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2018年6月 4日 (月)

ステラショットの試用

昨日書きましたが、以前には「高いからいやだ」とか、「アストロアーツの製品は使いたくない」とか書いていたにも関わらず、ステラショットを試してみました。

理由は、

  1. SEII赤道儀での自動導入の精度がイマイチで、写角の補正に時間がかかってしまうこと。
  2. 使用しているパソコン(Let's Note)の消費電力が大きくバッテリー容量的にきついこと。
  3. 電力消費を抑えるために購入したタブレット型Windowsパソコン(Asus TransBook Mini)では、PHD2とDigiCamControlの同時稼働では負荷が大きく露出タイマーが正常に機能しないこと。

です。

Asus TransBook Miniは、低消費電力型で、一晩充電なしで使えるくらいなんですが、如何せん能力は低く、DigiCamControlの露出タイマーのカンウトダウンが途中で止まってしまい使い物になりませんでした。

<Asus TransBook Miniのスペック>
CPU Atom x5-Z8350 (1.44GHz)
メモリー 4GB
ハードディスク 64MB(eMMC)
OS Windows10 Home 64bit
ディスプレイ 10.1型 1,280×800

そこで、オールインワンの「ステラショット」ならなんとかなるかなと思っての試用です。

Dsc_0226
体験版をダウンロードし、起動、カメラ、QHY5L-Mと接続は無事にできたのですが、肝心のSEIIとの接続がうまくいきません。

USB-シリアル変換ケーブルを認識していません。

USBハブ経由がいけないのかと思って、直接パソコンのUSBポートに接続するとチャント認識してくれました。

ただ、これではパソコンのUSBポートは1つしかありませんからなんともなりません。

ところが、もう一度USBハブ経由につなぎ直してみると、今度はうまく認識してくれ、SEIIとの接続もできてしまいました。

なにが原因なのかわかりませんが、とにかく接続できるようになり試験実行です。

導入、補正導入、オートガイド、撮影とも順調にクリア、正常に動作することが確認できました。
操作上、いくつかの「?」がありますが、まあ実用的には問題なさそうです。

DigiCamControlで問題となった露出時間は設定どおりに動きました。

Stra_s02

画面の露出時間が117.1secとなっているのは、露出時間設定を120secとし、カメラ側で露出ディレイを3秒入れているためです。

ステラショットは、この露出ディレイには対応していませんが、露出時間設定を+3secとすれば特に問題はありません。

デザリングも試してみました。

Stra_s01
移動幅2pxの結果で、ちゃんと機能しています。

移動幅はもっと小さく1pxでもよさそうです。

いくつかの「?」について(よくよく調べたり、メーカーに問い合わせたりしていませんので、私の勘違いもあるかもしれません)。

  • ディスプレイがワイドであることを前提としているためか、1024×768のLet's Noteでは、ガイド画面の露出時間調整バーが短く調整しにくい。
  • カメラ連携で、保存画質選択が、JpegかRAW+Jpegで、RAWのみを選択できない。後の処理で不要なJpegファイルが鬱陶しい。
  • 多枚数撮影時に、画像が転送されるごとに再生画面が表示されてしまい、ガイド画面へ戻す操作が必要。この機能のオン/オフの設定はなさそう。

使用されている先輩方もおっしゃっています「補正導入」は秀逸です。これがあれば、本撮影前に導入・試写・補正を繰り返す時間が大幅に短縮されそうです。

さあ、後は金35,000円をはたいて購入するか、それとも、バッテリーの増設でお茶を濁すか。

「補正導入」に心が動き、どうも心はステラショット購入側に傾いています。

ただ、Ver.1.5と言うのが気になります。

このメーカーの前歴をみると、1.5と言う中途半端なバージョン番号は、早晩整理されて2が出されて、前版へのサポート終了(対応カメラ等については問題ないが、天体情報の更新がなくなるのは痛い)となることが予想されます。

とすると、今買って(35、000円)、近い将来の新バージョンへの移行(特典として18,0000円?)で計53,000円を出費するか、近い将来(来春?=あくまで私の予想です)まで待って、35,000円で済ませるか、悩みどころです。

2018年4月29日 (日)

Japanist10到着!!

