 22枚
SI7でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/2画像はここ】

構図的にはうまくいったのですが、周辺の星像がイマイチです。

次の対象での周辺の星像は、これほどひどくなかったので、接眼部の接続(固定方法)にぐらつきがあって、スケアリングが変化しているのかもしれません。

確認と対策が必要みたいです。

2017年12月22日 (金)

7カ月ぶりの撮影行は、とても寒かった!!

12月の遠征はほぼあきらめていたのですが、GPV予報で晴れそうな予報がでていましたので、21~22日にいつもの小石原焼伝統工芸館駐車場へいってきました。

午後になって急に決めたので、ばたばたと用意。他の用事を済ませた18時過ぎに出発、20時到着といつも明るい内に設定を終了している私としては、遅出でした。

現地着時は曇っていましたので、設置はばたばたせず、余裕をもって進め20時30分ごろから北極星も見え始めました。

結局21時ごろから晴天となり、翌朝5時過ぎまで曇ることなく撮影できました。

とりあえずの1枚は、バラ星雲~クリスマスツリー星団、カタツムリ星雲入りの写真です。

Rose01_800
【撮影データ】

2017年12月22日 小石原焼伝統産業会館
Ai Nikkor ED 180mm F2.8s
Nikon D7100(レス改) HEUIB-II FFフィルター
SP赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai 135mm F2.8ガイド鏡 + QHY5P + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出300秒×16枚(16/16枚)
SI7でダーク/フラット補正+コンポジット CaptureNX2で画像調整、回転

【オリジナルの1/2画像はここ】

ちょっとピントが甘い感じです。

この日は、風もなく絶好の撮影日和となったのですが、とにかく寒く、夏場は早々にベッタリとつく露が、霜となり、雪か積もったようになってしましました。

機材は凍り付け状態でしたが、レンズ系の結露防止ヒータ、BKP150の乾燥空気ともに効果絶大で、全く撮影の障害になるようなことにはなりませんでした。

特に乾燥空気だけに頼っているBKP150が筒表面は真っ白に霜が付いて凍った状態になっても、鏡の方はなんともなくて撮影できました。

ただし人間の方はからっきして、重ね着、ホカロンの多枚数貼り付けでがんばったのですが、よる年波には勝てず、真冬の遠征はきつ過ぎるみたいです。

2017年11月29日 (水)

月齢8.9の月

結局、11月の新月期は、1日だけの晴天日を都合で逃してしまい、撮影なしとなり、遠征なしが半年を超えてしまいました。

それでというわけではないですが、満ちてきた月をニワトリで撮影してお茶を濁しています。

2017_11_27
【撮影データ】
2017年11月27日
BKP150 直焦点(750mm)
QHY5P-II 1280×1024 1000フレーム
Registax6で500フレームをコンポジット、ウェーブレット処理
13ショットをMSICEでモザイク合成

【オリジナルの画像はここ】

直線壁がちょうど見頃の月齢です。

月面撮影も大分手慣れてきました。

2017年10月12日 (木)

HEUIB-II・LPR-Nフィルターの比較

D7100をレス改造したことで、FFフィルターを購入したことは前に書きましたが、今回比較テストをしてみました。

  1. HEUIB-II FFフィルター
    可視光部分は全て透過し、これに赤外部分(Hα)を加えたもの
  2. フィルターレス
  3. LPR-N フィルター コマコレクタの前面
    全体的な透過特性はHEUIB-IIと同様ですが、光害対策として水銀灯、ナトリウム灯の輝線をカットしている

D7100側のWB設定はAutoのままとしましたが、結果はごらんのとおり。

Filter_2

赤被りが少なく、自然に近いのはHEUIB-II FFフィルターと言う結果になりました。

単にD7100側のAutoWBとの相性の問題なのかもしれませんが、これだと後処理も楽そうです。

ただし、このFFフィルター、今回、TC-16A(1.6倍テレコンバータ)を付けて接続したのですが、どうもTC-16Aの後端と干渉するのか、ミラーダウン時にわずかに抵抗があり、ライブビューでのエラーの発生が頻発しました。