先日書いた、Japanist10が本日到着しました。

Jp001

うれしいことに専用のキートップシールがついていました。

Jp002

と言うのも、今まで使っていたキートップシールは自作のもで、擦れて読めないものも出てきていたからです。

Jp003

かな配置はほとんど覚えていますので、ほぼブラインドタッチが可能なのですが、アルファベットがたよりないのです。

後で思い出したのですが、Windows10へ無償アップグレードした際に、Windows7へ戻した最大の原因は、この「快速親指シフト」と言う106キーボードを親指シフトキーボードにエミュレートするソフトが動かなかったことでした。

ネットでは、このソフトについて、
・高い
・Japanist2003の環境(辞書など)が引き継げない
などの批判もありますが、親指シフトキーボードエミュレーターで、ひらがな入力する私にとっては最大の朗報です。

MS-IMEを使っている人からみると、Japanist(古くはOAK)は、癖がありWindows上では動作も不安定ですが、私にとっては動作の不安定さは覚悟の上ですし、MS-IMEでは、動作が異なるためローマ字打ちのストレスに加え、変換動作で戸惑い、イライラしてまともに文章が打てません。

Windowsの初期にOASYSと言うソフトの付属品としてスタートした(当時はOAKと言っていた)ソフトをXP,7と長年サポートし、有償とは言えWindows10でも動くものを出してくれたことに感謝感激です。

これで、もう一生(そんなに長くないはずなので)かな漢字変換ソフトで心配することはないことがうれしいんです。

世の中、ローマ字打ちが一般的ですので、この気持ちは普通の人には理解してもらえないでしょうが・・・・・。

2018年4月27日 (金)

4月の撮影行(5) (アンタレス付近)とメモリ増設の顛末

今回の撮影行のメイン対象、アンタレス付近をFSQ85+D810Aと180mm+D610で狙ってみました。

180mm+D610は、広い画角をいかして、より広い範囲を2枚モザイクで撮影したのですが、広い画角はカブリの影響を受けやすく、上下のモザイクが失敗で、つなぎがうまくいきません。

左右のモザイクで再度挑戦です。

で、今回は、FSQ85+D810での「アンタレス付近」です。

Anta_800
【撮影データ】
2018年4月20日 小石原焼伝統工芸館駐車場
FSQ-85EDP フラットナー1.01
Nikon D810A
GPD赤道儀(自作2軸モータードライブ化)
Ai Nikkor135mm f2.8ガイド鏡 + QHY5P-II + PHD2 Guiding
ISO 2500 露出240秒 × 24枚
SI8でフラット/ダーク補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整

【オリジナルの1/3画像はここ】

多彩な色がある空間で、どんな色で仕上げたらいいのか・・・・・。

何回か試行して見ましたが、なかなか難しいです。

それと、24枚をSI8で処理したのですが、べらぼうな時間が掛かってしまいました。

どうもメモリ不足で仮想メモリを使っていることが原因みたいです(内部メモリは12GB)。

やっぱりD810Aのデータが大きいんです(D610が33MB/枚に対して45MB/枚)。

ならば、今後のことを考えて内部メモリを増設しようとしたんですが、ここでいつものドツボにはまってしまいました。

内部メモリを12GBから24GBに増設したのですが、なんと使用可能は16GBと表示されます。

あわてて調べてみると、私の使っているWindows 7 Home Premium(64bit)で扱えるメモリの最大は16GBととのこと。

Windows 7 Professionalにすれば192GBまで扱えるのですが、いまさら後2年の寿命のWindows7をアップグレードする気にはなれません。

そこで、Windows 10へ移行することを考えてみました(他のパソコンで使ってみて、それほど違和感もなくなってきましたので)。

これも調べてみると、有償版Windows10は、新規インストール用となっていて、アップグレード版が見当たりません。

さらに調べてみると、終わったはずの無償アップグレードがいまでもできるとの情報があり、手順どおりやってみたら、すんなりアップグレードできてしまいました。

不思議に思い、マイクロソフトのサイトで調べてみたら、こうゆうことでした。

無償期間中に一度でもアップグレードを行っているパソコンに限り、その後Windows7へ戻していた場合でも、再度アップグレードが可能(クリーンインストールも可能?)とのこと。

ライセンス認証は、同一ハードウェアであれば、自動的に認証されてしまんうだそうです。

ものは試しと、一度無償アップグレードしておいたのが幸いしました。

と、ここまではよかったのですが、私のかな漢字変換は、前にも書きましたが「Japanist2003」+親指シフトエミュレータです。

Windows10+Japanist2003では親指シフトエミュレータが動かないんです。

FM-TOWNSから慣れてきた親指シフトが使えないと、日本語入力が不便で仕方がありません。

Japanistでさらに調べると、Windows10用にJapanist10がリリースされているとのこと。

この記事は、途中で見つけたフリーソフトを使って書いていますが(結構よくできています)、Japanist2003を十数年サポートし続けてくれたメーカーに敬意を表して、購入することにしました。

結果的に、D810Aを導入したことで、メモリ(14,980円)+Japanist10(8,904円)で計23,884円の出費となってしまいました。

さて、本来の目的であるSI8での処理時間は、なんとか仮想メモリを使うことなく、通常の処理時間(それでも結構時間はかかりますが)で終わりました。

メモリ使用量は、SI8でD810Aのデータ24枚を処理すると20GBほどが消費されるようです。

SI8はなんともメモリの大飯喰らいです。

2018年4月 1日 (日)

PHD2+DigiCamControlでのディザリング

前回からの撮影で使うようになったディザリングについてです。

以前から、この二つのフリーソフトでディザリング撮影を自動的にできることは知っていたのですが、以前の主力機であったD5000ではバルブ撮影が直接できないこと(リレーを介せば可)から、使っていませんでした。

先輩方のブログでディザリングを使われている事例を見る機会が多くなったことと、主力機がD7100,D610,D810Aに変わり、DigiCamContorlで直接バルブ撮影できるものに変わったことから、パソコンでカメラをコントロールするようになっていました。

DigiCamContorlを使って撮影すると、ISOの設定を始め、ほとんどの項目をパソコン上から設定できますし、ピント調整時のライブビューはもとより、撮った画像の確認もパソコン上の大きなディスプレイでできますので、便利さを実感していました。

こうしてパソコンからの操作になれてくると、同じ組み合わせでできるディザリングもやってみたくなった次第です。

使い方はいたって簡単で、まず、PHD2の設定で、

Phd2001_01
メイン画面の「ツール」メニューの「サーバーを有効化」にチェックを入れます。

次に、脳味噌マークをクリックして「詳細設定」画面を開け、「全体」タブの「Dither Setting」の項目を設定します。

Phd2002_01
ディザリングの方法はランダムとスパイラルが選択可能です。

スケールは、動かす最大の大きさ(疑似乱数でこれを越えない値で移動量を決定)で多分単位はピクセルだと思います(想像、私はここは「1.0」にしています)。

以上でPHD2側の設定は完了です。

次に、DigiCamControl側の設定ですが、事前の設定項目はなく(デフォルト)、メイン画面で「月星マーク(Astronomy)」を選択して、バルブ撮影メニューで、

Phd2003_01
「PHD Guiding」の項目で「Move1~5」を選択します。

このMove1~5は、先のPHD2のスケールと掛け合わされて移動量がきまります(推測です)。

後は、普通に露出時間とインターバル時間を設定して撮影を開始すれば、撮影終了時にディザリング信号が入り、PHD2の画面(グラフ)上に「ディザー」の文字が表示されます。

なお、DigiCamContorl側の「Wait for PHD(sec)」の項目で、ディザー後のPHD2側のガイド安定待ち時間を設定することができます。

「Automaticaly PHDGuiding after photo captured」については、よくわかりませんのでチェックをいれたことはありません(ディザー後のガイド安定を待って自動的に撮影を開始する機能なのかも?)。

私の設定は、撮影インターバルを5秒、ディザー後の安定待ちを25秒、計30秒+撮影ディレイ3秒(カメラ側でのカウントですが、DigiCamControl側でのカウントは、これを考慮してやってくれます)入れて撮影しており、SEⅡでは今のところうまくいっています。

GPDでは、先に書いたように赤緯側の反応が鈍く、かつバックラッシュが大きかったので、安定までに時間が掛かりすぎてうまくいきませんでした。

ディザリングを有効にするためには、バックラッシュを小さく抑えることが必須です。

なにはともあれ、ディザリングの効果は有りそうで、前回の撮影での画像をみると荒れ抑制には役立っていると思っています。

これで、SEⅡでの撮影では、使用するパソコン上でPHD2、DigiCamControl、ステラナビゲータと3つのソフトが動いている状態で、パソコンの負荷が心配なんですが、今のところ支障なく動いています。

2018年3月20日 (火)