この組合せは、BKP150での小さい天体(惑星状星雲や球状星団)を撮影するときの組合せですので、このときは、LPR-Nフィルターでの撮影が無難そうです。

2017年8月20日 (日)

拡大撮影もだいぶ様になってきた・・・土星編

今年のお盆休みは10~20日の10日と長期、しかしながら天候と月齢に恵まれず、天体写真撮影はほぼゼロ。

挙げ句には、車の調子が悪く、山道でオーバーヒートを連発、ディーラーの休み明けに車を持ち込んだら、ラジエターが詰まっているとのことで、ラジエター交換(保証期間内で無償交換)となり、遠出もできず、のらりくらりの長い休日でした。

唯一晴れた16日に調整し直したGPDとBKP150の確認作業をしました。

その際とった土星です。

20170816_203830_14mm

【撮影データ】
2017年8月16日 20時38分
BKP150+Or14mm拡大撮影
合成焦点距離=3400mm(推定値)

QHY5P-II 800×600 500フレーム
Registax6で250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

接眼レンズと撮像素子間を若干離したことで、合成焦点距離が伸び、大分よくなった感じです(気流もよかったのか)。

ちなみにOr5mmもトライして見ましたが、拡大率が大きすぎて導入困難な結果になり、その際の地上の画像でも解像度がよさそうに見えず、取りやめです。

今回の組み合わせがよさそうです。

2017年7月23日 (日)

木星/土星のニワトリ

月の巡り合わせも悪く、星雲などの撮影には向かない時期の帰省でしたので、木星/土星のニワトリです。
色々試した結果、安物Or14mm接眼レンズを使った拡大撮影に落ち着きました。
まずは木星。
予報で確認したときはだめかなと諦めていたのですが、やっと大赤斑入りの構図でとれました(ちょっと端のほうですが)。

2017_07_16_202304

【撮影データ】
2017年7月16日 20時23分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

次は同じ日に撮った土星。

210308435_2

【撮影データ】
2017年7月16日 21時03分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

同じくカメラをモノクロに替えたバージョン

211637374

【撮影データ】
2017年7月16日 21時16分
BKP150+Or14mm拡大撮影
QHY5L-IIM 640×480 500フレーム
Registax6で300フレームをコンポジット、ウェーブレット処理

両者を比較しても解像度にはそれほどの差はなさそうに見えます。

2017年6月 9日 (金)

木星の拡大撮影のつづきと近所の蛍

遠征明けの5月28日は、庭撮りで木星の拡大撮影をしました。

前回までの撮影でなんとか絵になった感じですが、大赤斑が写っていないのでなんかアクセントがありません。

なんとか、大赤斑を写したいと、予報サイトで調べ、大赤斑が見えているのが19時~21時頃だということで撮影に挑戦したのですが・・・。

撮影準備中に犬の散歩から帰って来た息子が、蛍が飛んでいるよ、結構多くて見物人が出でいるくらいだと言うので、準備を中断し、蛍見物へ。

家から数十mの農業用水路に結構な数の蛍が飛んでいるのを見て、慌ててカメラを取りに帰り、撮影もしました(写真データの転送忘れで、手元にないためアップできず)。

今の自宅は、30年以上前に開発された住宅団地なのですが、その外れで、家1戸先には田んぼが広がっているようなところです。

引っ越してきた頃(11年ほど前)には、たまに数匹が見れる程度だったのですが、今年は地元の方で幼虫の放流をされたみたいで、結構な数が神秘的な黄緑色の光を点滅させながら飛んでいるのを堪能できました。

この話を聞いて、次の日、孫達が見物に泊まりに来たときは、自宅の庭先にも1匹飛んできたそうです。

この中断で、結果的に木星の撮影を開始したのが21時頃となってしまい、ごらんのように大赤斑は写っていません。

それと、今回は接眼レンズをOr14mm(新たに調達したもの)→K20mm(SP赤道儀入手の際についていたビクセン100mm反射の付属品)に替えたのですが、どうもOr14mmの方が若干ですが解像度は良さそうです。

20170528_205115532

【撮影データ】
2017年5月28日 20時51分
BKP150+K20mm拡大撮影
QHY5P-II 640×480 1000フレーム
Registax6で250フレームをコンポジット、ウェーブレット処理