トールのハンマーではなくトールの兜

3月17/18日に3月の2回目の遠征に行ってきました。

当日のGPV予報では、夜中には雲がでる予報だったのですが、新月期を逃せないと、途中での撤収も覚悟して出かけました。

撮影開始時と夜半に薄い雲がかかりましたが、薄明開始までほぼ一晩中撮影することができました。

まずは、前回不発だった、トールのハンマーにではなくトールの兜からです。

_800
【撮影データ】
2018年3月17日 小石原焼伝統工芸館駐車場
BKP150 + TC16A(×1.6)
Nikon D7100(レス改) + HEUIB-II FFフィルター
New スカイエクスプローラ SEⅡ赤道儀
D60mm F240mm ガイド鏡 + QHY5L-M + PHD2 Guiding
ISO 25000 露出360秒 × 20枚
SI8でダーク/フラット補正+コンポジット、CaptureNX2で画像調整(傾き調整分だけトリミング)

【オリジナルの1/2画像はここ】

夕方、薄明終了直後、南中後の南西の空(久留米方面の光害がある)と言う悪条件下での撮影です。

私の処理のまずさも手伝って、独特の色が出ていません。

また、前回撮影から、PHD2+DigiCamControlでのディザリング有りで撮影していたのですが、操作ミスで、この対象だけディザリングなしになってしまっていました。

撮影のカメラ操作にDigiCamControlを使うとPHD2との連携で、自動的にディザリングできると言う機能は前から知っていたのですが、前回から本格的に使い始めてみました。

結果としては、コンポジット後の画像で縞模様が見えなくなりましたし、なんか荒れも低減されているような気がして、今後はディザリングありを基本にしたいと思っています。

ただ、ディザリングありにすると、赤緯側のバックラッシュ大きいと、ディザリング後のガイドが安定するまで時間が掛かる場合が多く、SEⅡはそれほど目立たないものの、特にGPDでは要調整です。

2016年10月 3日 (月)

インターネット関連費用の節約

9月の帰省では天体写真は全く撮れず、画像処理の練習も一段落で、することがなくなり、11月初旬の帰省が待ち遠しい限りです。

ここ数日インターネット関連の費用について見直しをしていました。
と言うのも、会社の都合で11月に今の単身赴任で生活している会社寮を引っ越すことになったからです。

<現在の環境>

固定回線・・・・フレッツ光ネクスト(OCN)
モバイル・・・・OCNモバイルONE(+IP電話 スマートフォン)

この固定回線をどうするかが検討の主題です。

引っ越し先にそのまま移転するのも候補ですが、移転工事費が発生する可能性があること、通信料が高いことから、他の安い手段へ乗換えたいと思い立ちました。

検討の条件としては、
・約1年後には退職し、自宅での生活になるので、以降は不要となり、2年契約縛り等は違約金がかかる。
・インターネットの通信量は、モバイルを含めて少ない(動画はほとんどなし、ゲームは皆無)。

固定回線の移設かWiMAX等への乗り換えで検討していたのですが、固定回線の移設はもともとの基本料金が高い、WiMAX等は通信料が2,800~3,500円と安くはなるが、2年縛りがほとんどで解約金が14,000円必要であり、解約金を月割りで比較すると固定回線の移設とほとんど変わりないことになります。

スマートフォンのOCNモバイルONEのテザリングで凌ごうかとも考えたのですが、ドコモスマートフォンとOCNモバイルONEではテザリングが出来ないとのことです。

そこで見つけたのが、現在スマートフォンで使っているOCNモバイルONEの通信容量シェアオプションです。

これは、本契約の通信容量内で複数の通信端末(SIM)を使えると言うもので、約500円/枚/月(税込み)の費用で済みます。 これで試算すると、
基本通信料・・・・1,050円/月
050plus・・・・・・・・ 300円/月
データSIM・・・・・・ 450円/月
-----------------------------
計・・・・・・・・・・・・1,800円/月(税込み 1,944円)

これにモバイルルータ15,000円程度 + 追加SIM料金1,944円の購入代金を1年で償却すると考えても 1,950円 + 1,412円 = 3,362円/月で済ますことができますし、契約手数料、解約違約金、年契約縛りはありません。

ちなみに現在の料金は、
固定回線・・・・・・・・・・・4,863円/月(税込み)
OCNモバイルONE・・・・・888円/月(税込み フレッツ光割り適用)
------------------------------
計・・・・・・・・・・・・・・・・・5,751円/月
で、5,751 - 3,362円 = 2,389円/月の節約ができそうです。

問題は、110MB/日の容量制限で、スマートフォン + 固定回線分の通信をまかなえるかですが、スマートフォン側での使用実績は平均30MB/日で容量の大半を翌日繰り越している状況ですので、大丈夫そうです。

次は、モバイルルータ探しです。 NECのSIMロックフリーの本格的なものから中華製の安い商品まで、バラエティ豊富ですが、なかなか私の目的にぴったりのものは見つかりませんでした。

そろそろ、中華製の安い商品にしようかとあきらめかけていたところに見つけたのが「ピクセラ PIX-MT100」と言う商品です。

SIMロックフリーで、LTE対応(3Gは非対応)、パソコンのUSBに差して使うタイプです。

14,298円(by Amazon)と中華製に比べ、ちょっと高めですがピクセラと言うメーカは、キャプチャーボードで2世代10年以上つきあっていますし、パソコンに差しても、モバイルバッテリーやACアダプターに差しても使えるなど、私の目的にぴったりだったので、これに決めました。

Dscn0031

ノートバソコンに差した図、結構でかい。

商品到着後、スマートフォンで使っているSIMを入れて使ってみたのですが、ちょっと大きく差したままでの収納は不可と言う以外、通信速度を含め満足出来そうです。

但し、電源が5V1.2Aを要求していますので、Wifiを使うとパソコンのUSB2.0では不安定になるかもしれません。

スマートフォンの時買った大容量バッテリー(置くだけ充電対応 出力最大5V 1.5A)が、ほとんど使う機会なく、眠っていますので出番となるかもしれません。

Dscn0033大容量バッテリーに差した図、これで通常のバッテリー付きモバイルルータの出来上がりですo(^_-)O。

2016年9月 5日 (月)

方針をあっさり変更、ステライメージ 7の導入

ステライメージ 6を購入して、使い方もよく分からず試行錯誤していた2012年の冬、突然ステライメージ7へのバージョンアップとVer.6のサポート終了の案内、購入して3カ月で旧版と化してしまったことに憤慨し、またそのころ見つけたフリーソフトDSSの使い勝手の良さから、もう二度とStera Imageには戻らないと心に誓っていました。

ところが、本格的に天体写真撮影ができる機材が揃ってくると、皆さんが使っているステライメージ7が気になって仕方ありません。

再度、ステライメージを使ってみると(私の手持ちカメラではD5000のデータしか読み込めません)、全然判らなかった使い方が、少しは分かるようになって、それなりの画像も出てくるようになってきました。

そこで、あっさり方針を改め、ちょっとした臨時収入があったのを機会に、D610やD7100も読めるSI7をポチッてしまいました。

ひととおり使ってみたところでは、やはりDSSのUIの方が格段に勝っていることは確かですが、DSSの最大の欠点、「色が消える」は解消できますし、各種フィルターを使った効果はあると思えます。

でも、コンポジット作業(ダーク、フラット補正を含む)のUIは、DSSの方が格段に使いやすいと思います。

と言うか、Stera ImageがなんでこんなUIとしているのか理解できません。きっと私には理解できない理由があるのでしょう。

まあ~天文関係を商売にしている会社の製品で「周辺光量低下」を「周辺減光」と平気で表記している程度ですから・・・・・・・・・(そんなら使わなきゃ言いといわれそうなのでこの辺で)。

今回SI7で処理し直したものと今までの方法のものを掲げておきます。

【DSS + Capture NX2】

Amie_2

【SI7 + Capture NX2】

Amie2_2 

色調がケバくなってしまい、また、ブログ用に800×500へ縮小していますので、見た目の差はわかりません。
でもなんとなく、星像は締まった感じがしているのですが。

まあ、処理ソフトを替えただけで、見違えるほどきれいな画像が出来上がるはずはありませんね。

それと、このアップのために過去記事を見直していたら、網状星雲の表記が東西南北入り乱れていました(東西に統一修正しました)。

処理手順は、SI7でフラット、ダーク処理後コンポジット→スターシャープ→星マスク作成→マルチバンドシャープ等のフィルター処理をした後、tiff(16bit)でCapture NX2に渡し、彩度調整などの最終調整をしたものです。

SI7を使っても、やはり最終調整ではCapture NX2の出番です。

ブラックコントールポイントで背景色を含む全体のカラーバランスを再調整し、カラーコントロールポイントを使って星雲などを強調する調整を行って仕上げています。

この、Capture NX2のコントールポイントの使い勝手の良さ(簡単さ)になれてしまったので、もうアップデートサポートのないソフト(まだ販売していますから、正確には旧ソフトではないですが)になってしまいましたが、手放せないソフトです。

2015年8月23日 (日)

パソコンの電源

PHD Guidingを使うためには、パソコンが必須となり、その電源の確保が必要になります。
通常ですと、12Vバッテリー → インバータ → ACアダプター → パソコンとなり、インバータで一端交流に変換し、その後ACアダプタでDC17Vに変換するため、それぞれで変換ロスが発生し、無駄な電力を使ってしまいます。
そこで、12Vバッテリー → DCDCコンバー → パソコンとすることで、ロスを少なくすることにしました。

適当な昇圧型DCDCコンバータを探して見たところ、「DCCSU3-35V」と言う製品を千石電子で見つけ、使うことにしました。

20150801_1515_2バソコン側端子は、使わなくなった「Let's Note CF-T2」のものを切断して使用しています。

DCCSU3-35Vは可変型ですので、これを調整し17Vで使用しています。

※どこで勘違いしたのか、正規のACアダプターの出力は16Vです。


定格は入力側が20V以下で75Wとなっていますが、電流計で計測したところ、PHDGuiding中で、12V入力で1~1.5A、18W程度と余裕を持って使用できるみたいです。

前回の撮影遠征で使用しましたが、特に問題なく動作しました。

2015年3月11日 (水)

DigiCamControl + WU-1b

今回はDigiComControlの無線化に挑戦です。

D610に接続できるWT-1bを使えば、WiFi接続でき、かつDigiCamControlもVer1.2.50.0からWT-1a/bをサポートするとのことで、せっかく5mのUSB延長コードを買ったのですが、無線になれば格段に取りまわしが楽になると思い、挑戦しました。

この組み合わせについては、Webで検索しても日本語サイトはほとんどヒットせず、

  • DigiCamControlは、Ver.1.2.50.0以降でWT-1a/bをサポートすること。
  • 画像の転送が非常に遅くRAWでは10秒程度かかり、実用的ではないこと。
  • WT-1a/bの接続が不安定かつ電池消費量が大きいこと。 くらいしか、情報がつかめません。

不安いっぱいですが、WT-1b自身がそんなに高くないこともあって、目算のないままの挑戦です。

WT-1a/bとの接続時の初期設定等がわからない状態での導入となりました。

使用したバージョンはVer.1.2.67.0 最初にインストールしたVer1.2からさらに進化している感じです。

天体写真撮影用のメニューは変化がありませんが、LVでは、Focus Stackingが進化し、より使いやすい感じです。

従来のFocus Stackingは「FOCUS STACKING SIMPLE」となり、「FOCUS STACKING ADVANCED」なるメニューが追加されています。

新しい「FOCUS STACKING ADVANCED」では、遠近の両端をロックすると撮影枚数又はフォーカス送り量のどちらかを選択すると、もう一方を設定してくれる仕組みになっており、以前より便利になりました。

反対に従来と同じメニューの「FOCUS STACKING SIMPLE」は、前のように遠近の両端をロックするとエラーになってしまい、使い方がわかりません。

001DigiCamControlのスクリーンショットです。

カメラの操作は、撮影モードダイヤル(A,S,M等)、レリーズモードダイヤル(連写等)で設定する事項などの操作はできませんが、撮影時の操作は大方出来てしまいます。

さて、肝心のWU-1bとの組み合わせですが、その接続手順は、

  1. パソコンとWU-1bとの接続を行う・・・Windowsのネットワーク接続からの接続で可。
  2. 接続した状態で、DigiCamControlを起動して、WifiのメニューにあるWU-1a/bとの接続を使って接続

以上で接続設定はWPSを使用し、WU1-1b本体のボタン操作で簡単に接続できました。

※DigiCamControlの接続機能では、PC←→WU-1b間の接続はやってくれないみたいです。

撮影のメニュー、操作ともUSBケーブル経由と全く変わらなく操作可能です(全てを試した訳ではありませんが)。

ニコン純正のスマートフォンアプリのWireless Mobile Utilityでは、ほとんど操作を事前にカメラ側で行っておく必要があり、お遊びレベルのアプリで、私にとっては、なんら実用的ではありません。

早速、Focus Stackingで撮影を試みました。

LVを選択すると、Focus Stackingが選択可能となり、「FOCUS STACKING ADVANCED」を使う場合、遠近の両端をロックし(近→遠の順序)、設定したフォーカス刻みでの撮影枚数が自動セットされ、撮影が開始できます。

003但し、2~3枚撮影したところでTransferエラーとなり、その後の撮影が出来なくなってしまいます。

案の上、データ転送時に接続が切れやすいみたいで、ほとんど実用になりませんでした。

これは、Web上でもWU-1a/bの問題として、いろんなところで報告されており、DigiCamContorolの方の問題ではなさそうです。

ちなみに、天体写真撮影メニューを使って、Bulbモードで長時間繰り返し撮影する場合は、データ転送をしなければ、接続エラーは発生せず、順調に作動します(データの保存を「カメラ本体のみ」とし、データ転送しない場合)。

Focus Stacking はLV上の動作であり、LVの場合、「カメラのみにデータ保存」を選択しても、表示のためのデータ転送が行われるため、「データ転送なし」として、エラー回避をすることができません。

ただし、短い時間(3~5分)ですが、LVでのピント合わせ等の操作中では、接続が切れる等の問題は発生しませんでした。

あくまで、画像データ転送中に切れやすいみたいです。

天体写真では、あえてデータ転送する必要はないし、ましてピント合わせ時を除きLVで撮影する必要はないですから、私の主な使用目的である天体写真撮影時では、致命的問題とはなりませんが、なんとか安定したデータ転送が可能になってほしいものです。

WU-1b本体の設定で、スリープとなる時間を初期値の300秒からスリープしないに設定しても、若干安定したかとも思いましたが、途中でエラーとなることには変わりありませんでした(WU-1bの設定を変更するにはスマートフォンからwireless Mobile Utilityを使う必要があります)。

確かに、データ転送ができれば、1枚毎に写真の評価(構図や追尾精度等)が可能で、1連の撮影後(30分~1時間後)に確認したら失敗でした、とならないためには、各コマ毎にデータ転送ができた方よいのは当然で、現況では、多くの場面でUSB有線を選択することとなると思います。

※純正のCamera Control Pro2について 現在試用版ダウンロードページにある取扱説明書で見る限り、Bulbモードでのインターバル撮影はできないとのことです(まして、WU-1bはサポートされていません)。

これは、Camera Control Pro2でのインターバル撮影は、スケジュールやレリーズがCamera Control Pro2によって動作するのではなく、カメラ側の動作に依存しているため、カメラ側の動作では、Bulbモードにするとインターバル撮影は選択できないからだと思われます。

天体写真撮影用としては、DigiCamControlの方がはるかに使いやすいと思います。

DigiCamControlでの天体写真撮影時の注意点としては、

  1. 撮影間隔を2秒以下にすると、タイミングによっては、1枚分が動作せず、抜けてしまうことがある。
  2. ミラーアップ撮影はできない(外部トリガーでの撮影で可)。
  3. WU-1b経由ではデータ転送をすると転送エラーとなり、その後の撮影を失敗する可能性が高い。
  4. USB経由(有線)でもデータ転送を行うと、撮影間隔が延びてしまう(5秒程度)。

くらいで、前にも書きましたが、スクリプトにより露出時間や感度を変更する制御が可能で、充分実用的だと思います。

004天体写真撮影用メニュー「☆」マークを選択した場合の、スクリーンショットです。

必要にして充分な機能が盛り込まれており、外部シャッターでの制御も選択でき、スクリプトによる制御など至れり尽くせりの感があります。

2015年3月 1日 (日)

Windows7 再インストールの顛末

使用中のハードディスク(160GB)が不調で、スタートアップ異常が連発、起動が遅く、HDDのチェックでも「注意」となるなどしたため、思い切って、ハードディスクを換装することにしました。

この手の作業では、いつも行き当たりばったりで苦労した上、データの消失や動作不良等があったので、事前に充分準備し、手順を確立したつもりで望みました。

目標は、

  1. IEでの各種サイトへのログインID、パスワードの引き継ぎ 
  2. PIXELAのTVキャプチャーボードの録画データの引き継ぎ 
  3. メールソフト(Thunderbird)のアカンウト設定の引き継ぎ

以上が行えることし、その手順について、事前にWeb等の情報を集め、確認して望みました。

換装したHDDは、システムを入れるドライブを大容量のものにしたくなく(=なにをやるにしても時間がかかるのがいやで)、200GB程度の容量のものが欲しかったのですが、現在は1TB以上が主流で、容量が小さいHDDが入手困難な上、SSDでもそこそこ値段が安かったのでSDDにしました。。

SSDは200GB程度あれば安心だったのですが、値段もはることから、CFDの128GB(=8,000円程度)のものにしました。

128GBだと普通にWindows7をインストールした場合、容量が心もとないので、システムドライブの容量を節約する目的(=後日の再インストールの手間を省く意味からも)で、マイドキュメント等はDドライブへ移行することとしました。

さて、実際の換装作業ですが、現状のHDDがスタートアップ異常を連発していることから、クリーンインストールとしてはじめました。

最初のつまずき SSDなので、BIOSでATAのモードをIDE→AHCIへ変更してインストールを開始すると、Windows7のインストールがファイルの展開の途中で止まってしまうと言う現象が発生。

数回トライしましたがだめで、結局IDEのままでのインストールになりました。

その後、AHCIモードへ変更は以下の手順でできました。

  1. regeditで"HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci"の Start を0に変更。
  2. 再起動
  3. BIOSにてAHCIに変更・・・この変更で、ブートドライブの優先順位が変化(USB HDDが最上位になる)しているので、再度HDDへ変更が必要。
  4. ログイン後、再起動を求められるので再起動・・・この時も起動しない場合はブートドライブの優先順位が違っているみたいです。

次は、 Windows7のインストール途中でのプロダクトキーの入力で拒否されてしまいました。

これは、持っているWindows7がアップグレード版であり、クリーンインストールが認められていないことが原因と判明。

これは何とかクリアしましたが、この間にも数回のインストール作業のやり直しをやってしまいました。

その次は、 日本語変換ソフトのJapanist2003のインストールで、このソフトはオリジナルでは64bit版に対応しておらず、アップデートで対応しているため、オリジナルをインストール後、ダウンロードサイトにある最終バージョン(U012)でアップデートを行ったのですが、「インストールされていない」と言うメーセージでアップデート出来ない現象に遭遇。

ここでも複数回のWindows7の再インストールを行ってしまいました。

動作した手順は、

  1. オリジナルのインストール
  2. 最初の64bit対応アップデートである「U011」でアップデートを行う    U011のデータを持っていてよかった(=現在のjapanistのダウンロードページには見当たらない)
  3. 最新アップデートである「U012」のアップデートを行う です。

結局、延べ12時間の悪戦苦闘の結果、何とか換装前とほぼ同じ環境を構築し直したのですが、目標とした3項目については、

  1.  ×・・・IEのエキスポート、バックアップソフトでもうまくいきません。・・・その後のオートコンプリートもうまく動作せず、インターネットオプション→コンテンツ→オートコンプリートの設定でオートコンプリート履歴の削除で全部を削除して、あらためて覚えさせることになりました。
  2.  ×・・・XP時代の引き継ぎ手順を準用したためか、全くだめで,あきらめて削除してしまいました。設定ファイルは見つけたはずでしたが、再インストールではその場所が作成されず、解決方法はわからないままです。    XP版とWindows7版(特に64bit対応版)でデータの管理方法が変わっていることが原因と思います。
  3. ◎・・・専用ソフトを使用しませんでしたが、全く問題なく引き継ぎ完了です。Thunderbird -ProfileManagerでプロファイルを作成し、Dドライブに作成したフォルダを指定して移行した後、再インストール後、同様にプロファイルを作成して、当該フォルダを指定することで完了です。

と、1勝2敗と散々な結果で、非常に疲れました。

結論・・・2度と再インストールしなくて済むよう、バックアップをとる事を心がける事にします。

なお、128GBの容量に納めることについては、マイドキュメント、ダウンロード、マイピクチャ等をDドライブに追いやり、ThunderbirdのメールフォルダもDドライブにすることで、128GBの半分以下の使用量でインストールが完了しました。

おまけとして、BIOSのアップデート・・・f2→f9を行い、併せてwindows上でBIOSの確認・変更ができるtouch biosなるソフトも試してみましたが、長年見慣れた従来のテキストベースの方が分かりやすく感じています。

PowerDVD11のオリジナル媒体を紛失してしまい、DVD、BDの再生ソフトをなんとかしないといけませんが、先送りです。